こんばんは。先日は、福島県内の避難所へ送るための肌着や食料の支援のメッセージを掲載させていただきました。きょう、支援の呼びかけをしている地元NPO代表の西本由美子さんに会って来ました。日本サッカー協会があるJFAビル(東京・本郷)の日本サッカーミュージアムでは、西本さんからの呼びかけ、またサッカーファミリー有志による支援物資の仕分けと集積が行われていたところです。
全国の女性の会などからも多くの新品の下着が届けられています。(みんカラのブロガーの方も男性が多い中、エールを送ってくださり、ありがとうございます!)またサッカー有志の
Football saves Japanでは、女性用の他に男性用や子供用の下着、靴下、衣料、おむつ(大人用と子供用)やおしり拭き、衛生用品等の支援を呼びかけています。 集められた物資はベガルタ仙台とそのサポーター有志によって、被災地へと届けられます。
西本さんは、2日、3日の両日福島の郡山やいわきにある避難所に行って、現場の状況を見て来たそうです。一か所の避難所に数百人から千人の規模で避難しており、米や水、味噌は入ってきても、おかずに欠いている状況に残念ながら変わりはありませんでした。
若いお母さん達も多く、できれば化粧水や乳液といった基礎化粧品もご支援くださいとのこと。お化粧ができなくても、せめて基礎化粧品があれば、女性たちの気持ちが少しでも元気になれそうです。サンプル品でも良いそうですので、未使用の化粧品がいくつかあり、協力できる方がいましたら、どうぞよろしくお願いいたします!
4月中旬には福島の各避難所では、小・中・高校生を対象とした授業がはじまる予定です。鉛筆、ボールペン、ノート等の文房具が不足しているため、日本サッカー協会でも、本郷周辺で文房具支援のビラを配って協力を呼びかけています。
ところで、避難所ではパソコンの台数も非常に少なく、(ほとんどを自治体の人達が使い、住民たちはなかなか使う機会がないとのこと)またテレビも少ないため、いまだ家族の安否確認ができずにいる人たちがいるそうです。また避難所での生活も3週間を過ぎて、疲れきった顔をしている人が目立ってきたと・・・。
福島に限らずですが、全国で避難生活を送っている人たちはかなりの数にのぼっています。西本さんのご家族しかり、仕事を失い、これからどうしていいのか今後の生活に大きな不安を抱えています。たとえば、「3か月後には○○○する」といった今後の見通しについて、自治体なり、国から指針を出してほしい、そうすればなんとか皆がんばれるんじゃないかと西本さんは話します。たしかに、こんな時こそ国や自治体から安心させてもらえる責任ある言葉が切にほしいのだと思います。3週間が過ぎてもまだ被害の全貌が把握できない状況かもしれませんが、行政には被災者に対しての迅速な対応をお願いしたいです。
「私も地元のために何かやらなきゃ」と、西本さんは休む間もなく、連絡をとったり忙しく動き回っていました。
西本さんの活動を支援していくつもりですので、また何かありましたらブログで報告します!
≪支援物資の宛先≫
東京都文京区本郷3-10-15 JFAハウス 日本サッカー協会内
西本由美子宛
電話:03-3830-2004
Posted at 2011/04/04 21:00:22 | |
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東日本大震災 | 日記