日立 鉄道M＆A追及 運行管理・保守など重点

日立製作所は英国での鉄道事業が好調で、過去最高益を記録したようだ。

家電では、パナソニックやソニーの方が名が知られているが、日立は鉄道、発電などのインフラ、エレベーターとか重電や重工業などあまり名前が出ない企業である。


日立が英国で受注した都市間高速鉄道計画（ＩＥＰ）の新型車両「クラス８００」（同社提供）

鉄道においては車両製造と運行システム、電車のモーターでも有名である。
ＶＶＶＦインバーターの先駆けとなった東急９０００系。
車体は東急車輛だが、マニア心をくすぐる豪快なモーター音は日立製ならではのモノだｗ

９０００系は、かつては東横線のエースとして君臨した。今は大井町線で短い５両編成となり余生を過ごしているｗ

＞＞日立製作所
鉄道システムのページを見たら英語だったｗ

さて、
中国中車は２０１５年に世界１位の中国北車と２位の中国南車が合併してできた世界最大の鉄道車両メーカーだ。

＞＞安全神話も“捏造中”…中国新幹線、死亡事故「いまだなし」

だが、ほぼ中国国内向けで、外国向けは１割程度だそうだ。
まぁ、国が広いからねｗ

４月２０日

日立の鉄道事業「グローバルメジャー」なるか　運行管理や保守も絡めて差別化図る

鉄道事業も再編が進み、日本でもなじみのあるドイツ・シーメンスとＴＧＶのフランス・アルストムの事業統合が実現すれば、更に巨大企業の誕生となり、日立製作所との差は更に広がることとなる。

最早、売上高では到底太刀打ちできるものではなく、運行管理や保守事業を請け負うなど他社との差別化は必須であるが、むしろ得意分野なのではないだろうか。

海外では日本ほど過密ダイヤで運行してはいないよね。
ちょうど間引き運転程度のダイヤで通勤ラッシュを裁けるのであれば楽なもんだよねｗ

一方、得意のインフラ部門で、台湾の洋上風力発電システムを受注した。

５月１日

日立、台湾で洋上風力発電システム受注　海外で初、有力な市場

 調印式に出席した日立製作所の東原敏昭社長（右端）ら＝３０日、台北市内（共同）