
部品が届いたので、急遽作業となった
ニュートラルスイッチ不良のVWゴルフⅢ。
インヒビタスイッチとかマルチファンクションスイッチとかとも言う部品だよ。
何の疑いもなく部品発注、そして交換。
だがしかし!
相変わらずPレンジでエンジンが掛からない。
メーター上でも、セレクターの液晶表示が無認識だ。
誤診か、こりゃ困った。
部品が高いのだ。
ところが・・・Nレンジではエンジンが掛かるではないか。
これはどういうことだ???
古い部品の方では、どちらでもエンジンは掛からなくなっていた。
新しい部品ではPでは掛からないが、Nでは掛かる・・・。
この手の部品は、殆ど種類が無い。
下手をすると、VWの全車種で共通部品だったりする。
軽いマイチェンくらいでは変わったりしない。
形が変わることがあるが、対策部品になっているだけで、全部が変わるのだ。
もっというと、アウディや、ボルボあたりとも共通かもしれない。
スバルのように、細かく品番で分けてグレードが違うだけで、
別の部品とか・・・無駄な事はしないw
だから、カタチが同じだったとしたら・・・まず部品間違いは無い。
不良部品???・・・そんなの今まで一回も聞いたことないよ。
考えにくい。
クッソ解んねえ・・・。
どっか接触不良かなぁ・・・つけたり外したり、接点復活剤を塗付したり、
セレクターレバーを脱着してみたり・・・。
変わらない。
Nでエンジン掛かって走りはするけれど、レンジ認識してないから、
セカンドとかにも落ちないし、トルコンの伝達にもタイムラグがあるな。
面倒なので、近くのDでモニターで見てもらうことにした。
「3ですか・・・そこまで認識するかなぁ・・・でも一応持ってきてみてください。」
案外対応が良いな・・・日曜の夕方、暇なのかな。
偉そうにサービスに入り込んで、知ったかぶって管を巻いてみる。
「あれ、直りましたね、今。」
「え、今?」
「今認識してますよ、エンジン掛かると思います。」
Pレンジに入れてキーを捻る。
もう、掛かる前に、メーターのセレクター表示が生きてるんで正常だと感じた。
無事エンジンは掛かり、何度も切って掛け直してを繰り返して、不具合が出ない事を確認。
モニターにも、マルチファンクションでフォルト(不具合の履歴)が残っているので、
スイッチ不良だったのは間違いがなさそうです。
周辺のハーネス、コネクターの接触不良や、断線もなさそうでしたので、
ちょっと機嫌が悪かったんですねぇ、とサービスのオッサンと二人で苦笑い。
診断機と繋いだ事が何か関係しているのかな???
費用はいいよと言ってくれたんで、ついでなんで、
コーヒーとシロッコのカタログも頂いて、無事納車して帰りました~^^
シロッコカッコイイなぁ・・・。
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Posted at
2010/12/06 03:16:20