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2023年03月26日 イイね!

集中工事月間

集中工事月間車検も通したし、スタッドレスも勿体ないんでさっさとタイヤを夏用に戻し、足回りもカヤバの夏用に戻しました。
去年は戻さなかったスタビライザーもクスコに戻して、がっちり夏用のサスペンションになりました。
今期は、廃盤になる前にGC用の車高調でも買っておこうかなと思いましたが、エンジンの方が限界なので、そっちが先だな・・・。
予算分配の難しい所です。

ベースの腰下やヘッドは既にあるので、足りない子部品を揃えるだけですが、ピストンが交換になるかどうか、面研をしっかりやるか否か・・・によって費用が全然変わってくるので悩みどころですね。

何だかんだ金は掛けられねえからなぁ・・・。

安く遊べないんだったらクルマなんか要らねえって考えなんで、またどうせソコソコで機能回復すればいいやみたいな感じでしょうねw


エンジンもそろそろやらないといけないんだけど、まだちょいちょい気になる所があるので、潰していきます。
車検前整備のセンサー類の交換などで全開時失火症候群は根治したようですが、下に潜った際にボディーの腐食を発見していました。


錆でグズグズになっていたので突くと穴が開きましたw
「何だよコイツふざけんな!」とアルミテープで塞いで誤魔化していましたが、やっぱり直さないとね・・・。

15年くらい前かな・・・。

ずいぶん昔ですが、クネと雪山で遊んでいた時にフルカウンターで大きく膨らみながら立ち上がる時に雪の中に15センチ大くらいの石があったらしく、ロッカーパネルを大きく凹まして帰ってきたことがあった。

ロッカーパネルは袋状で裏から叩けないので、ワッシャー溶着機などを駆使して引っ張り、パテ付けで直したという経緯がある。
その時の記事がどこかにあるけど、探すの面倒くさいですw

補修のセオリーとしては特に珍しくないですし、その辺の板金屋に頼んでも同様の修理でしょう。
ただ、袋状で裏側の処理が出来ない部位な為、溶着や溶接で直すと焼けた所から錆が発生しやすいという側面がある。
10~15年で廃車にするような一般的なクルマの一生であれば、それほど気にするような事ではありませんが、ウチのGCのように25年目を迎えてなおまだ先があるようなクルマの場合はどうしてもこういう結果に辿り付いてしまいます。

ヲレだってこんなに乗る事になるとは思ってなかったしな!


初年度から25年のインプレッサWRXが無事故で補修歴無しってなかなか難しいですし、GC8であれば多くのマシンが似たような状況ではないかなと思います。

まぁ、兎に角・・・トヨタやBMWならまだしも、古いスバルだとかマツダだとかは工業製品としてはあらゆる面で二流であり、自動車メーカーとしてはベンチャー企業のような頃のクルマなので、整備性が悪いとか、鉄板の素材が悪いとか、防錆や塗装が良くないとか、長く乗っていると様々な問題点が露呈してきます。

兎に角鉄板が良くないなと殊に感じます。
軽く作るために高張力鋼板を使っている事や環境配慮の為に鉛や六価クロムを使った処理が出来なくなった事もあるかと思います。

高張力鋼板は薄い鉄板に複雑に折り目を入れることで剛性を出す技術ですが、腐食しにくくするために鋼などの合金を混ぜると硬くなってしまい成型が難しくなりますので、不純物の少ない生の鉄が使われます。
塗装やパーカー処理などで耐腐食性を持たせてはいますが、傷が入ったり補修歴などがあると一気に腐ってしまうなどの側面があります。
ちょうどGCのインプレッサ辺りから使われ始めたんですよね。

鉄板も塗装も環境の為にどんどん悪くなってしまったというのが本当の所です。

それでも業界には加工がしやすく腐食もしにくい「いい材料」というものはあるもので、それらはメーカー間での争奪戦になる訳ですが、結局メーカーの規模や看板で取り分が決まってきます。
一流メーカーに一番いい物が行き、残り物を二流メーカーで取り合う訳です。

最終的には同じようにカタチになっているクルマですが、素材の段階からヒエラルキーに基づく取捨選択や熾烈な調達戦の末にようやく作られているのだという事実が隠されています。

まぁ、こういうメーカーのしがらみみたいなインサイドの理由もある訳ですが、
クルマはトヨタがいいなぁ、と事あるごとにヲレが呟いてしまうのはこういう側面があるからですかね。

まぁ、グズグズ言ったって、初代インプレッサに20年近くも乗ってるのは自分な訳で・・・。

新車からぶつけずに動態保存出来ていればこんな事もないかと思いますが、しっかり走ってきたんでね、ヲレだって一度や二度軽く引っ掛ける事はありますよ。

潰さなかっただけ立派だなと思っていますww


直した時の記事があったw
結構酷かったんだな・・・。

何やってんだか。




錆を残すと再び腐ってくるので、結構大きく切り取りました。
サイドシル後端部はほぼほぼ削り取ってしまったので、アルミ板金で製作。
リベットとエポキシパテで固定し、再構成します。
数枚のアルミ板金を貼り合わせる事になりましたが、最後のパッチを貼り付ける前に、サイドシル内部に亜鉛コート系のジンクスプレーという物を目一杯吹き込んでおきます。
再び錆が発生しそうになっても、犠牲陽極という置換作用により食い止めてくれるという塗料です。
大きく穴が開いたことで逆にしっかり施工することが出来ましたね。


こっち側のサイドシルは昔、Bピラーの交換までしているので溶接の繋ぎ目があるんだよね。助手席側のスカッフの所も錆が浮いていたので、一緒に直します。
ここも、溶接せずにアルミ板パッチをエポキシパテで接着。

最後に表面はポリパテで再成型して外観を整えます。


ここまでくれば、あとはサーフェイサーを入れて本塗装するだけ。
殆どサイドスカートで隠れてしまいますが、見えない所でもしっかりやっておかないと後で泣きを見るものです。


マスキングをして塗装。
区切れる所が無いのでぼかしの範囲を考えて養生します。


助手席側は板金の範囲がそこまで広がらなかったので、サイドスカートのフロント側を外さずに塗っちゃいました。

フロアの下側の補修箇所は、ボディーシーラーなどでしっかり防水をしたのち、チッピングコートなどを塗布して処理してあります。
これだけやっておけば、ボディーの方は当分は大丈夫かな?
定期的にこういう作業が発生するって言うのは、旧車の領域ですね。
レストアだよレストア。


さて、あとは暮れから運用を停止していたDCCD。

数年前にトランスファー内での断線リークが原因でメインハーネスが損傷したのか?DCCDを直しても純正回路が復帰しない。
ヒューズなのかな?と思ったが、それらしいヒューズの溶断もなかったので、ハーネスを追跡するしかないのだが、トランスミッションに貼り付いているハーネスはミッションが降りている時にしか確認出来そうも無いので、次回ミッション整備時まで追求を保留。
面倒なのでコントローラーハーネスを自作して、別経由でDCCDを使えるようにしていたんだけど、時間もないなか家にあるもので適当に作ったので、かなりやっつけな内容だった。
でもちゃんと使えてたんだよ。

ある時キーを抜いても電源が切れていない事に気付いたんだよね。
おかしいな、キーオン作動のリレーを入れてる筈なのに点きっ放し。
調べてみると、リレーのマグネットが貼り付いて死んでました。

工具箱にあった捨てるアメ車とかから剥ぎ取った純正系リレーだったと思うけど、アメ車ってのはこんなものまで壊れるんだなぁ・・・。


奮発して信頼性抜群のエーモン製リレー(ヲレにとっては高級品ですw)を買ってきてハーネスをちゃんと作り直しました。


無事復旧。
ちゃんと電源が切れる様になりましたww

これだけちゃんと作ったら、純正ハーネスのトラブルシュートが済んでも元の回路に戻さなくてもいいかな。
実際こっちの方が使いやすいんだよね、純正のインジケーターは6段階位しかないけど、こっちのコントローラーは100%表示で細かく調整できるし、ツマミも回しやすい。

使えればなんでもいいよ~。

alt桜は満開ですが天気悪いな~
Posted at 2023/03/27 06:20:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2023年03月02日 イイね!

10回目

10回目子供の小学校での音楽発表会があるので休みを取っていた木曜日。
発表会は午後からなので、午前中にGCの車検に行ってきました。

点検整備は去年の暮れから嫌という程しているので、ヤバイ点はナシ。
スタッドレスタイヤの標準ホイールで、ショックもノーマル、マフラーもGDBノーマルなので、ほぼ完全ノーマルの体です。

強いて言うなら排気系がシムスのタコ足、メタル触媒、不明中間パイプという位です・・排気漏れなどなくしっかり取り付けられていれば問題ないでしょう。
DCCDも、今は自作ハーネスのリレーが死んでいるので不作動ですが、マルチコースの前後輪等速ローラーなら車速も測れる筈です。(DCCD不作動だとターマックギヤになってしまい、不等速ローラーだと車速が測れない)


今年も多摩です。
平日中日の午前中という事もあってか、割と空いていました。
快晴で暖かかった~、20℃くらいになったのかな?

久々の青空に心が落ち着きます。

小学校の音楽会が勝手に午前中だと思っていたヲレは、検査の予約を午後の3ラウンドで取ってしまっていたんですが、普通に2ラウンドで入りますw
その日の予約を取ってさえいれば、何ラウンドで受験しようとも文句を言われることはありません。

ただ、別日での予約だと結構怒られます。(当たり前だろ)

一発で決めて昼前には帰りたいので、ちゃんとテスター屋で光軸とサイドスリップを見てもらって臨みます。
書類も面倒なので、近所の代書屋さんで自賠の継続と一緒にお願いしちゃう(代書など千円弱ですので。)ので、陸事では重量税と検査の印紙を買うだけで、もう書類提出。
直ぐに検査ラインです。

重量税は18年超なので二割増しの¥38.300-なのが痛いです・・・
検査印紙¥1.700-と併せてジャスト¥40.000-の領収書。
それでも今年は自賠責が安いので、テスター費用入れても合計¥65.000-でおつりが来ましたね。
古いとは言っても所詮は1.5トン未満の2000㏄です。



前がショップ持ち込みのGVB、その前にはSJのフォレスターが居ました。

羽根が無くてもデカく見えるな~GVB。
後ろから見たらレガシィとかと変わらんな。。

実際乗ると速いしいいクルマだけどね・・・
日本車全般に言える事だけど、10年落ちとか、ちょっと前のモデルが一番古臭く見えるのってなんでだろうね。
型落ち感が凄いっていうか・・・
現行モデルと比較されやすいからなのかな・・・新しい割に値段も一番落ち着いてるし。
GVB/GRBというのは逆に狙い目なのかも知れない。


GC8くらい古くなると逆に同列で見られない孤高のモデルになってしまった。
10年くらい前は30万円くらいのゴミみたいな扱いだったのに。
Vリミテッドとかの限定モデルで200~300万円当たり前、クーペのタイプRが400万円超え、(あのw)S201が500~900万円とか異常なプライスが付けられていて、22Bに至ってはスーパーカーのような値段が付けられない状態になってしまっている。

イニシャルDなどの漫画やアメリカ25年ルール(右ハンドル禁止のアメリカにおけるクラシックカー化によるアメリカへの輸入解禁)の影響もあるのかも知れないが、ちょっと異常である。



入口での排ガス測定は無事クリア。
やはり社外のメタル触媒ですので、数値はやや高めに出てしまいます。
待ち時間の長いアイドリングで触媒は冷え切っているので、一応検査前にやや空ぶかし(3千回転程度で10秒間ほど)して暖めてやると大分数値が落ち着きます。
この10秒、すごく長く感じるんですが・・・スカイラインGT-Rなどは純正でさえこれをやらないと落ちることがある。

ディーゼル用の黒煙測定エリアで空ぶかししているので、何か勘違いしているんじゃないか・・・という目で見られるのがやや面倒です。

一台前のGVインプがヘッドライト光軸で落としてやがるw
小さいショップあたりだと光軸の機械なんか持ってないんだから、素直にテスター屋で合わせて行けばいいのに、意地でも自力で通そうという風潮がある。
光軸だけなら500円とか1000円位でやってくれるのに、それをケチって3回チャレンジ枠で何とか調整し切ろうとする。

昔居たクルマ屋でそんな事もしてたけど・・・店が暇ならそれでもいいけどさ、結局時間の方が勿体ない気がするよ。



ヲレはちゃんとハロゲンに戻して米山自動車で調整してもらったので、光軸は一発で合格。
サイドスリップは無調整でOKでした。


ただ、今回は珍しく下回り検査でピットの検査員が出てきて触媒の事を言ってきた。


「あの~、この触媒って純正ですか?何かいろいろ巻いてある奴。」

「多分な。遮熱板が無かったからアルミ板で自作してあるけどな!」

「ああそうなんですね判りました!」


とか何とかグレーな言い回しで、社外品としての追求を回避。
シムスは特に銘板も無いし、サードに比べるとやや細身。
全体を耐熱塗料で黒塗りにしてしまっているし、触媒部やタービン接続部は耐熱バンテージや自作遮熱板を巻いてしまっています。

もう外観は何だか判らない状態。
遮熱板を撤去してしまった純正触媒に手を加えた物と、社外品の区別はもはや付けられないでしょうね。
排ガス測定には合格しているし、追求を諦めたという所でしょうか。



若干駆け引きはありましたが、無事継続検査は合格。


毎回、細かいグレーゾーンでの駆け引きが数か所存在するので、車検を他所に依頼できないというのがある。(触媒の排ガス試験証明書が無いとか、ホーンボタンがステアリングに無いとか、バケットシートの背中のカバーを付けてないとか、幾らでも準備出来そうなものばかりですがw)
厳しい指定工場では通せなさそうだし、スタンドの兄ちゃんがやるユーザー車検じゃ、、通検出来ない可能性がある。

結局自分で通すのが一番速いw


今回笑ったのが、車検証がめちゃくちゃちっこくなっとる!
これなら自賠のパケ袋に入るだろww
プライバシー保護の観点からか住所の記載なども無く、最小限の情報量となっておりました。
最近は紙やハンコを無くそうという事で、きちんと払ってあれば納税証明とかも準備の必要が無いし、何でもオンラインで確認出来る様になりましたね。

昔は、慣れてないとあれが無いとかこれを忘れたとかで、結局その日受験できなかったり・・・
平気で一日無駄になったりした。
そういう馬鹿馬鹿しい失敗をしなくて済むようになったのはとてもいい事ですね。

その内紙自体がなくなって、免許証とかマイナンバーカードとかに統合されるんじゃないだろうか。

なりそうだな~。


今回は空いてた事もあるけれど、ラインに並んだ時間を含めても50分居なかったかな?最短だったかも。
暖かかったしとても楽でした。


この間の部品交換の結果が見たくて、
行き帰りの道中で、ちょっと人目を盗んでフルアクセルを踏んでずどんと加速してみたりしましたが、失火したような息継ぎ症状は一切出ませんでした。

どうも直っていた模様。
スロットルと一緒に替えたスロポジセンサーなのか、イグナイター&パワトラだったのか、一遍にやったせいで判らない・・・。

ま、同様の症状の際にはこれのどれかだと思っていればいいか。



無事家路に着き、小学校での音楽会へ向かいましたとさ。

altでも午後寒かった・・・。
Posted at 2023/03/02 23:05:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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