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2025年08月01日 イイね!

U12型ブルーバードに秘められた技術の革新

U12型ブルーバードに秘められた技術の革新

ブルーバード

この車は、ファミリーカーの枠を超え、性能と技術革新にこだわった先進的な存在でした。その裏側には日産が誇る技術の歴史と挑戦が詰まっています。

ここでは、U12型ブルーバードに搭載された先進的な技術とその意義を掘り下げていきます。



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先進的な技術の数々


ATTESAシステム

フルタイム4WDシステム「ATTESA」のルーツは、1960年代のファーガソンシステムにまで遡ります。この画期的な4WD機構はあまり知られていませんでしたが、1987年にU12型ブルーバードにATTESAとして搭載されました。ブルーバード史上初の4WD車の誕生です。


ATTESAは、車庫入れから高速道路まで2WD4WDの切り替え操作を必要としない利便性を提供し、ビスカスカップリングにより駆動トルクを前後および後輪左右に自動配分。これにより安定した走行性能を実現しました。

さらに、エンジンブレーキ力を4輪に配分するため、減速時の安定性も抜群です。 また、STC-SUSによる後輪操舵機構や4ABSを併せ持ち、ドライバーが意識することなく最適な「走る・曲がる・止まる」性能を発揮する、総合的なシステムへと仕上げられています。


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ナトリウム封入中空排気バルブ

第二次世界大戦中の戦闘機エンジンに採用されていた技術を自動車に初めて導入。ブルーバードでは、この技術を活かして耐ノッキング性と耐久性を大幅に向上しました。ファミリーカーでありながら、スポーツカーに迫る性能を目指したエンジン設計が特徴です。(SR20DET / SR20DE

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量産車初の16ビットECU

エンジン制御の精密化を実現し、EGR(排気再循環装置)無しで排ガス基準をクリアした点は特筆すべきポイント。環境性能とエンジン効率を両立させる、この先進的な取り組みはブルーバードならではの挑戦でした。(SR20DET / SR20DE


オイルジェットピストン冷却機構

ピストン裏へオイルを噴射して冷却性能を高めるこの技術は、当時はスポーツカーのエンジンに採用されるものでした。

大出力・高負荷に耐えられるエンジン設計を支える要素として、ブルーバードに搭載されました。

SR20DET


樹脂製燃料タンクとジェットポンプ

世界初となる樹脂製燃料タンクを採用。軽量化と耐腐食性を備え、プロペラシャフトを避けながらも60ℓという大容量を確保しています。また、鞍型形状に成形されたタンク内では、ジェットポンプが燃料を効率よく移送。これにより、スペース効率と容量を見事に両立しています。(ATTESA搭載車)

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ジェットポンプ


性能志向のタイヤを装備

ADVANPOTENZA(サイズ:195/65R14)を純正採用し、快適性と運動性能を両立

市販品とは異なる専用設計で、ブルーバードの性能を支えました。


走りとデザインへの情熱

DOHCTURBO4WD4WS4ドアピラーレスHT。この条件をすべて満たす車は、U12型ブルーバードのみです。

4ドアピラーレスハードトップは、美しさと機能性を見事に両立させたデザインで、その優れたシルエットは時代を超えた魅力を放っています。


 ファミリーカーという枠を超え、走りの喜びと性能へのこだわりを体現するU12型ブルーバード。

日常の利便性を越えて、技術的革新を追求したこのモデルは、まさに「やっちゃえ日産」の精神を象徴する一台と言えるでしょう。


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Posted at 2025/08/01 22:01:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年07月26日 イイね!

港までナイトドライブ

港までナイトドライブ今日は、雲が多く風が強かったおかげで、やや過ごしやすい一日となりました。とはいえ、昼間は相変わらず暑いので、陽が落ちてから港までドライブに出かけることにしました。

ブルーバードの整備状況と運転状況
長らく運休中のブルーバードですが、全く運転しないとガソリンが揮発して変質したり、エンジンやパワートレイン、電気系統が劣化したりするため、定期的に少し乗ることにしています。
 走行後にも確認を行いましたが、今のところ調子は良好です。
先日のハブボルト交換による緩み対策の結果はまだ分かりませんが、バッテリーが少し弱っているように感じました。

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黒い船と車の幻想的なコラボレーション
港には大きな黒い貨物船が停泊しており、出港準備中なのかライトを点けています。
その傍らに佇むブルーバードとのツーショットは、まるでスパイ映画のワンシーンのような雰囲気。 
黒い車と黒い船舶が夜の光に照らされるコラボレーションが、この場所ならではの魅力を引き立てていました。

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手持ち夜景モードのテスト
今回の撮影では、手持ち夜景モードのテストも兼ねています。
このモードは自動連写した画像を一枚に合成して露出を得るという便利な機能ですが、ピントがカメラ任せになるためピンボケが発生しやすいという難点も。特に近距離では三脚を使った方が安心ですね。この機能は遠景、特に風景写真で威力を発揮しますが、緊急時の選択肢として覚えておくと役立ちそうです。
Posted at 2025/07/26 23:48:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年06月01日 イイね!

2025年度版自主制作カタログを作りました

2025年度版自主制作カタログを作りました

今のところNISSANからクレームは入って来ておらず

今年は

90年代をイメージした雑誌広告風に作りました。(笑)



日本海の水平線が綺麗なロケーションで

青リムホイールも違和感が少なく撮影出来た一枚です。(と、自分では思っています)

しいて言えば、ハザードを点けておけば良かったですね。


サイドバイザーが無く、ダミープレートを付けてカタログ風に見せていますが、本物のカタログにはカタカナ表記されたプレートは使われていないです。

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※撮影場所:山口県角島

Posted at 2025/06/01 08:07:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | クルマ
2025年05月20日 イイね!

2025春ツーリング番外編 【不思議な出来事】

2025春ツーリング番外編 【不思議な出来事】

先の角島ツーリングで広い駐車場で車中泊をしていた時の事。

私の車のみで他に車中泊の車は有りませんでした。


静かに就寝していたのですが、AM1時過ぎ周囲からキャハキャハと笑うような声で目が覚めました。


「こんな時間に誰が騒いでいるのだろう」と思いました。


最初は暴走族か、別の車中泊の車と思っていましたが、エンジン音はせずドアを開けるような音も無く、笑うような声だけで人の言葉は有りません。


だんだんとブルーバードの周囲を取り囲むようになってきたので暴走族だとマズいなあ?と思って窓を遮蔽しているカーテンを少しめくって外を見ても何もなく、遠くに自販機の明かりが有るだけでした。

もしボディーに悪戯されたら直接音が聞こえますがそれも無く笑い声のみでした。


そのうち音が無くなったのでそのまま眠り、夜明けの撮影のためAM4時に起床して車中泊を片付け朝露の付いた車体を拭き仕上げましたが、車体と周辺には何の形跡も有りませんでした。


これってなんだったのでしょうね?初めてです。


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Posted at 2025/05/20 18:14:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | クルマ
2025年05月14日 イイね!

2025春ツーリング 【最果ての島を目指す旅】

2025春ツーリング 【最果ての島を目指す旅】

天気の良い日を見計らって12日でロングツーリングに出かけました。

日程的な制約から今回は高速道路を使いましたが

計画を立てるところからお楽しみが始まっているので長い期間楽しみにしていたツーリングです。


目的地は山口県の角島(つのしま)20年ぶりくらいの来訪ですが、今回は灯台と車のコラボ撮影とツーリングが目的でミーティングでも観光でもありません。

多くの灯台は断崖絶壁の岬にあるため車で近くまで寄ることは難しいですが、角島灯台は車とコラボできる数少ない灯台です、と言っても撮影スポットは限られます。


PM2時ころ撮影スポットに到着すると、さっそく知らない人に声をかけられました。

なんと車とバイクの写真を撮っているプロのフォトグラファーの方でブルーバードを撮影させてほしいとのこと、車やカメラの話を2時間以上してしまいファイルに入った車やバイクの写真も見せていただきました。

そうしていると観光の人もU12型を見てゆく方がチラホラおられました。


初日の夕方から撮影開始です。

ここからが私の本番撮影です、もう誰もいない海岸です。

斜めに強力な光を照射しているのは岩礁を照らすクヅ瀬照射灯だそうです。

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暗い写真なのでモニターによっては潰れてしまうかもしれませんがご容赦ください。


そして翌日の早朝に撮った写真です。

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ロケーション的に構図が限られ、日没から点灯する灯台と日没後は映らない黒車の両立はとても難しかったです。


灯台以外にも日本海の水平線をバックに朝日を反射するブルーバードを撮影しました。

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スマートなボディに大きな窓が特徴でしたが、現代はトレンドが変わってしまい古き良き時代の車になってしまいました。

ダミープレートが無いと謎の車です。

この写真に限れば青リムのブラックホイールもあまり違和感なくマッチしているように感じます。(けっこうイケるかも??)



最近の新車発表予告で見かけるティザー写真風に撮影しました。

フロントとリアのちょい見せ画像と発売後の全体像みたいにまとめました。


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グリルとバンパーの変更で前期型とは雰囲気がちょっと変わりましたね。


角島大橋ともコラボしました。

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帰りは長門温泉に立ち寄り、源泉かけ流しの「恩湯泉」に立ち寄りました。

駐車場に停めて、竹林の階段を下りてゆくと温泉街です。


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↑恩湯泉、綺麗な新しい温泉のようです。

トロッとしたお湯で深い浴槽にぬるめの温度が特徴のじんわりと温まる感じが気持ち良い温泉でした。



AM10時営業と同時に温泉館に入りましたが、カウンターで渡されたロッカーキーが12でした。

頼んだわけでも選んだわけでもないのですが、なかなか気の利いたサービスですねぇ。(日本のスタッフの気配りって既に神レベルですね~。)

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風情のある温泉街

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温泉街の白いポスト

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階段ベンチはもみじの新緑が綺麗でした。

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天気も良くロングツーリングを楽しむことが出来ましたし普段撮れない写真も撮れて満足な旅になりました。プロの写真家の方にともお話することができるサプライズもよかったです。


みちの駅ではブルーバードを指さし見ている方もおられて今回もいろいろありました。

土産に山口銘菓の外郎やフグ関係の食品を買って帰りました。

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温泉街の柳並木に停めてみました。

昔はどこにでも有った今はもういない車です。かつてはU12で訪れた方も多く居られたと思います。

ちょっと焦りましたが出発前の土曜日に頼んでいた部品が届き急遽交換して月曜日の出発に間に合いました。(日曜は配送しないため事実上の前日)


6月になれば梅雨になりそして暑い夏がやって来るのでブルーバードの運行はしばらく減便になります。

Posted at 2025/05/14 20:33:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | クルマ

プロフィール

「本日17日ぶりに動かしました、乗り出し直後はブレーキも甘いし、ステアリングもしっくりきませんでしたが10kmほどで元に戻ってきました。帰宅後はボンネットを開けて熱気を抜いてテスト走行完了。猛暑なので本当は乗りたくないですが時々は動かさないとダメですね。」
何シテル?   08/13 15:30
イベントやオフ会に参加したいと思いますのでよろしくお願いします。
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