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新たに生産された車たちがそれぞれを待つユーザーの元へ自動車運搬船で旅立って行くシーンを対岸から見送っているという設定です。

 現代では車の形も大きく変わり、ブルーバードという車名も廃止されて久しいですが、

33年という歳月と旧車の哀愁を感じていただけると幸いです。

タイトル画像

全景撮影です。

係留フックが12番なのが拘りです。

F4　16mm（換算24㎜）1/40

シーン１

旅立って行く新型たちと旧い車の対比をしました、日没後なので夕陽がキャビンに射しこみ哀愁が漂う旧車です。

F4　70mm（換算105㎜）1/160

シーン２

ブルーバードのテールと遠景にぼかした船の構図で、見送り感を出してみました。

トレンドが大きく変わったテールランプに月日の流れを感じます。

F4　51mm（換算76㎜）1/30

一人でやっているので走行シーンが撮れませんが、カタログでもカー雑誌でもないドラマチックなイメージで撮ってみました。

新しいレンズの特性にもだんだんと慣れてきました。

今日は予想通り丸い夕陽が出ました。

 今回は丸い夕陽とグラデーションの空をバックにU12型ブルーバードをシルエットでシンプルに表現することをテーマにしています。

タイトル画像は全景です。

テールランプを点灯させてアクセントにしているのはいつも通り、日没後に撮影しています。

（みんカラ版では容量の関係で画質を落としています）

シルエット１

U12型の雰囲気が伝わる様に撮りました。

広角レンズなのでボンネットが伸びて直6縦置車にも見えますね。

F7.1　20mm（換算30㎜）1/1000

シルエット２

オレンジと黒だけでU12型を表現したフォトです。

ピラーレスHTのキャビン越しの丸い太陽は撮りたかった構図です。

F4　70mm（換算105㎜）　1/1600

外車ディーラーや車専門の写真家はたいていスポーツカーかクーペ、最近はSUVの白や銀、あるいは原色系の車を載せています。

国産メーカーでもファミリーカーの黒車をメイン画像として載せているのを見たことが有りません。

ハードルが高いうえに映えないのでしょう、そんなニッチなジャンルに挑戦し続けています。

年間走行可能距離の話ですが、毎年3000kmで保険契約をしています。

今まではそれで充分足りていたのですが、今年度はあと4ヵ月で残り1000kmになっていました。

コロナ自粛でロングツーリングやイベント遠征はしていない割に乗っています。

年間で3000kmほど走りそうですね。ギリギリです。

U12型ブルーバードの整備が一段落したので出先でエンストする不安が解消されて

つい「ちょっと遠くまで」という気持ちになってしまい乗るようになりました。

エンジンやATが暖気された後の走りは爽快です。

撮影のために出かけることも多くなりました。

走行した日は記録しており昨年度までは乗らない月も有りましたが

今年度は2週間に一度は動かしており、

車は動かした方が良いのですが「ご利用は計画的に」ですね。

コロナ自粛の件も有り、黙々と自宅で続けているエンジンルームの美観向上ですが、

今回はボンネット裏の劣化した防水パッキンとコーションシールを取り換えました。

純正部品があればササッと交換して終了ですが、製廃なのでどうしてやろうかと考えました。

このアイデア出しの時間が楽しいのでやっています。

U12型用防水パッキンは製廃のため、日産車の中で使えそうな車種用を探し出しダメ元で取り寄せて加工しました。

チョイスした物はW11型アベニール用の同じ部位に使う純正品です。

U12型には短かったので2本購入しセンター位置で合わせ、元々2本で構成されているように取り付けました。

その結果、流用品ですが専用部品のような風合いで取り付けることができました。

当初はホームセンターで使えそうなゴム帯も探しましたが、耐熱性や取り付けた時の雰囲気が違うため最終的には車用から選んでいます。

取替前　U12用

取替後　W11用

コーションシールは2箇所あり、オイルコーションは既に製廃なのでR32型用純正品を使いました。スカイラインターボ用ですね、

外形サイズは同じで記載事項が一文字違いますがそこまで見る人はいないでしょう。

取替前　U12用

取替後　R32用

エミッションのコーションはU12用純正品が出ました。

令和の時代に「昭和53年度排出ガス規制適合車」という場違いな新品シールを貼っています。

オイルコーションはDIYで作ろうかとも思いましたが仕上がりや品質で純正品には敵いません、コーションだけは新車に戻ったような見た目になりました。

取替前　U12用

取替後　U12用

これらは注視される事も、主要部品でも有りませんがボンネットを開けると

目に入る位置に付いているパーツなので傷んでくると

開けた時に経年劣化の雰囲気を感じる一因となっていたと思います。

今回は半導体不足やコロナ禍の影響で部品が入らず、計画から完成まで半年掛かりました。

 現在33年目のノーマルエンジンルームですがU12マニア以外にはバレない程度に少しずつ手を入れて

最終的には年式を感じさせないエンジンルームにしたいと思っています。

寒いし風も強いので、車中で内装の撮影をしてみました。

これと言って意味は無いのですが冬場は撮影対象も少なく、出かける気もしないのでお手軽に撮影してみました。レンズはZEISSの16-70mmですがこれ1本でなんでもいけますね。

タイトル画像は我が家のカナリアです。

メーターパネル

クルマを再登録してから5年くらいですが10000kmくらい走行していますね。

コロナ自粛が無くてイベントもあればもっと走っていたと思います。

グラフィック表示が一切ない、インジケーターと指針によるメーターですが、案外しっくりきますよ。

よく壊れると噂のデジタル時計も点灯しています。

F4　17mm（換算24mm　）1/13

シフトノブ

4AT　OD付です。

ノブは前期モデルと大きく変わり丸くなって革張りになりました。

握りやすいですが、今となってはMTの方が人気らしいです。

クルマは自転車のように自分で漕ぐわけではないので４速＋ロックアップの疑似５速もあれば十分で、低～中回転域ではトルコンが無段階変速機の役割を兼ねますから私自身は全然困っていません。

走行中は奥に設置した油温・電圧・水温の3連メーターでエンジンの調子を監視しています。

F4　33mm（換算49mm）　1/10

ブーストメーター

当時モノのブーストメーターです。

U12型ブルーバードにはブーストメーターはもちろんＥＣＵに信号を送る圧力センサーすら有りません。

レースのイメージがあるSARD製ですが私は雰囲気を楽しんでいるだけで通常は負圧域で走っています。

 ピークホールドやディマー、アラーム、文字色設定などの機能が有りますがメーターの動きや機能は1世代目の方が良かったですね。これは2世代目です。

F4　55mm（換算82mm）　1/25

 運転席周りはゴチャゴチャさせたくなかったので、あまり用の無いものは付けないようにしてオリジナルの風味を楽しんでいます。