寒いし、家の中ですることが無いので中古車販売サイトを眺めてみました。
スポーツカーが高騰しているのは良く知られていますが、その他の車はどうでしょうか?
意外なことに、U12型と同世代のマイナーモデルで、マニアではないお父さんが普通に通勤とかで乗っていたような4ドアセダンが新車価格くらいで売られている場合も有って、
旧車の相場って理解しがたいなと感じました。
ブルーバードと言えば510型が人気で高額車やASK表示の車が沢山流通しています。
希少な610型(ブルU)が600万くらいかとおもっていたら1000万を超える玉も、最近では810型も200万以上になっていました。
710型バイオレットも300万とかが出てきます。
気が付けば80年代の大衆オヤジセダンがいつの間にかプレミアム車になっています。
修復歴無しで10万km以下MTの場合にプレミアムが付いているようです。
U12型はSSS-R以外のモデルはお店の経費と利益をのせたくらいで大した価格にはなっていないです。
流通量は少ないですがSSS系よりアーバン系の方が流通しているようで、私の乗っているLIMITEDは修復歴有の車が1台だけでした。(以前YouTubeで希少車として出ていましたが売れていないようですね。)
(写真はイメージです)
最後のブルーバードU14型は数万キロ台の車も多数流通しており、SSS-Zも底値のような気がします。
U12型以降のブルーバードはまだ適正価格で手に入りそうですが、希少なU13型SSSあたりはどうなるか分かりませんね。
「黒車の写真はボディーの、映り込みとヌルテカした艶が肝」と言われる方がおられ、
確かにそうかもしれないと思いましたが
田舎アルアルで工事現場や資材置き場が映り込むと画にならず、簡単に思う通りの撮影はできません。
画角によっては撮影者が映りこむのでますます制約が厳しいです。
(タイトルフォトは、意識せずに普通に撮影した例です。)
カタログやメディアで黒車は少なく、白か銀、あるいは原色系の写真が多いです。
白は比較的撮りやすく、原色系はロケーションを選ばず映えますね。
そこでいろいろとトライしながらヌルテカチョイスしてみました。
(みんカラ版は容量の関係で画質を落としています)
1枚目
ウナギのような黒いヌルテカ感を出しながら
広角レンズ(フルサイズ換算24㎜)でデフォルメして3ナンバー車のように撮ってみました。
長時間露光で煙を流していますがライトが光りすぎになるのが長時間露光の弱点です。
今までの撮影だとこのくらいが限界でした。
(SONYキットレンズ 16-50㎜を使っています)
2枚目
強烈な逆光によるコントラスト(明暗)差を利用してヌルテカにしました。
車なんて左右対称ですから半分写っていればOKで(できれば運転席側)、
その分大きく写してライト周りからオーバーフェンダーに至る立体感をヌルテカで描写したものです。ライトの光量も狙い通りになりました。
背景から刺さるような夕陽を受けたフェンダーはもちろんメーカーオリジナルです、ボディサイドの丸み感、サッシュレスで絞り込まれたサイドウインドのスッキリ感は自己満足100%の世界です。
(ZEISS 16-70㎜ 70mmf4)
3枚目
伝統のハニカムグリルと周囲の塗装をヌルテカでクローズアップしました。
自動車撮影では特徴的な部位のアップはよく使われる手法ですが、描写力の弱いレンズでは粗が出るので今まではあまりUPしていなかったのです。
絞り開放だと一般的に描写力は落ちますが、ZEISSレンズはすごくいいです。
ボンネットとバンパーは総剥離で純正を超える厚塗り塗装、旧車らしいガラスライトの透明感、ブラックめっきされたグリルの艶、ハニカム孔の陰影
こんな風に撮れたのは初めてですがU12マニア以外には理解しがたい世界でごめんなさい。
(ZEISS 16-70㎜ 53mmf4)
今後は都市部で綺麗な映り込みを期待したいところですがコロナ感染で様子見中です。
私の中では
ノア/ヴォクシーと言えば、現代のファミリーカーという認識でした。
その車がモデルチェンジして一層アグレッシブになっています。高級車やスポーツカーが強面なのは世界的なトレンドですが、
ファミリーミニバンでもトヨタが攻める攻める!
これでもかというほどやってくれますね。
U12型を購入した33年前のファミリーカーと言えばコロナやブルーバードが代表格でしたが、当たり障りの無いデザインでした。
しかしトレンドは全く変わりましたね。
能面みたいな昔のファミリーセダンとは押しの強さが全く違います。
後ろからオーラを放射しながら近づいた
新型ヴォクシーはこう言うでしょう。
「オッサン臭い旧車のファミリーカーたちは、道を譲る」
写真はトヨタHPより拝借しましたが撮り方を勉強させていただきました。
黒車撮影で夕陽をバックに入れると必ず強い逆光になるので、タイトル写真のように潰れて車のライトだけ光ってしまうことが多かったのですが、
今回初めてオレンジの空と海をバックに黒車のボディを再現することができました。
組写真構成で、お題は「オレンジの海とダークな車」にしておきます。
(みんカラ版は容量の関係で画質を落としています。また微妙なコントラストを出しているためモニターによっては潰れてしまうかもしれませんがご容赦ください。)
オープニングの1枚目
見慣れたU12型ブルーバードを撮った普通の写真です。
しかし、海と空が明るくオレンジ色に輝き、黒い車が逆光になりながらも質感を損なわず、明瞭に撮れたのは初めてです。
LEDポジションランプもイメージ通りの光量となって、しかもボディの艶感もたっぷりに黒車の魅力が引き出せたと思います。
開放でもよかったのですが車全体にピントが合うように2/3段絞りました。
f5 1/150 33mm(フルサイズ換算48mm)
2枚目
窓越しに揺れる夕陽の反射が入っているところがポイントです、そのためピントはキャビンに合わせています。
4ドアピラーレスHTの雰囲気が伝われば良いのですが、
フロントのSSSマークを知っている人にはブルーバードだと分かる一枚です。
f4開放1/200 70mm(フルサイズ換算105mm)
3枚目
バックのボケ感が出るように目いっぱい望遠にして絞りは開放で、画角は自分が移動して調整しました。(単焦点レンズと同じ扱いで撮りました)
今までは黒潰れや白トビ、フレアやゴースト(場合によってはエラー)が出てかなり厳しかった構図ですが、あっさりクリアしてしまいました。
f4開放1/200 70mm(フルサイズ換算105mm)
最後の4枚目
夕暮れの青からオレンジのグラデーション空と海を収めたくて、縦位置にして奥行き感のある風景として撮影しました。
そのため脚立を使いハイアングルから広角にしています。
上半分が明るいカラー、下半分が黒の明暗差が大きな構図ですが、黒車の質感を再現しながら潰れず写っているのに撮った本人も驚いています。
f4開放1/250 28mm(フルサイズ換算42mm)
写真の被写体は十分な明るさや色が有って、背景より主張できるのが普通なのですが、黒車の夕暮れ撮影は全てが逆転するため無理を通すような撮影ばかりでした。(タイトル写真参照、タムロンで撮りましたがかなり無理していますね。)
しかし高い解像度とF4通しで常に開放が使え、ゴーストやフレアも入らないZEISSレンズの描写性能は凄いです・・・・もちろん他にも良いレンズは有りますが、私の手持ちでは最高です。
AFで手振れ補正が有るので三脚を使わず全て手持ちで撮影に集中できました。
使用したアクセサリー類
低反射率0.3%のレンズ保護フィルター
純正フード
LEDワークライト
脚立
日産 PCVバルブ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/02/17 10:03:14 |
|
燃ポン配線修理(応急処置編) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/08/07 07:44:42 |
|
SSSエンブレムのリペア カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2023/02/15 15:44:39 |
日産 ブルーバード こんにちは、U12型ブルーバード 2.0 SSS ATTESA LIMITED(スリーエ ... |
|
スティングレー・ターボ (マツダ AZ-ワゴン) 息子の車ですが親父の方が気に入っています。 歴代のスティングレーのなかでも最もスティング ... |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |