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イイね!
2010年11月22日

中絶の是非をネット投票?こういうのって、どう捉えればいいのでしょうね・・・。






え~~、アメリカの或る夫婦が、妻が妊娠した胎児を中絶するかどうかの判断を、ネット投票を参考にして決めるという、このニュース・・・。

私的には、彼らの、自分達で決断する責任から逃避するかのような態度と、ネット投票を呼びかけるという、あまりにもおぞましい感性に、なによりも胎児の生命を弄んでいるかのような振る舞いに、強い嫌悪感を覚えます・・・。

しかし、これが道徳的にどうかと問われると、残念ながら私には答えが出ません・・・。

私が彼らの立場にあったとき、自分ならこうするという行動規範と覚悟は自分で分かりますが、彼らのやっていることを真正面から非難し否定するだけの論理が私の中では残念ながら見つかりません。

このことは、別スレでアップしている道徳哲学の鉄則、そして文化の違いに伴う道徳規範の違いを考えれば、彼らの行動に対して私が個人的に嫌悪することはできますが、否定することが出来ないと言うことに、何か釈然としないものを感じてしまいます。

そして、そのことが何か言いようのない苛立ちとなって自分に跳ね返ってきてしまいます・・・。



彼らの行為は、民族や宗教観の違う世界中の大多数の人々の平衡感覚で決めらるかも知れないという、ネット社会ならではの新しい現象なのか、これまで宗教がある意味独占してきた生命倫理が、単にもはや宗教という枠を超えて普遍化してきたことの現れなのかは分かりませんが、中絶の是非や、大げさに言えば出産を含めた生命の尊厳を世界に問いかける一大実験という意義があるものなのかどうか・・・、私にはちょっと善悪の判断がつきません・・・。

幸いなことに投票者の8割は「出産を支持している」そうですが、そもそもこうした判断は当事者にしかできないはずで、こういうことをネット投票って・・・、ヤンキーの考えることは理解できません・・・。

こうした問題をネットを利用して解決しようとする、あるいはその行為を許容する、この白人社会の倫理観が正しいとは、私にはとても思えません・・・。



道徳って、一体何なんでしょうね・・・。


-----------------------------------------

米国の夫婦、中絶か出産の判断をウェブサイトで募る
2010年 11月 22日 14:20 JST

 [ミネアポリス 19日 ロイター] 米国のミネアポリス郊外に住む夫婦がウェブサイトを開設し、中絶すべきかどうかの判断をサイトの訪問者に投票するよう呼びかけている。これまでのところ、総数7万5000票のうち、80%が「出産」、20%が「中絶」となっている。
 波紋を呼んでいるサイト(birthornot.com)を立ち上げたのは、ピート・アーノルドさんとアリシャさんの夫婦。2人とも30歳で、アリシャさんは現在妊娠17週目に入っているという。

 夫婦は最終的な判断は自分たちで下すとしているが、サイトでの投票結果も考慮に入れると説明。ゴシップサイトgawker.comのインタビューで、アリシャさんは「中絶反対キャンペーンでは決してない。わたしは女性の選ぶ権利を信じている」と語った。

 夫婦は中絶か出産の決断を12月9日までにするとしており、インターネットでの投票は12月7日に締め切られるという。

ニュース元URL↓
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18285720101122





わが子を産むか中絶するか、オンライン投票にかけた米国カップル

【11月19日 AFP】妊娠16週目になった子どもを産むべきか、中絶すべきかを、インターネット上の見知らぬユーザーたちの投票に任せて、決めようとしているカップルが米国にいる。

 米ミネソタ(Minnesota)州在住で、ともに30歳のピート・アーノルド(Pete Arnold)さんとアリシャ・アーノルド(Alisha Arnold)さんの夫婦は、18日の米ゴシップサイト「Gawker.com.」のインタビューに対し、自分たちの試みは決して悪ふざけでも、中絶反対派をあおろうというものでもないと語った。

 ピートさんは「僕たちは非常に真剣に考えている」と語り、ネット投票の結果が絶対ではないが、自分たち夫婦の決定に大きな影響を与えるだろうと述べた。アリシャさんのお腹にいる子は、超音波検査で問題もなかった。

■産む派が圧倒的、非難のコメントも殺到

 オンライン投票を開始した時点では、産むべきか中絶すべきかの賛否は半々程度に割れていたが、「Gawker.com」に記事が掲載された後から、投票はものすごい数に達した。そして18日夜時点での投票結果は、「産むべき」が81%、「中絶すべき」が19%となっている。

 投票と同意に、辛らつなコメントもたくさん集まった。ある投票者は「たった15分だけ有名になりたいがためにこんな投票をするなんて、なんて惨めで人をうんざりさせる考えだ」と書き込んだ。また「この世の中にいったいどれだけ、ほしくても子どもに恵まれない人たちがいるか、分かっていないのでしょうか? 思いやりをもってください」と書いた人もいた。

 コメントを書き込んだ545人のうち、3分の1は中絶に反対する意見だったが、彼らの考えは次のコメントに集約されるだろう。「あなたたち夫婦は最低。子どもが産まれたあかつきには、養子に出しなさい。そうすれば一応は普通の環境で育つチャンスが得られるかも。あなたたちでは親にはなれないことは、神がご存知でしょう」

■いろいろな不安を真剣に考え

 アーノルドさん夫婦は結婚10年で、今年初めに2度の流産を経験した後に今回は妊娠。「親になる心の準備ができていない」という気持ちから、自分たちのサイト「www.birthornot.com」を立ち上げ、このオンライン投票を始めた。

 アリシャさんは、今回も再び流産しそうになったり、妊婦のための栄養剤が消化できないといったトラブルと遭遇した。サイトには不安な胸のうちを率直に書いている。「最後には家族を作ったこと、つまりいわゆる『落ち着いた』ことまで嫌になってしまうのではないかと心配。フルタイムでの仕事を続けながら、同時に妻として母として完ぺきでなくちゃというプレッシャーを考えると、そのうち頭が破裂するか神経がだめになっちゃいそう」

 ピートさんは最初に「父親になること」の喜びと興奮や、子どもには健康であってほしいという願いを書き込んだが、多くの場合よりも年老いた父親になることへの不安も述べている。

 投票はミネソタ州の州法で、中絶ができなくなる週に入る2日前の12月7日まで行う。(c)AFP

ニュース元URL↓
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2776180/6484936?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics





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Posted at 2010/11/22 21:47:44

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この記事へのコメント

2010年11月22日 22:14
私も見ました。

こんな大事なことを投票で決めるなんて、バカップルです(怒)
だったら、「やるな!」って!

って、なにを?(笑)
コメントへの返答
2010年11月22日 22:44
世の中きれい事ばかりでなく、望まない赤ちゃんとか色んな事情があるのも分かります。

「赤ちゃんポスト」なんてのが出来る世の中ですから・・・。

にしても、これは酷すぎますね・・・。

2010年11月22日 22:39
もう古い話ですが、雨にぬれたネコを乾かそうと電子レンジであたため、死なせてしまったアメリカ人(オバはん)が、弁護士にそそのかされて、電子レンジの説明書にはネコをあたためてはいけないとは書いてない、という理由でメーカーを相手に訴訟を起こした、という話を思い出しました。

アメリカって、どうしょうもないです。
本当の悪はどこにあるのか、みんなで考えましょう。
あ、いえ。ワタシには分かりません(汗;
コメントへの返答
2010年11月22日 22:49
あ、それ聞いたコトあります・・・w

なにせ、マクドナルドのコーヒーを自分で自分の膝にこぼしてヤケドしたのに、マックを訴えて数億円の賠償金て、信じられません・・・w

基本的にアメリカーナはバカなんですね・・・w

で、イエローモンキーはヘタレだと・・・www

2010年11月22日 22:56
我が家も、第一子を流産してます。
とても残念でしたが、自然の摂理だと.....医師の一言が
一生忘れられません。とても、悲しかったです(泣)
欲しくても、授かれないご夫婦が知ったら、驚くでしょうね~
コメントへの返答
2010年11月22日 23:47
それはなんと申し上げればよいか・・・。
お辛い思い出を書かせてしまい申し訳ありません。

私の身近にも子を授かることが出来ずに悩んできたご夫婦がいらっしゃいます。

その一方で、深く悩み傷つきながら中絶を選んだ方も居られます。

また世間では安易な中絶が横行していることも事実としてあります。

そうした事とは別にしても、このアメリカの話題には底知れない恐ろしさと愚かさを感じますね・・・。

2010年11月22日 23:04
生命を一元的に考えるか、精神と肉体で二元的に考えるのか。
二元的とするならば、精神と肉体はどちらが先に生まれるか。
仮に器(肉体)が先であるとすれば、いつ精神はそこに宿ろうとするのか。

こういうことは高校生の頃に、ずーーーっと考えていました。

わたしなりの結論はありますが、根拠は示せないため控えます。

こういうこともそうですが、バイオとかクローンとか、臓器移植に憤りを感じています。
臓器移植で助かったという人もいらっしゃるでしょうが、それはいったい何から助かったのでしょうか。
死から助かるということは果たして幸せなのでしょうか。
幸せだとすれば、それはどういうスパンの視座からなのか。

生命を語るときには、100年で人間を見るか、それとも8億光年先の宇宙から眺めるのかで、結論は異なります。
その人の考え方のバックグラウンドを知らなければ、生命への考え方は単純に正しいかどうかを見極められないと思っています。

コメントへの返答
2010年11月23日 0:01
>死から助かるということは果たして幸せなのでしょうか。

私も時々考えます。
長生きすることは勿論喜ばしいことであるには違いないと思いますが、人の人生って長生きすることが目的ではないのでは?とも感じたりします・・・。

そうは言っても、「死」というものが眼前に現れたら、やはり「死ぬのは怖い、嫌だ」と思うのでしょうけども・・・。

司馬遼太郎の「峠」の中から私が感じ入った箇所を抜き出してアップを始めました。
のちほど出てきますが、遊女の小稲という女性に絡めて、「肉体」と「精神・魂」の話がでてきます。

朝に源氏を送り夕に平氏を迎える憂川竹を喩えに、その務めをするのは肉体であって霊魂がそうするのではない、というくだり、私などは単純ですからナルホドナァ、と思ったものです(^^;

>その人の考え方のバックグラウンドを知らなければ、生命への考え方は単純に正しいかどうかを見極められないと思っています。

これはもうその通りですね。表面的な生と死という自然現象だけでは分からない背景を人間が持っているから、人間は人間として存在できるのだと思います。
それがなければ、単なる動物、犬畜生となんら変わりません。

2010年11月22日 23:09
30歳?結婚10年?「親になる心の準備ができていない」?
バカタレ!きちんと避妊しやがれ!子供が本当に不幸だ。こんなんじゃ産まれてきてもネグレクトとかになるんじゃないの?
呆れた・・・
コメントへの返答
2010年11月23日 0:04
ホント、そうだよね。

この先、同じような連中が色んなシチュエーションをネタに出てくるかと思うとガックリしますね。

「私は自殺するべきか否か?」みたいに・・・。

ホンマ、バカだと思います。

2010年11月22日 23:47
道徳心を教育されないで大人になってしまった故に、道徳を他人に決めてもらうということですね。

裏をかえせば不条理なことが発生したら、他人のせいにできるということ。

こういう人に限って、自分個人に何かしらの害が及ぶと、他のせいにし、他人からの助けを得られることが当然と思っていたりするんですよね・・

世間の注目を引いて、公的機関や企業から何かしらの利を得ようとしている空気に、特ア臭を感じてしまいます♪
コメントへの返答
2010年11月23日 0:09
生まれてくる命に対して、直接の、最も近い立場である自分達だけで決めることも出来ない人間に、人の親になる資格はないですね。
誰かに相談するにしても、範囲というものがあるでしょうに・・・。

倫理観の欠如、道徳観の欠如、と言いたいところですが、これがアメリカ人の精神スタイルとして許される行為なのだとしたら、私はアメリカに行きたいとは思いませんね・・・。

もっとも、記事を読む限り、この夫婦の愚かな行為を非難する声で溢れているそうですから、ヤンキーの一般的な平衡感覚はまだ保たれているのかも知れませんが・・・(^^;

2010年11月23日 13:35
ネットリテラシーが低いというか、幼稚な印象を受けますね。
ネットが万能だと思ってるんでしょう。
コメントへの返答
2010年11月23日 16:01
幼稚ですよね。

無関係な人々が無責任に何を言おうが、責任を持ち決断できるのは彼ら夫婦だけなのに・・・。


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