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Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

2023年09月13日 イイね!

1999 Yokohama summer all night

1999 Yokohama summer all nightタイトル画像:https://photofunia.com/

時は1999年8月8日。
JGTC(現在のSuperGT)、Round5。
6月に行ったルマンのテンションのまま富士スピードウエイにいた、一緒になって間もないオイラと女房殿。
奮発して手にしていたのはパドックパス。
パドックではルマンツアーで知り合った仲間達に出会えた。
グランドスタンドに足を運べば日産応援旗を持った黒澤応援団長とルマンツアーの大槻添乗員サンと遭遇。
実はこれが日産応援団の国内デビューの時だった。
愉快な時間を過ごした自分達。
レースは300km、午後の早い時間帯にレースは終了。
日没までには時間があった。
仕事も盆休み突入で翌日もゆっくりできる事でもあった。



アシはオイラのスカG。
妙にテンションも高く西へ帰る筈だった自分達は逆方向の東へ向かっていた。



「あれ?方向逆だよ。」

「いいの。」

「どこ行くの?」

「横浜にメシ。」

「はぁ?」

「いいじゃねぇか、明日休みだし。」



「横浜詳しいんだね。」

「みんなで先輩に連れてってもらってサ。それからだよ。」



「単品であれこれ注文するよりコースの方がお得になるって知ってた?」

「へぇ。」



中華街から繁華街。
ウォーターフロント、ベイサイド。
街が輝きだしていた。

何をするワケでもなく横浜エリアをいつまでも散策していた気がする。




☆画像:https://www.pakutaso.com/

何処かのTVドラマで見た街並み。
それぞれのストーリーを演じている恋人たち。


☆画像:https://www.pakutaso.com/

まだ見ぬ未来の自分達。

「帰るか?」

「いや、もう少し…」

真夏に見ている夜の夢は、妄想か。
それともリアルだろうか。

横浜の片隅で奏でる1つのRB26DETT、チョクロクの重低音。
どこまでも走って行けそうな気がした。



富士スピードウェイ発、横浜経由、静岡自宅行き。
当然真夜中到着、いや、空はもう明るかった。

Posted at 2023/09/13 21:49:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出話 | 日記
2023年08月10日 イイね!

あのコの影

あのコの影※タイトル画像:https://photofunia.com/
☆文章中画像:https://publicdomainq.net/


時は二十代になりたての頃。

仲間でパーティー。
夜が明けても宴は続くも、やがて誰もが用事があるとかで、一人、一人と帰って行った。
偶然にもオイラともう一人の女性は、偶然にもその日の夕方からスケジュールが空いていた。

「時間がある事だし、どこかブラッと行こうか?」
「OK!」

暇つぶしと言われればそれまでだけど、「時間があるなら楽しく過ごそう」くらいにしか考えておらず、クルマバカはドライブしか知らない。

カーオーディオから流れていたのはNobody。


元々お互い顔見知り。
彼女はスローな口調で少々ハスキーな声の持ち主。
有名人で言うと桃井かおりサンのような話し方をする。

alt

「アイツら出来てるンじゃね?」と普通は疑うだろうが、それが誰も疑わない。
何しろオレら二人もそんな気は無かった!?
例えオレがおふざけレベルのアプローチをしたところでマジ顔で斬られるような関係だったし。
「だいたいあんな美人にこんなブサイクな男が似合うか?」といえば誰もが頷いている(苦笑)。
いくら恋愛感情持ったところで、彼女からソッポ向かれるのは確実と。

それでもオレなりに気を使っていたんだな。
人前じゃ、こんなオレじゃ恥ずかしいだろうからと…
同じ時間を過ごしてくれるのは彼女の優しさだけだと…

ただ妙に不思議だった。
逆にカッコつける必要が無い。
男女の関係になれない前提だったし。
カフェレストランでの食事はコースやセットを選ばず定食だった。

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「ねぇ、二人になっちゃってるけれど普通この場合、周りはカップルに見えるよねぇ。」

「だろうね。だけど実際は違うじゃない。周りの勝手な思い込みだよ。」

「別にそうでもいいんだけどね。」

「は!?」

「いや、なんでもない。」

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それ、本気だったのか?
それともいつものような冗談だったのか?

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「何でバラードが流れてくるの?」

「いや、入っている順番が…。」←CDチェンジャー

「泣けてくるじゃない。」

「ええええええ!?」

どうした三枚目。
この空気がどうしても読めないぜ。

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会話崩壊。
何を話せばよいのかまったくわからない。

「なぁ、帰るか。なんだかんだ、箱根まで来てしまったし。」

「うん。」

流れる景色を見ながらその風景の感想を言うしかない。
彼女もそれに答えていた。

「じゃあね。」
家に送り届けると複雑な心境がモヤモヤと。

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時は流れ数年後、職場の忘年会で「恋バナ」の話題になった。
年上の女性の先輩にこの話をしたことがある。

「それ多分、君に恋してたよ。勿体なかったねぇ。」と。
「どうだったんだろうね?今思うとオレも好きだったのかもね。だけど何なのかわかんないままでしまっておくのも良いかな。」と応えた。

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時は流れ、彼女はプロサッカー選手と一緒になったと聞いた。
不思議と寂しくも何とも思わなかった。

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最初のくだりにあった、キッカケのパーティー仲間の一人のところへ行く用事があった。
思い出話に花が咲く。
彼女の話題になった。

「あのコなぁ。別に悪いトコなんて何も無かったよ。ただ、男と女とかというハナシになると変わってきてサ。そうなると何か違うんだよ。自分でもよくわかんないんだけどさ。」

ヤツは言った。
「オマエ、それいつからそう思ってた!?」

「オレら一緒にいた頃からずっと。」

アイツは何か知っているようだった。

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んな事言ったって、「わかんないまましまっておくのもいい」って本気で言ってんだけどなぁ。
今更だし。
Posted at 2023/08/10 16:24:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出話 | 日記
2023年07月20日 イイね!

Take me to that summer

Take me to that summer※タイトル画像:https://photofunia.com/

梅雨明けのニュースが伝えられると、いよいよ本格的なアツい夏がやってくると身構える。
我が家の愛車たちは夏でもまぁ普通に活躍してくれるけれど、夏になるとダルくなるヤツが1台。
もっとも車検切れで乗る事も無いけれど、エンジン回せば夏がどうなのか手に取るかのようにわかっている。

弥が上にも思い出話。
本音を隠し切れない自分丸出し。

♪Take me far way, far away, take me
 Take me far way, far away, take me




「オマエさんは夏に弱いからな」とコミックGT-Romanに登場するハコスカ スカイラインGT-Rのオーナーであるマスターのセリフがカッコいい。
オイラはS20エンジンのクルマを所有したこと無いけれど、経験上L20ET、RB20DET、RB26DETTという日産のチョクロク(直列6気筒エンジン)は夏になると本当にダルい(苦笑)。

それでもあの音を聴きたくてエンジン回す。
エメラルド色の海を横目に沼津を南下。
今とは違い幹線道路はまだ計画段階の時代。



目的地の浜、あの頃は海水浴場ではなく単なる海岸で自己責任でのレジャー。
今では禁止されているけれど、当時は可能だったBBQの支度も載せていた。

ガンガン飛ばすより、ツーリングが楽しかった。
本気印で走るのはサーキットでなければ意味は無い。

海に入れば魚達と泳ぎ、楽しい場所(スポット)探しに行く事もあった。
今みたいな情報が飛び交っていない時代だから、行き当たりの食堂でメシ。
それが例え大ハズレでも妙に楽しかった。



恋仲でもなかった女子達でも喜んでくれれば大満足の自分達。
それで充分の喜びだった。
でも本当の恋というヤツをしたかったナァ。
告白するまでには至らなかったっけ。



「あのコ、悪いトコなんか無かったんだよ。だけどさ、男と女の関係となると何か違う気がしたんだよね。自分でもそれが何なのかわかんなかったんだよ。」

「Nジャン、オマエ、それ本人に言ったのか?」

「いや…」

アイツ、何か知ってるのか?
なんてのは、気のせいか。



Nジャンさんだって青春時代はあったんよ。
アタリマエだっての。
それも今よりずっと、アツい夏の日がヨ…
Posted at 2023/07/20 20:31:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出話 | 日記
2023年07月08日 イイね!

Good luck & good bye

Good luck & good bye※タイトル画像:https://photofunia.com/

時は2013年の夏。
我が家は今でも所有しているセレナを購入したばかりだった。
上のお嬢の部活が本格的に始まり、一緒に過ごせる夏休みは俗にいうワンチャンというヤツで時間が限られていた。

丁度その頃、某顔本SNSで互いにフォローし合った、行きつけの宿の若旦那とやりとりをしていた。
元々存在は知っていた松崎町花火大会に、初めて足を運ぼうとしていた。
それを見ていた勤務先の後輩女子が言った。

「アタシ、友達とNジャンさんちが行こうとしている花火大会に行こうと思って。」

オイラからそんな展開になった事は嬉しいけれど、場所説明とか詳細を教えるには少々…ネ。

松崎 灯篭 花火大会-11

「前日にサ、近くの雲見海岸でも花火大会あってな。そっちの方がわかりやすいぞ。何しろ、海水浴場が温泉街の目の前だし会場もソコでサ。」

「そうする!あたし、Tジャンにする!」

「結構、いるけどね、Tジャンって人(笑)。」

彼女の愛車は、ハイラックス・サーフであった(当時)。

「雲見なら海水浴場もメチャ楽しいぞ。」

「あたし、海水浴はいいや。」

「は?もったいない。プールのように透き通ってエメラルド色だぞ。まさかこの辺の海と同じとか思ってないよね?お魚もいっぱいいるんだぜ!」

我が家のベース

雲見海岸 1

雲見海中 8

シュノーケリングの道具から何から教えている自分。
余計に面倒臭い事になってるし(苦笑)。

その後、彼女は実際に行ってきて、楽しい時間を過ごしたらしいのだが、思いの外、自然の海の楽しさにハマってしまいそれから翌年も足を運んだという。

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☆画像:https://publicdomainq.net/

それに留まらず、沖縄の海に行ったり、グアムに行ったりしている様子がSNSに載せられていた。
ウミガメとのショットを見た瞬間。「オレなんかよりずっと先に行ってしまった。」という印象。
本当はオイラがやりたくても出来なかった事を彼女がやっている事でどこか嬉しく思っていた。

「なぁ、そこまでやるのならスキューバのライセンスでも取得すればいいじゃん。もっともっと世界が広がるぞ。オレはやりたくても出来なくてナァ。」

彼女は苦笑いだった。

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☆画像:https://publicdomainq.net/

それからしばらくしての事。
彼女に呼び止められた。

「Nジャンさん、アタシ、会社辞めるの。」

「はぁ?コトブキタイシャ?」

「そうじゃなくて…」

またも苦笑いで最後の一言を残し去って行った。

「Nジャンさん、お世話になりました。」

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◇画像:https://photofunia.com/

彼女の退社からどのくらい経っただろうか。
人伝いで退社の真相を知った。

「あのコね、海の自然に魅了されて、その道に進むんだって。」

・・・・・・。

≡>┼○

オレノセイダ・・・・・。

言えなかったのかな。
それとも言い忘れただけなのかな?

黄金崎-4
Posted by (C)Nジャン

ふと、そんな事を思い出したのは今日、休日出勤の休憩中に若い女のコと夏休みの話題になった事による。

「オレさ、今年はノープランになるけれど、夏になると海が好きでね。伊豆に通っていたんだよ。」

「凄いですね。」

「何ならアレコレ教えるから友達と行ってみて。前にさ、同じように女の子にアレコレ教えてサ。のめりこんじゃって、会社辞めてその道に進んじゃったんだよ。」

「Mさんの事(Tジャンさんです:笑)?」

「そう、アイツを会社辞めさせちゃったのはオレのせいかな(苦笑)。」

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☆画像:https://publicdomainq.net/

そういえば元気にしているのかな?
いつの間にやらSNSも滞っているし。

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◇画像:https://photofunia.com/

今日はそんな事を思い出した。
Posted at 2023/07/09 00:53:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出話 | 日記
2023年07月05日 イイね!

920(Kunimaru)→N-JUN's Memories of Blue

920(Kunimaru)→N-JUN's  Memories of Blue※タイトル画像:https://photofunia.com/

音楽、クルマ、ストリート、3つの時に乗る自分。
18からの青さが濃い時代。
あの頃はそんなだった。

日本がバブル景気に沸いた時代でもあった。
映画「ハスラー2」が大ヒットを飛ばすと数年間、週末はどこのプールバーも混雑していた。
プールバーで高校時代の仲間達に偶然遭遇した事に始まり、俗にいう「ツルんでる」事態(!?)になった。

ある日、ヤツが言った。
「920よぉ、『青い影』弾けるか?」
920(Kunimaru)は当時のオイラのコールサイン。
何のことはない、誕生日だ。

応えた。
「プロコル・ハルムの?弾けるよ。」



「それでか…。」



嬉しそうに乗り回す。
終末は仲間達が自然に集まっていた。
スマホなんてまだ無かった時代。



遅れてオイラ「920」が加わった。



仲間内に異性も加わる。
意識していないだなんて言ったら嘘になるけれど、何だかどこか面倒で、自分の中で線を引いて、あまり近づく事はしなかったと思う。
「恋愛ズボラ」何だかそんなだった自分。

「どこへ流しに行こうか?」
終末の合言葉みたいなモンだ。

今は閉店したカフェレストランが当時のお気に入りの場所。
声の低いアイツはハンバーグを決まってオーダーしていた。
風変わりなアイツは箸で食べるモノを好んでいた。
オイラは気まぐれでメニューを選んでいた気がする。


☆画像:https://publicdomainq.net/

更にアップルタイザー、ジンジャーエール…
カッコつけてグラスがセパレートでつくドリンクをオーダーしている。
女子を目の前にすれば男子なんて単純な生き物だ(爆)。


☆画像:https://publicdomainq.net/

「無理にスリムタイなんてしなくて良いよ。」
何故かツッコまれるのは自分だけ。
センスネェナァ…



「あのZは920の知り合いだったのか。すげぇな。」
「そう。『オレはGT-R派なのだが… 現実は厳しいネェ』とか話した事あるよ。」



憧れGT-Rはまだ夢のまた夢だった。

時は流れ、連中はSUVへ移行。
アウトドアを楽しむようになる。
仲間内では縁があったようで招待状が届く。
更にもう一人、しばらくして同じように招待状が届いた。
そう、気付けばもうそういう歳頃。

祝福の時、オイラは鍵盤を叩いていた。
それを最後に「920」は姿を消した。

その時はやってくる。
念願叶う。夢叶う。

しかしその代償は大きい…
そして誰もいなくなった。



信じたら疑わずまっしぐら。
前しか見えない単純なヤツ。
ならばとことんやろうか。
「どうせなら」と次を求めていた。





変わらぬは自分だけ。
ネガティブだったのだが、少年時代から知るクルマ好き女子がオイラに言った。
少年時代からNジャンは日産が好きだったじゃない?大人になっても全くブレてないよね。少年時代に言っていたこと貫き通していることは本当に凄いと思う。」。



自称 「治療不可能な日産中毒患者」、「N-JUNKIE」を略して『Nジャン』と申します。

「ハンパで終わりたくない」とどこかで願いつつ。
Posted at 2023/07/05 21:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出話 | 日記

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「休暇の日 2025.10.31 ver. http://cvw.jp/b/116827/48740011/
何シテル?   10/31 19:52
「治療不可能な日産中毒患者」、「N-JUNKIE」を略して『Nジャン』と申します。 少年時代、スカイラインに魅了された事にはじまり日産ファンに。 ク...

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