
日産とプリンスが合併したのは1966年の事。
「技術の日産」と誰もが認める時代。
対するトヨタはヤマハと組んで対抗していた。
その代表的なクルマがかのトヨタ2000GT。
このクルマの存在は知っていた。
何度も雑誌に掲載されていたし。
でも、実車を一度も見たことが無く青春時代を迎えた。
20年前のある日、箱根にドライブへ行った時の事。
芦ノ湖の湖尻で休憩していた。
缶コーヒーと共に友人とダベっていると白い2000GTが流れにあわせてあのコーナーを行った。
「2000GTじゃんか!! 走っているの初めて見たよ!!」
その姿は華麗だった。
普通に走っていただけかもしれないが、実に優雅に曲がって行った。
クサい表現かもしれないが、まるでワルツを踊っているかのように…
ものすごくスローモーションに見えた。
中森明菜サンの唄ではないけれど、出会いとはそういうモノかもしれない。
僅か337台しか生産されなかった2000GTを見たのは本当に「幻」のようだった。
その後、自動車博物館で眺めたり、トヨタ2000GT愛好家クラブのツーリングに遭遇したり、各種イベントで見る事になる。
そして昨年訪ねたトヨタ博物館(
http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html)で久しぶりにトヨタ2000GTを見た。
その時、偶然に居合わせた修学旅行生達がトヨタ2000GTを口々にしていた。
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《Back-Number》 記憶のクルマ達
https://minkara.carview.co.jp/userid/116827/blog/ic666796/
・一丁目の夕日と「スカイラインGT-R」
・初恋はケンメリ
・コンテッサ1300との出会い
・ロードスターに恋した乙女
他
Posted at 2011/03/06 23:00:26 | |
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