
日本のモータースポーツで登場する応援団。
モタスポでも元々応援団ってのは昔からあったけれど、現在のようなビッグフラッグを用いた本格的な応援を最初にやったのが日産応援団であるのは紛れもない事実。
だけどソイツを自慢するヤツは誰一人いないだろう。
いたら滑稽でしかない。
ルマンで日産応援団黒澤団長がNISMOの担当者さんに応援を直訴したのが最初。
99年夏の GTで黒澤団長と大槻添乗員さんが応援をしたのが、国内初登場(その場にオイラもいたけどさ)。
ルマンin富士1000kmレースで歴代ルマンツアー参加者、日産応援団が集結。
現場で旗手を募った時、後の田上副団長が参加。
その喜びを終わらせることなく現在のSuperGTの前身JGTCで本格的な応援を始めた。
それをきっかけに本格的に日産応援団がJGTCに登場した。
すると今度はトヨタ系の私設応援団が登場。
それを見て「黙っていられるか」といわんばかりにホンダ系の応援団が登場。
チームによってはイベント会社委託の応援団までもが登場した時期があった。
その後も私設応援団が次々登場し現在に至る。
まだライバルがどういう応援団かわからず、お互い手探りをしていた。
ところがある事がきっかけでお互いフレンドリーであることを知る。
レース中ではバッチバチだけど、そうでない時はモータースポーツを愛する仲間だという認識となった。
オイラは早くも参加24年。
これだけやってると色んな事があるわナ。
喜怒哀楽と一言でいうのは簡単だけど、誰もが本気だからまぁ面倒な事。
正直、自分自身もミスやヤラカシはあったし。
ライバル応援団さんにも話を聴くと、アチラはアチラでご苦労があるのだという。
その内容を聴かせて頂くと決して他人事じゃないし。
こっちはこっちで、まぁ色んな方が居たナァ。
「応援団参加」を武器と勘違いした人物がそれをうたい文句に関係者に近づいたりして応援団に厳重注意があった。
はたまた応援団やってる自分がヒーロー気取りになっちゃっているタイプも居た。
見返り要求をクチにしちゃったのも居れば、我が物顔も居た。
公爵口だけど言われた事しか出来ないタイプも居た。
だけどそういう連中は黙っていてもすぐに居なくなっちゃうワケで。
応援団ってのは好きなチームや選手を応援する団体であり、団員は星の数ほど居る普通のファンの一人でしかない。
それ以外の考えがあるのなら、ソイツはただの勘違いだと…
¨ 応援は楽しい ¨
ただそれだけ。
長年やってきたオイラの答えだ。
深い意味で。
Posted at 2023/06/07 20:59:37 | |
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モータースポーツ | 日記