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音楽、クルマ、ストリート、3つの時に乗る自分。
18からの青さが濃い時代。
あの頃はそんなだった。
日本がバブル景気に沸いた時代でもあった。
映画「ハスラー2」が大ヒットを飛ばすと数年間、週末はどこのプールバーも混雑していた。
プールバーで高校時代の仲間達に偶然遭遇した事に始まり、俗にいう「ツルんでる」事態(!?)になった。
ある日、ヤツが言った。
「920よぉ、『青い影』弾けるか?」
920(Kunimaru)は当時のオイラのコールサイン。
何のことはない、誕生日だ。
応えた。
「プロコル・ハルムの?弾けるよ。」
「それでか…。」
嬉しそうに乗り回す。
終末は仲間達が自然に集まっていた。
スマホなんてまだ無かった時代。
遅れてオイラ「920」が加わった。
仲間内に異性も加わる。
意識していないだなんて言ったら嘘になるけれど、何だかどこか面倒で、自分の中で線を引いて、あまり近づく事はしなかったと思う。
「恋愛ズボラ」何だかそんなだった自分。
「どこへ流しに行こうか?」
終末の合言葉みたいなモンだ。
今は閉店したカフェレストランが当時のお気に入りの場所。
声の低いアイツはハンバーグを決まってオーダーしていた。
風変わりなアイツは箸で食べるモノを好んでいた。
オイラは気まぐれでメニューを選んでいた気がする。
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更にアップルタイザー、ジンジャーエール…
カッコつけてグラスがセパレートでつくドリンクをオーダーしている。
女子を目の前にすれば男子なんて単純な生き物だ(爆)。
☆画像:https://publicdomainq.net/
「無理にスリムタイなんてしなくて良いよ。」
何故かツッコまれるのは自分だけ。
センスネェナァ…
「あのZは920の知り合いだったのか。すげぇな。」
「そう。『オレはGT-R派なのだが… 現実は厳しいネェ』とか話した事あるよ。」
憧れGT-Rはまだ夢のまた夢だった。
時は流れ、連中はSUVへ移行。
アウトドアを楽しむようになる。
仲間内では縁があったようで招待状が届く。
更にもう一人、しばらくして同じように招待状が届いた。
そう、気付けばもうそういう歳頃。
祝福の時、オイラは鍵盤を叩いていた。
それを最後に「920」は姿を消した。
その時はやってくる。
念願叶う。夢叶う。
しかしその代償は大きい…
そして誰もいなくなった。
信じたら疑わずまっしぐら。
前しか見えない単純なヤツ。
ならばとことんやろうか。
「どうせなら」と次を求めていた。
変わらぬは自分だけ。
ネガティブだったのだが、少年時代から知るクルマ好き女子がオイラに言った。
「少年時代からNジャンは日産が好きだったじゃない?大人になっても全くブレてないよね。少年時代に言っていたこと貫き通していることは本当に凄いと思う。」。
自称 「治療不可能な日産中毒患者」、「N-JUNKIE」を略して『Nジャン』と申します。
「ハンパで終わりたくない」とどこかで願いつつ。
Posted at 2023/07/05 21:42:11 | |
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