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♪退屈が友だち…とうそぶいて
いつでもアウトロー気取っていたね
新聞の片隅に7行のニュースで
あの子の青春が終る
「何?ロックとかニューミュージックばかり聴いているオメェ、突然、荻野目ちゃんだなんて。」
「なんだろうね、自然に受け入れちゃってる音だよ。」
ツレのツッコミに素直に答えている自分。
アニメ「バリバリ伝説」のエンディングに採用される前の事。
この曲の中に自分がいるかのように。
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二十歳直前、十代最後の夏。
意味もなく仲間達と海に向かっている。
海岸沿いの道にバイクを並べてみんなで背を向けていた。
突然の夕立ち。
ずぶ濡れになっても気持ちいいくらいに思っていた。
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♪海沿いのカーブから
君のバイクが
あゝ夏に消えた
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座れない椅子か…
確かにあったね。
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あの夏の日も暑かったけれど、何もかもが若かったから、前しか見えていなかった。
晴天の下、青々とした緑に海岸から潮の風。
「なぁ。あの19の夏を覚えてるか?」
聴こえなかったか。
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♪ねえ誰に話したかったの
眼を閉じたその時に
あゝ座れない椅子がひとつだけ
青春にはあるね
[1987]
少年の最後の夏:荻野目洋子
Posted at 2023/07/17 21:05:54 | |
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