
予定外の事でしたが4/7から一泊で道南に出張でした。実際は仕事は金曜日のみ、土曜日は帰宅するだけで、しかも単独行動だったのでフラフラと彷徨してきました。
←函館港近くの煉瓦倉庫
洒落てますね。
その他徒然写真は
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金曜日は早朝便で羽田から函館に飛びます。お友達の
もり。さんがUPされていた
八幡平アスピーテラインのやや西上空を飛んだはずですが雲が多く視認に至らず・・・残念。函館はキリリと空気が冷え込んでいましたが、レンタカーのFit君で約130km走って所用を済ませ、また100kmほど走って宿泊地函館本線森駅に夕刻到着。同行のクライアントの社長はここで別の会合があるとのことで、教えて頂いた温泉に独りでFit君を走らせます。約15kmの距離ですが後半は山間に分け入る道。「鹿飛び出し注意!」という看板がリアルな道です。
濁川温泉という所ですが、ここはかつての火口の跡。小さな
カルデラになっているそうで、地熱発電所もある湯量の豊富な温泉のようです。施設は古く、お世辞にもキレイとは言えませんが、大きな湯船と露天風呂がいくつもある充実した温泉です。のんびりと北斗七星を眺めながら入る露天風呂は格別でした。鄙びた観光地フェチとしてはストライクのど真ん中です(笑)
翌日は森駅から
函館本線で函館まで。あえて特急ではなく
快速列車を選びました。一両編成のディーゼル車は駒ヶ岳を巡る急勾配の線路を、ブルブルと車体を震動させ30km/hほどの低速で進みます。線路脇にフキノトウの大群や湿地には水芭蕉の大群が見られました・・・北海道の自然はやはりスケールが違いますね(笑)そういう景色を見られたのもディーゼル車のスピードのおかげ。時には列車の旅もいいですね。
一時間ほどで函館に到着した後は、今日最大のミッション、カニの確保に函館朝市に向かいます。観光客相手の場外市場という感じですが、率直な「タラバガニは今身が細っている」との話を聞き毛蟹を2杯購入。
カニは後ほど取りにいく段取りにして、付近を少し散歩します。
前回主要な場所は見てしまったので、非観光場所を探します・・・が、めぼしい獲物はなく(笑)この時点で時間を持てあまし始めます・・・なので早めのランチを古い郵便局の建物で営業している「
カリフォルニア・ベイビー」で頂くことに(漫画を読みながらじっくり時間を掛けて頂きましたw)
その後、13時には朝市が閉まるのでカニを回収にいきます。飛行機は15時40分・・・大きなスチロールの箱を持ってどうしろというのか?(笑)仕方なく(時間のかかる方法として)路面電車に乗って、湯の川温泉方面に進出。高級旅館の並ぶ湯の川温泉を、トロ箱を手に歩く私は、なんか海産物を売り込みにくる行商人?(笑)
やや気持が挫けそうになった時見つけたのが温泉銭湯・・・海産物行商人としてはちょうどいいので入ることにしました。何の装飾もない白タイルの浴室には湯船が3つ。「高温47℃」「中温46℃」「ぬるめ」となっています。47℃って!? 当然「ぬるめ」に入りますがこれも充分高温(笑)44℃はあるんじゃないかと・・・。先ほど
ネットで調べたら湯の川温泉 日本国内屈指の高温銭湯だそうでした。いい経験が出来ましたw
で、昨夜帰宅したのが19時頃。カニを茹でて食べ始めたのが20時頃・・・1時間以上掛かって腹一杯食べた毛蟹は味もボリュームも大満足でした(喜)
ちなみに、前回のカニ空輸作戦の様子はこちらです。
Posted at 2009/04/26 18:18:33 | |
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