前回ブログの続きですが、実はK1600-GTでNAストレートシックスを所有してしまったことが契機となり、そこからの考察です。
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<2025.04>
K1600で知ってしまった6気筒の恍惚。完全バランスの粒立ちの揃った回転フィール、NAの息の長い回転上昇。
結果的にALPINAの6気筒を、ガソリンではなくディーゼルと選択したのは英断だったと思う。
ターボがデフォルトの昨今、回転上昇が速すぎてNA6気筒の息の長い回転上昇という美点を打ち消してしまう。それがガソリンなら尚更。

メガーヌ4RS購入検討時にMTを試乗したが、ドッカンターボ過ぎてすぐにレブタッチしてしまい、MT操作が忙しすぎたことがATを選択した理由だった。(クラッチフィールも頗る悪かった…)
しかし、ATを所有して踏みちぎった結果知ることになるが、コーナー立ち上がりで回転上昇と加速がシンクロしない、まるでCVTのような感覚がとても苦々しい。これはひょっとしたらATのクラッチエンゲージ率を電子制御で可変させている、滑らせているかもしれず(立ち上がりなので前輪左右の回転差はかなり少なくかつゼロに近づいていく状況なので、オープンデフの悪影響ではないはず)、MTだったらおそらくこういう症状はない。
ということで、「息の長い回転上昇」を「MTで自在に操る」ことが眼目になるわけで、となると限られた選択肢として俎上に載るBMW‐M2はどうだろう?
<2025.07>
M2試乗車を手配。現行G87型のAT。
(画像拝借)

サスペンションはさすがにバネレートの高さを強く感じるが、そういう性格として納得させられる。流しても飛ばしても両局面に対応する高次元バランス。なによりもFR特有のステアリング操舵時のクリアでシャープ、まるで神経ニューロンがつながっているかのようなフィーリングには舌を巻く。
リヤ駆動のトラクションは然程感じないが、極限時には体感できると思われる。
エンジンフィールは、粒揃い感はあるものの、ターボ化によってベールを一枚被っていてやや薄味。アクセルを強く踏むと即座にシフトダウンするあたりに興醒めする。アクセルに対する反応は超リニアであるが、街乗りではやや過剰気味。
回転上昇については鋭さはあるものの、ATだとどうしても意に沿わないタイミングでシフトアップ・ダウンをするので、ブレスコントロールができない。
ラップタイムを求めるなら明らかにATだが、そうではないならやはりMTがマッチする。
ATのパドルシフトはやはり子供だまし。シフトゲートが無いので感覚的に現在のギア段数が掴みづらいが、MTだと明らかに認知できる。
オートブリッパーが装備されていれば完全にMT一択。
<2026.02>
M2(G87)になんと
MTの試乗車が存在することを
あるBDおーなーさんから教わり(感謝!)、勇んで試乗。
懸案のペダルレイアウトはやはりオフセットが強いが、始祖M135よりはマシで、何よりも全体評価の高さからすればそのネガも吸収されてしまう。シート座面が前上がりのため、太もも裏側が圧迫される状態は要注意。
実は購入直前まで検討が進んだBRZが霧消するほどの出来の良さ。それはやはり欧州車の伝統・共通性である
基本設計の抜かりなさ。ボディ、マウント、ミッションなどなど、全ての部分における剛性の高さが瞬時に伝わってくる。
もう一つの懸案だったターボ過給だが、あまり強く踏めなかったこともあるが、
ストレートシックスの息長い回転上昇をスポイルすることなく、かなりNA然とした仕立てが素晴らしい。というか、勝手にシフトアップしないため、オイシイ回転数を自分で維持できる。
M2就役ならば、メガーヌとALPINAのどちらと入れ替えるか?
M2の楽しみ方・キャラクターからすればやはりメガーヌが対象になる。ただそうなるとALPINAとMモデルのガソリン&ディーゼル6気筒が2台並ぶ訳で、なんとなくご近所さんの目線がイタい…w
ALPINAの美点を再度咀嚼してみる。スポーツネスにおいてはM2もしくはメガーヌ、はたまたバイクが担うので無くても構わない。すると残るはクルーザーとしての性格。これも若干プアなサスペンションが減点対象だが、とにかく長年憧れた存在そのものやルックスの点数が相当に高い。それだけで所有している喜びがあるが、電子部品満載の近代車両、長年連れ添える可能性はあまりないので、そこを考慮する必要あり。もう少し年齢を重ねればクルーザーとしてはメルセデスのSクラスという選択肢も出てくるわけで、となるとALPINAをM2の入れ替え対象とすることも可。
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そんな考察と、
メガーヌのサーキット走行での所感を合わせてほぼ結論を得ていた矢先、中古車市場にふと意中の出物が…
兼ねてよりデザイン的にも価格相場的にも圧倒的にF87型に好意を持っていましたが、G87型を試乗した際に、「これもアリやなあ…」と、中身の良さにデザインの減点が帳消しされる感じではありました。
でも、お知らせメールに載っていた出物は9年落ちのF型。ピンときたのはなかなか出てこない正規ディーラー案件ということ。つまり
9年落ちのハイパフォーマンスカーでも保証がフルでついてくるという点です。
「と・と・とりあえず現車確認に行ってみるか!」
と訪問すると、なんと試乗までさせてもらえ、懸念していたクラッチフィールも確認OK、G型と同様ターボフィールもマイルド、G型に比べてストリート寄りのサスペンションも好み。
ということで即決でしたー!!!
メガーヌ4RSも3年弱32,000kmのお付き合い、ありがとう!
あなたのシャシーはこれまでもこれからも世界一だよ!!
あるBDおーなーさん、お陰様で良い選択ができました!長年の検討の最後のピースを埋めて頂き有難うございます!
Posted at 2026/04/20 22:36:13 | |
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BMW-M2 | 日記