梅雨に入る前にちょっと味見してきました。
Kawasaki-W800は、Cafeタイプを狙い撃ちです。
まったりツーリング用途に適したパラツイン、適度な排気量で800cc。眺めても愉しいCafeスタイル。結構期待できます。
過去にTriumphのスピードツインも試乗していたのですが、どうも無味無臭という感じでした。しかしながら、こちらはなかなか面白い。これはやはり
川崎重工伝統の「鉄馬感」だと思います。振動含めたインフォメーションが豊かで、でも従順すぎる優等生ではなく、適度にライダーが能動的に抑え込む必要がある。これがライディング感に繋がっている。今日日
ビッグツインなのに空冷で出してきているところもイケてます。
ただ、力感が相当弱いです。「あれ、コレ中型だっけ?」と思わせるぐらい(笑)
4000rpmを超えてくるとそれなりのパワー回転に移行してくるのですが、なんと同爆とのことで、パルスがちょっとしんどい。
結局は、トコトコ流して停めては眺めて愉しむといったバイクであり、そういうカテゴリーにおいてはベストです。シートのツートンカラーもかなりイイ。
お次はワタクシの勇み足が止まらないデンキです。
とにかくBEVが欲しくてたまらないのですが、日常使いにおけるインフラの脆弱性やまだまだ普及レベルではないことからの高値感からどうしても踏み切れないでいるのですが、
一周回ってPHEVが面白いのではないかと回帰しております。悪く言えば中途半端ですが、良く言えばいいとこどり。
家内が子供の送迎や近所のお買い物として使うセカンドカーとしてなら、PHEVでもほぼ電力だけで賄えるはずで、でもいざという時にはエンジンも控えているという安心感。そういう視点で物色すると、可愛げのあるルックスでコンパクトな5ドア、ピタリと来ます。
過去に試乗したGOLF-GTEは、完全無欠感が美点だったのですが、動力性能云々ではなくウィットを付加したい気分があるのです。
試乗した感じも、SUV的なアイポイントとヒップポイントの高さのメリットと、大きくなったとはいえコンパクトなサイズ感、エンジン駆動が付加される瞬間も何ら違和感なくて好印象でした。
ただ、もう少し待てば各社から様々なEVが出てくるので、もう少し様子見するのが良いと判断しています。
番外で、トランポトレーラーもデンキに入れ替えできないか、コチラの車両(e-NV200)をお借りしてゴニョゴニョしていました。
セカンド、サードシートの脱着が案外大変で、これなら現状のトレーラーの方がボルト4本で組み上がるし、バイク積載時の安全性も高くて軍配アリ。
ただ、平常時は7人乗れるわ荷物は沢山積めるわBEVだわで、トランポ特有の「非トランポ時の稼働率の低さ」を解消できるので、なかなか面白そう。
コイツをヘッドにしてやっぱりヒッチメンバー取り付けてトレーラー牽引、というのがこの上ない理想(笑)
しかしながら、前期型(中古車)は安価なものの航続距離が乏しすぎるしメーカー保証がほぼ見込めないし、航続距離が倍化した後期型は保証たっぷりなものの高額で中古物件はナシ。やっぱりもうちょっと様子見ですわ…。
EVって、この「エアコン事前作動機能」が白眉なんだな~。
Posted at 2019/07/13 15:15:09 | |
トラックバック(0) |
車試乗 | 日記