• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

SiSoのブログ一覧

2023年05月23日 イイね!

DAYTONA675R~end of decade

分身
象徴
愛機
戦友
宝物
e.t.c.…



形容する言葉は1つに絞れません。
alt

11年13,324kmの物語。
年換算だとたったの1,200kmですが、濃度でいえば120万km。

自分がDAYTONAで追求したかったこと、得たかったこと、意図せず会得できたこと、それぞれが自分の血肉となっています。
DAYTONAというキカイだけじゃなく、それもセットだからこそ、様々な個性ある人とも出会えたのだろうと思います。

使い込んでいったから想い入れがあるとも感じますが、「自分の志向性を具現化してくれるキカイはどれだ?」と考えて選んだので、なんだったら手元に来る前から想い入れがあった。

最後の走行は昨年6月。そこからしばらくしてサーキット引退を決心し、ではDAYTONAをどうするか悩みました。季節もぐるっと一回りさせれば、自分の心境に変化があるかもしれず、それを見極めるためにもじっくりと時間をかけて…。

<保安部品一式を再構築して公道復帰?>
峠でいまだに80年代90年代のバイクでツーリングされているエンスージアストをよく見かけますよね。拝見するこちらからしても、「ああ、あの人はあのバイクのことを物凄く好きなんだなあ…」と、その関係性に憧れを抱きます。あの世界観。ふむふむ、想像してみよう…。
ブレーキアクセル入力が8割を切り始めると途端にロールレートの落ちるガチガチシャーシ。流した走りなんてしようもんなら全く曲がらなくてひたすらギクシャクするだけ。そこに愉悦なんてこれっぽっちもあるはずなく、やっぱり無理だ。

<想い入れのあるオブジェとして静態保存?>
眺めて陶酔に浸れるのは、あくまでも「それを使っているシーンを回想(ブレーキング、バンキング、アクセルオンの一連の動作)できる」条件が必要ですが、それは保存動画で事足りる。すると現物を気にする機会は減り、錆の発生など劣化にも気付けずに悲惨な姿にしてしまう。

という訳で売却を選択するのですが、ちょっと違う角度の観点があって、「ある売却価格を設定して、それ以上ならば売却、それ以下ならオブジェとして保存」というもの。なるほど、なにか感情的な抵抗があって手放しにしこりが残っているなら、いっそのこと「金額」という基準に委ねてしまう、そういう考え方も面白い。

でもたとえそれで保存選択となったとしたら…?
どうしてもオブジェとしてのDAYTONAがイメージできなかった。(それは決して汚いバイクだからではないw)


サーキットを疾走し、刀傷を沢山抱え、タイヤもガリガリに削って消耗し、自宅ガレージに戻っているのになぜか「まだエンジンが熱いんじゃないか?」と思わせるような、「戦いの息遣い」「興奮した体温」を感じてこそのオブジェ。


それをもう今は、DAYTONAからは感じないのです。
そう、DAYTONAに無いのではなくて、自分にその情熱が無いのです。

そんな自分に落胆があり、DAYTONAを見るたびにそれを突き付けられる、それが辛くて遠ざけたいのかもしれない。



alt

ということで、自分にとっての一時代の終焉なのです。


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt


alt
Posted at 2023/05/23 19:24:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | Triumph-DAYTONA675R | 日記
2023年05月10日 イイね!

クローズドではなくあくまでもストリートでの愉しさを追求した作品

クローズドではなくあくまでもストリートでの愉しさを追求した作品「カネを積めば得られる愉しさ」ではなく、「知恵と工夫でしか得られない愉しさ」といった日本人的価値観をお持ちの方には是非。

こういうスポーツモデルで語られがちなスペック競争、タイム競争からすれば、他車に後塵を拝するだろうが、ルノースポールが提示してくれるものは、「そのハイスペック、本当に毎日愉しめますか?クルマの愉しさはもっと民主的だったりエモーショナルなもののはず。それを時代性に抗いながら絶やさず提示し続けます」という矜持であり、諸手を上げて共感する。

詳しくはこちらのブログにて↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1385559/blog/46921389/
Posted at 2023/05/10 11:45:15 | コメント(3) | クルマレビュー

プロフィール

「@147-TS さん そうなんですよね、僕もそう感じていて、カラーリングだけはカッコいいけど、実は全体デザインがミニバイクみたいで非常にマズいと感じます。ヘッドライト形状とリヤカウルの短さが気に入りません。」
何シテル?   04/26 21:52
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/5 >>

 123456
789 10111213
14151617181920
2122 2324252627
28293031   

リンク・クリップ

眠れなくて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/21 16:23:48
スポットニュース(日本の産業基盤) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/23 13:07:35
デイトナ675R サスセッティング研究 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/16 04:00:47

愛車一覧

BMW R1250R BMW R1250R
BMWボクサー兄弟のRoadsterモデル
BMWアルピナ D3 BMWアルピナ D3
名車と呼ばれるものは沢山ありますが、これほどまでに「奥ゆかしさ」を備えたブランドを他に知 ...
ルノー メガーヌ ルノー・スポール ルノー メガーヌ ルノー・スポール
Renault-Sportのスピリットが詰まった最後の作品(非ULTIME)
ヤマハ WR250R ヤマハ WR250R
ファイナルモデル。 「オフロードのR1」と称されていますが、それは言い過ぎかと、YAMA ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation