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2022年11月10日 イイね!

TRACER900-GT~東西中部軍入り乱れてのはぐれ侍さん納車お祝いツーリング

はぐれ侍さんがBMW-S1000XRを納車されましたので、恒例の納車お祝い1泊2日ツーリングを企画しました。

冷やかし、冗談で、東軍に「四国方面ツーリングやけど、来る?」と訊くと、数分後に即答で「行く」と…。日本地図の距離感分かってる?
そしてまた数分後に、「ヒコーキとレンタルバイク予約した」だって…。
カルい!カル過ぎるぞよ!んで、エアーで現地入りするなんてMotoGPライダーみたいでなんかカッコイイからやはり成敗じゃ!!
それに近いレベルで、西軍友好国の中部軍もソッコーご快諾w

淡路島と徳島香川あたりを戦場に設定、必勝を祈願しALPINAで下見ツーリングなんかもしちゃったりしてw
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さて当日集合時間は8:30とヌルい時間、西軍統合幕僚長はぐれ侍殿とは意気投合し、夜明け6:30から集合して戦闘訓練。
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ぬおおっ!ハヤブサやRT時代とは全く別人の走り!さすがBMWの誇るS1000ベースマシン!両サイドパニアはまやかしのように切れ味するどいバンク!人格も変わってしまったようで、昔なら僕を気遣って追い抜きどころを図ってくれていたのに、お構いなしに遥か彼方へ…(泣)
訓練完了し下山中、お若い250ライダーが転倒しており救助活動(汗)自宅も目と鼻の先とのことで大事には至りませんでしたが、出鼻を挫かれ動揺したボクたちはその後はヨロヨロライディングw

そしてなんとか全員でコンビニ合流後、長らく世界最長を誇った明石海峡大橋を渡って淡路島SAへ。明石海峡を見降ろせる観覧車に、おっさんばかり6人なのに乗ろうぜと言い出し、僕は高所恐怖症だから嫌だなーと言った瞬間に更にボルテージを上げた東軍。
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この後本当は海岸沿いを走るつもりだったのですが、観覧車のせいで時間が押してしまったので、高速道路を使って昼食会場へ。初訪でしたが、ボクの特殊能力である食べログリサーチアビリティが炸裂し、抜群にイイお店でした。料理ヨシ、ボリュームヨシ、眺望ヨシ、穴場感ヨシで言うことなし!(自画自賛)
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さあここからは山中に分け入り、お楽しみのワインディング、ようやく中部軍を接待できるし、ここで東軍に打撃を与えられるゼ!と息巻いたのですが、西軍参謀tak3さんが付いてこない…?ヤバ、事故ったか?と冷や汗かきながら戻ってみると、電子キーと車両のコネクト不良で不動状態…。車ではもうほぼ標準仕様でこういう問題はまず発生しませんが、バイクではしばしば目にする症状。ちょっとシャレにならんので、メーカーは再考すべきでしょうね。ディーラーに電話しながら色々試しておられましたが、最後はトチプーさんの「ヒューズ抜き差しをしてみな」という提案で解決。良かった良かった!

んでワインディングはどうだったかというと、すいません、ここで白状します。ナビがバグってルートロストし、いつものソロツーの感覚、嗅覚だけを頼りに無分別に走りまくってただけですw
皆んなにはそれを気付かれていなくて「やっぱ下見までしたアイツはスゲーぜ!」と羨望の眼差しを受けていましたがちょっと罪悪感が…w

「景色が綺麗でバイクを並べて映えるスポットプリーズ」と事前にオーダーを受けていて、これまたなんでもござれと名シェルパな風格漂わせて無言で親指立てていたのですが、下見で発見していたスペシャルスポットとは逆方向に進んでしまい、辛うじて見つけた海沿いの小さな駐車場に、これまた「ご所望のスポット、ご用意しました」的な執事感出してご案内。
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東軍はここら辺で徐々に「何かがおかしい…」と気付き始めたようで、「あの山の上の風車に行こうぜ!」とか「あれが鳴門大橋か!鳴門の渦潮あるんだよね?」とか、自分たちでタクトを握る動きを見せ始めました。
「イカン、どうやら気付かれ始めとる…。メッキが剥がれる前に被せていくぜ!」と光速でググッて「渦潮観光船、今すぐ出発しないと間に合わんぞ!GO!」

鳴門大橋から眼下に眺める渦潮も素晴らしいのを知ってるけど、ここはオレのメンツを守るために何としても観光船に皆んなをネジ込まないといけないので、カッ飛ばしてスキップだ!
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当日その時間帯が渦潮が最高潮な潮目だというのは、ググった時に初めて知ったけど、さもルートに組み込んでいたかのように振る舞い、ここでも「アイツすげー!マジ旅行ガイドが本職なんじゃね?」みたいな尊崇の目線がイタいゼ。

観光船では皆んな、周囲の女子供や老人を押しのけて我先にと渦潮を見やすい場所を陣取ってまー大人気ないこと…wソートー楽しいんだね、ヨシヨシ。
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いよいよ日も暮れ始め、東軍には老眼で夜間走行は命の危険を伴う御仁がおられるので、宿に向かわねば。
ここでも神懸かったタイミングで日暮れの瞬間に宿に到着し、超ゴージャスなホテルエントランスで軍の東西関係なく全員がボクにひれ伏すのでした。
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ディナーの中華では、「なんだ?ウチのセレブホテルに似つかわしくないみすぼらしいおっさん6コ。他のお客様の失礼にならんように」と個室にブチ込まれ、お陰様でやんややんやと楽しませてもらいました。ホテルマン捕まえて「リーゼント!」と指差すのはヤメロw

我々のツーリング史上最高ラグジュアリーなホテルでぐっすり就寝。いつも早起きして筋トレする勢いの殿も目覚ましセットを忘れるぐらい快適だったようです。

朝食も美味しく頂き、旅の思い出記念撮影もこなしてさあ出発。前日に僕のアテンドアビリティに完膚無きまでに打ちのめされたようで、皆の期待の眼差しがアチチチッ!
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もうアレですわ、完全に僕を付き従うべき親カルガモと認識したようで、まあ従順なこと。ワインディングや長閑なカントリーロードをひた走り、「トイレ休憩頼むわ…」と言うおじいちゃんを絶妙に引き延ばしてギリギリで目的地に到着させるプチ虐待も織り交ぜて、大団円を迎えます。

「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる女子に大人気の映えスポットに、なぜかおっさん6コがキャピキャピ。ここも潮の満ち引きが映えに影響するのですが到着して直ぐにベスコン到来!
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完全に東軍はおろか全員を軍門に下し、王朝完成。
解散前の昼食会場が爆ウマうどん屋さんで、見つけた殿に最後の最後は持っていかれましたが、今回の主役ということで花を持たせましょう!
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ここからは各々好きなルートで帰路を目指しました。城攻めに向かう人、時間的に無理があるのに有名舗装林道に挑む人、来たワインディングを逆行してオカワリする人、それぞれが旅の記憶を反芻しながらボクの偉大さをしみじみと感じて帰路に就いたことでしょう。


こうしてボッチライダー史上最大人数を引率してのマスツーは大成功に終わりましたとさ…


<starring>
ぺちゃ1号さんのブログその1
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トチプーさん
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tak3さん
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Posted at 2022/11/10 21:27:59 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイクオフ会 | 日記
2022年11月02日 イイね!

TRACER900-GT~サスペンションリニューアルでの驚き

整備手帳にて既報の通り、Technixにて実施頂きました。
2年10ヶ月で34,000kmのマイTRACER、明らかにサスがヘタってきていたので、前回のブログの通り乗り換えも検討していましたが、乗り換え候補が無いという結論になったので、テコ入れすることにしました。

TRACERを購入したショップさんがTechnixと懇意なようで、導入実績多数、自信をもっておススメ頂きました。
偶然それがインストールされたXSRがあって、「押し引きしてもらったら違いが分かるのでどうぞ」と言われたけど、スタッフが運んでくるのを見るだけで違いが分かっちゃいましたw
押し込むスピードの3倍ぐらい戻るスピードが遅い…!あんなサスペンションは初めて見ました。有難くも試乗もさせてもらったのですが、見た目よりはエキセントリックな挙動ではなく、「しっとりしてるな」程度の感想に過ぎませんでした。
いずれにせよ、全ての機構に慣れ親しんで熟知している個体が、サスペンションだけのリニューアルでどのような変化をするのかを知る(純粋にサスペンションだけについて体感をもって学べる)のはまたとないチャンスだと思い、それなりの費用は掛かりますが決断しました。

ステッカーが大きすぎてちょっと恥ずかしい…w


仕上がってまずビビッたのは、ストロークセンサーが入れられていて、なんか試されている感じが…(笑)


実走した瞬間にニヤけました。
普通の交差点の左折やUターンの際に、細かな挙動が抑えられていて安心感がかなり増しています。

さて、ワインディングに到着しダンパーセッティングに入ります。
まずは出荷時のセッティングのまま試します。フロントは伸び圧共に最弱の1段階から最強の24段階まであり、リヤは伸びのみ同じく24段階。推奨セットとしてワインディングとストリートの2種がありましたが、それぞれ1~2段の差しかなく、僕にとっては誤差範囲。確か20段ぐらいが出荷時セットでした。

サスペンションの伸縮において、初期は早くて終期でゆっくり、そんなプログレッシブな特性がとても素晴らしいのですが、速度域が上がってギャップに遭遇すると、一瞬宙に浮くような離陸感があって怖さが出てきます。サーキットのような平滑路面だと前後ピッチングスピードの抑制としては良いのでしょうが、ギャップや大きなアンジュレーション満載の公道路面だと不向き。

(でも、サスペンションのプロがこのセッティングを推奨しているのだから、おそらく僕の乗り方や感じ方、趣向性が間違っているのだと思われます)

一度全抜きにするとギャップ吸収は良好なんですが今度はピッチングコントロールに難が出てきたり、通常巡行時の何でもないアクセルオンオフでのピッチングが大きくなって疲労に繋がったりと、バランスが悪くなりました。
2段階→5段階と試してみて、最終的に3段階でベストバランスに。
つまり、ワインディングセットなのに24段階あるうちの3段階しか締めていないユルユルセッティングになったのです。

そして逆に、ワインディングへの行き帰りのストリートセットの方が、15段締めるカッチリセッティングに…ww。
ギャップ吸収は比較的悪化するけど、速度調整のピッチングをほぼ出さない方向。そもそもの基本特性がプログレッシブなのでアタリはそれなりに柔らかくて、奥の方ででギュウゥッとストロークを抑え込んでくれる。疲労も少なくかつすごく気持ちいい乗り心地です。

ギャップの初期入力吸収と最後の収束のさせ方が、本質的にはトレードオフなはずです。ギャップの初期入力吸収を良くしようとすれば緩めないといけない、最後の収束を良くしようとすれば締めないといけないので、セッティングとしては真反対。
そこを両立させられる基本特性が何よりも素晴らしいと評価します。

尚、リヤについてはフロントの調整と概ね同調させました。オーバーホールのみだったにもかかわらず、謹製フォークオイルのお陰かこれまた素晴らしい特性。


この先の課題としては、「公道ワインディングで前後サスに求められる要素を分解して、どうしてもトレードオフになる部分については操作によってコントロールして解消する」ことです。
例えば、それなりに締めたセットで、マンホールなどが直前にありトレイルブレーキをリリースする必要があってバンクした後に、更に凹があったら、サスに早く伸びて凹に追従してほしいけど早く伸びない訳です。そこはブレーキで与えたフロント荷重によって自ら押し付ける、とか。
僕の場合は緩いセットでハイスピードステージに入るので、サスの伸びスピードが速くて困る状況があります。Rの大きなコーナーのバンキングですね。ここもブレーキリリースのスピードをゆっくりにすることでサスの伸びスピードをコントロールしたい。

★疑問★
「ダンパーはストロークスピードを調整する機構であり、ストローク量は緩めても締めても変化しない」というのが定説ですが、今回DAYTONAではなくバネレートが低いTRACERでセッティングドリルを熟しているうちに、そうではなく「変化する」と思いました。
その定説は、ダンパーの機構を原理的に理解するというか、誤解なく機能について理解させるための説なんじゃないかと。
ダンパー内をオイルが通過する際に、締めるとシムによる抵抗が高まりストロークスピードを落とします。「抵抗が発生する」ということは、慣性力はそこで減衰されるわけで、ならばストロークトラベルも減ると考えるのが普通では?確かに、長い時間かけて荷重すれば、ストロークトラベルは同じに行き着くでしょうが。
自分の体感的にはどうしてもそうなので、個人的にはそう理解することにしました。


昔、初対面で最初の会話が、「いや~あのねぇ~、やりましたよ!フォトシートでダストシール(SKF)の隙間にスィーっと〇△×・・・(以下理解不能)」で、そのブッ飛びぶりに目を丸めつつ細めた微笑ましいコンフェイトさんの記憶が、このSKFの代名詞のカラーを見ると蘇ります(笑)



嗚呼、これから休日の前夜は毎回、ALPINAでドライブに行くかTRACERでツーリングに行くか、選ぶに選べない嬉しい悩みに悶々とするのだろう…w
Posted at 2022/11/02 21:25:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | TRACER900-GT | 日記

プロフィール

「@147-TS さん そうなんですよね、僕もそう感じていて、カラーリングだけはカッコいいけど、実は全体デザインがミニバイクみたいで非常にマズいと感じます。ヘッドライト形状とリヤカウルの短さが気に入りません。」
何シテル?   04/26 21:52
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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