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数々のEVが各社よりリリースされていますが、トップエンドクラス以外に共通するのはインチの小さなホイールに扁平率の高いタイヤを履かせていて、明らかにデザイン上の齟齬が生じています。先進的なEVにとってデザイン面で高レベルを維持することは重要なはずですが、そうしないのは、「バネ下重量がEVの現状における最大のネックである電費に影響するから」でしょう。デザインより電費を優先した訳です。

＜まるでドーナツなe-Golfの純正アルミホイール＞


ここにアソビを入れたくて、19インチの社外ホイールとローダウンスプリングでコスメチューンを施しました。




実は１年8か月前の施工でして、この間どれだけ電費への影響があったか計測しました。
結果、交換前は9.8km/kwh、交換後は7.8km/kwhで、おおよそ20％の悪化でした。ちなみに、タイヤ付きホイールの重量計測は忘れてしまったので、腕で抱えた時の感触で言えば、30％ほどの重量増。

いきなり最大トルクを発生する（出力調整は掛かっていますが）モーターEVでも、交換後はゼロ発進時に若干の鈍さを感じていました。アジリティは当然高くなったものの、トバしたいと思うこともほぼ無くなりましたので、本当に外観上の満足感を高めただけでしたが、ミドルクラスEVは軒並みダサい足回りの中、「EVなのにルックスも良い」という意外感がキモティイイ。