初めてオフロードコースを走ったのはもう5年も前のこと。
時を経てWRを入手した今、再び彼の地へ…!
「オフロード界のR1」と呼ばれるWRの本領とはどこにあるのか?
かねてから巨大なクエスチョンマークを抱えていましたので、いっちょこういう環境に放ってみれば何かしら見えてくるのかと。
オフロード初心者のくせしてそんな偉そうなことを言えるのは、5年前にコンフェイトさんにKTMのエンデューロレーサー、しかもなんと350をお借りできた経験があるからですが…!
10:30に走行開始。
まずは広場でグルグルと周回。ブレーキング、バンキング、アクセルオン、スライドと、一連の流れとフォームやボディアクション、荷重コントロールを思い出す作業。
次にミニコースへ。小さなジャンプ台があるけど凹凸を舐めるようにして離陸せず(笑)
ミニコースと広場をなんども行き来して、休憩もしっかり挟みながら、ちょっとずつレベルを上げていきます。
14:00頃に一旦整理。
スライドとグリップがとにかくピーキー。トレールタイヤであることもあるでしょうが、とにかく重量が悪影響していると思われます。コンフェイトさんのKTMとは雲泥の差。スライドもグリップも非常に掴みやすく、初心者でもアクセルだけでスライドをコントロールできていましたが、WRはムリ。恐る恐る開け足すと急激にスライド発生、再グリップもハイサイド的なキックバックをしてくるので重量による慣性が相当に大きい。
最も悩ましいのは初期旋回不足。フロントのグリップが脆弱。ブレーキ進入時にバンク角を増やそうと寝かし込みますが、かなり浅い段階でスリップしてしまい、初期旋回が生まれない。ならばとアクセルターン気味に二次旋回で回ろうとしたいけど、先述の通りスライドコントロールも難しいので、コーナー全体を通して緩慢。ちなみにクリップでのアクセルオンでもフロントが逃げてしまう事多数。前傾後傾なども試したのですがあまり変化なし。
15:00に物は試しとフルコースへ。
ジャンプ台は全て飛ばないように走りましたが、やはりダイナミックで面白かったです。もうお二人ライダーがいらっしゃったのですがこの時間には切り上げられていたので貸切状態だったことも気楽でした。
いやそれにしても、丸々一日走り放題で3000円ポッキリなんて、なんとまあ安上がりなこと!たまのアソビの選択肢として一つ入れておくと良いですね。
<総括>
やっぱりWRは、「トレール車にしてはちょろっとモトクロスもできなくはないよ。エンデューロも重たいから厳しいよ」というバイクだと判断しました。
なので、WRの使い方は「軽めの林道や絶景名所林道ラリー用」と見切りました。
よって、トライアルでもっと基礎を学び、それからエンデューロレーサーにスイッチすればとてもシアワセになれると妄想が膨らみます…w
Posted at 2022/02/15 17:42:11 | |
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WR250R | 日記