前回ブログでTRACER×Technix、恍惚・垂涎のサスペンションを語りましたが、こちらが本家。
納車3ヶ月で6,000km走ってますが何か??w
TRACERではワインディングでヤワヤワセット、ストリートで硬めのセットという、本来とは真逆のセッティングにキマりましたが、ALPINAはオーソドックスな選択に至りました。
コンフォートモードだとダンパーは当然柔らかくて、街乗りなどローペースだとしっとり良好。ペースを上げていくと特に伸びを抑えることが出来ずに車体全体が浮き上がって超不安定な挙動になりますので、やっぱりスポーツモードにして硬めます。
明らかに1.9tのヘビー級車重が影響してきます。車重が生む大きな慣性、左右方向はピレリタイヤのコンパウンドグリップでなんとか受け止めていますが、とにかく上下方向は如何ともしがたい。
ルーテシア3RSというフラ車の神髄。比較的軽量な車重、豊富なストロークをこちらでコントロールしながら走らせる愉悦。しっかりロールしてくれるのでタイヤの真上から車重を掛けてトラクションを生むような感覚は最高でした。
比してドイツ車全般はあまりストロークをさせないので、必然的にロールが少なく車重を上から掛けるというより、横方向ベクトルの遠心力をいきなりタイヤに負担させる感じ。ステア操作に対して超リニアな反応なのですごくアジャイルでスポーティな動き方なんですが、タイヤに荷重が載っているイメージができず、コンパウンドグリップが抜けたら最後、一気に真横にブレイクするカミソリのような怖さを感じます。ここで1.9tという重さが「怖さにつながる」。
個人的に好みなフラ車的ロングストローク設定にすると、低速度域だと本当にTechnix的、あ、間違えた(笑)、ALPINA的なしっとりコシのあるフィーリングで最高なんですが、やはり高速度域となると車重を支えきれずにストローク奥でのダンピングが全く足りません。
この扁平率だとあまり変化は期待できませんが、ミシュランタイヤに換装して、せめて荷重フィーリングを高めるだけでも試してみたい。
まあでもそこはALPINA。怖いという領域まで持っていく必要がそもそもなく、余裕ある領域で遊ばせるのがオトナの嗜み(オマエが言うなw)
オヤツ休憩も眺める時間がついつい長くなってしまうのもお約束か…w
ちなみに僕的には、体感で「おお!100km/hぐらいに到達しているな!」と思ってもメーターでは80km/hで、大体20km/h程度速く感じるし、この車だと120km/hが恐怖心の許容限界で、過去一トバしずらいです。これもおそらく、感覚で捉える「1.9t」が原因だと思っています。
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どうしてもTRACERツーリングの感覚が抜けず、こんな酷道にも入り込んじゃって…
挙句にダートを走らされるという、日本一酷使されるALPINAさんです…(汗)
Posted at 2022/12/15 20:46:49 | |
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BMW-ALPINA D3S | 日記