納車から数か月経ちますが、備忘録を兼ねて…。
首都高スペシャルマシン大試乗会で味わってしまったメガーヌ4RS。ちょっと悔しいな~、と思いながら負け惜しみ半分で「まー、でもこれMTだったら文句なしなんだけどね」なんて呟いたらぺちゃ氏が「は?知らないの?MTあるよ」と…。
もうそれからというもの、憧れ続けてやっとこさ手にしたけど、たった7ヶ月しか経っていないALPINAと入れ替えないといけないやんか!と逡巡する毎日。
ひょっとしたら10年後ぐらいの自分にとってはALPINAがベストマッチするかもしれず、でもその時に再度入手しようとしてもBMW社のALPINAしかない…。
でも正直、ALPINAにこれ以上の愉悦が無いことも理解してしまっており、持ち続けることも無駄かもしれない…。
まあとりあえず一旦、旧知のルノーディーラーに訪問してみよう。
「メガーヌ4RS試乗させてください(EDCしかないだろうけど)」
「はいどうぞ、シャシーカップのトロフィー、MTです」
「ナヌーッ!!」
もうこれ外堀埋まってるやん、とトリハダ立ちながら試乗しました。
シャシーカップの雰囲気はまんま愛機ルーテシア3RS。でもシャシーがソリッドなだけあってターボラグが悪目立ちする。何よりも今回から採用されたという「クラッチフィルター」により、クラッチのミート感覚がものすごくファジーで、これによるギクシャクもソリッドシャシーが明確に伝えてきてしまう。クラッチフルードの脈動をダイヤフラムで吸収するためとのことですが、それRSに入れちゃダメでしょ。
左足が弱ってきたお年頃の自分にとって、扱いやすいMTならまだしもこれじゃ無理。シビアなクラッチとターボラグをクリアに伝えてきて、尚且つ日常使いにはチト辛い硬さのシャシーカップよりも、EDC&シャシースポールがベター。
「SiSoさんお好みのグレーは、EDC&シャシースポールで残り1台です(仕様まで最後の徒花かよw)」
「MTには無いシートヒーターもEDCには完備。シートバックもMTはダイヤル式で面倒くさいですがEDCはらくちんレバー方式です」なんて、更に埋まる外堀。
試乗を終えて帰ってくるとこんなのまで鎮座していて、シンクロニシティ優勝状態www
「オマエ、菱形の呪縛から逃れられると思ってんのか?悪いこたぁ言わねえ、帰って来いよ、ヒヒヒ…」ってテレパシーがw
あー、多分これを発注することは自分でも止められないだろうな…。
ALPINAを購入してしまったので資金的余裕は相当に厳しい…!となるとやっぱりALPINAをマジで売却か…。
いいのか?ホントにいいのかオレ??
「ALPINAもメガーヌRSも最後の徒花か…」
今年で50歳を迎える自分自身も「人生の徒花」となりつつあります。自分もクルマも今愉しめることは今やっておかないと後悔する年齢、それを逆算すると資金的余裕はなんとかやり繰りしてでも黄金ラインナップを揃えることが優先だと判断しました。つまり、ALPINAとメガーヌRSの共存。
(実はALPINAの買取査定がかなり低く、アウディA6が逆に想定以上の高価買取だったので、A6を手放しました)
そんなこんなで、我が人生に一変の悔いも残さない、自画自賛のラインナップを完成させたワケです。
どちらも徒花、(一定の)リセールもしくはプレミアもあり得るので、首が回らなくなったらどちらかを手放せばいいのだ!(そしてそれは案外遠くない未来の話かもしれない…w)
Posted at 2023/06/15 21:50:14 | |
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Renault Megane4-R.S. | 日記