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徐々にサーキット走行のモチベーションがTRACERに侵食されつつあり、どうも漫然と過ごす時間になってしまいます。

今回もあまり気分が高揚しないまま走行に臨みましたが、ベストから1秒落ち程度で周れてしまう。


ただその中でも、反省点が明確になったことは収穫としても良いと思います。結構ブランクが空いてもそれなりに走れてしまいますが、ベストタイムが出せていた時に習得していた自分の中での最新技術が、実は体に染みついておらず剥落していた。

・とにかく膝を開くギリギリまでニーグリップで後方荷重を確保
・ブレーキリリースからクリップまでのトレイル量を繊細にコントロール（進入角度が良化する）
・スロットルを開けるときはきっちりストッパーまで
・2コーナー手前で1速にシフトダウン

次に試したいことは、
・1コーナー進入は3速で入り、2コーナー手前で一気に2段階シフトダウン。
・1コーナー進入は1速で入りつつクリップ手前でアクセルオンによりスクワットアングル（を保てる高回転）の確保。2コーナー手前ではそれを活かして小旋回。


よし、決めた。
次回はこれらをきっちりやり切り、6秒台を目指す。
そしてmotoクラスの定住者になるぞ！！

TRACERがホントに面白くて、DAYTONA時代に通い詰めたワインディングエリアに足繁く通っているのですが、SS以上に行動範囲が広がり、今まで気づかなかった枝道だとかハイキングスポットとかにも分け入ることが増え、楽しみ方も格段に増えました。




いつかキャンプツーリングもしたいなと思うのですが、その予行演習的に、「ブッシュクラフト的焚き火でコーヒーを沸かして一杯飲む」というのにもチャレンジしました。
焚き火しても迷惑が掛からないようなひっそりとした河原をTRACERで探索し、スポットで落ち葉や枯れ枝を収集して鋸やモーラナイフで薪に加工し、ファイヤースターターで種火を起こす。必死で起こした種火の上に枯れ枝を少しずつ追加して徐々に炎を育てて、安定したところでお湯を沸かしてコーヒーを飲む。大自然の中自力で起こした火を眺めて得られる癒しはもう格別！
これら道具一式や携帯椅子なんかも吟味して取り揃えるのもまた愉し。


道中で、DAYTONAでは分け入らなかった枝道に入ってみると、実はDAYTONAでも走りたいと思うようなオイシイワインディングをいくつも発見してしまい、「今までオレは何やってたんだ…」と軽く落ち込んだり(笑)

と、そんなこんなで楽しみまくっていたら3か月で4000km到達（内高速道路は100kmにも満たず、ほぼ下道ばかり）してしまいました。DAYTONAは8年所有でたったの12,000ｋｍなのに…(笑)

このサーキットの走行クラス分け基準はタイムなのですが、ハードルが上がる変更が掛けられたので、中級クラスにエントリーしました。



何度も天候で走行予定が流れており、3か月ぶりのサーキット。過去にもそれぐらいのブランクは軽くこなしていたのですが、今回はトレーサーにどっぷりとハマってしまった体で臨むので、やや不安が募ります。

その不安は的中、かなり操作がヌルくて粗くなっていました。ニーグリップ、ステップホールド、脱力タイミング、ブレーキリリースに問題あり。同じ二輪でも本当に全く別物だということに改めて驚嘆します。

今回はカメラを忘れたので映像、タイム記録がありません。こういうところもブランクの悪影響ですね。

1枠目では本当にどうなることかと思うほどにライディングがメタメタでしたが、2枠目ではそれなりに勘を取り戻し一安心。

そうそう、1枠目の2コーナーで、1コーナーを曲がり切れずにショートカットしてきたバイク（S1000RRだったかな…？）が私の後ろをかすめて行きました（汗）
1コーナーのランオフは改修されてスポンジバリアが強化されているのですが、コーナーの終端まではカバーされておらず、そこから飛来してきました。黄旗が振られたので運営には報告が上がっているとは思いますが、次回クレームを入れてみようかと思います。あと数メートルスポンジバリアを延ばすことがなぜできないのか？
過去にも黒猫さんがここで同じような事態に遭遇され、間一髪かすり傷で済んでおられるので、要対策のはず。

まあとにかく、帰りの道中でこんな↓素敵な商品に巡り合えたので、良しとします(笑)