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SiSoのブログ一覧

2020年08月25日 イイね!

e-Golf~真夏の使用所感

BEVで初の真夏を体験しています。

真夏といえばエアコンですね。
遠隔操作できるエアコンが素晴らしく重宝します!!

この遠隔操作のためには専用アプリを使うのですが、一つ残念なのはこれの応答スピード。
・前回ログインした端末を記録していて、違う端末でログインするたびに認証作業が必要
・端末認識~ログインパスワード照合~車両との通信~端末からのコマンド送信~車両からの返答受信。

おそらくすべてドイツ本国のサーバーまで経由するようで、いちいち時間がかかる。1行程につき20秒×5行程=2分弱ぐらい掛かっています。自宅の自分の部屋と駐車場にある車、壁一枚隔てて2mぐらいの距離にあったとしても(笑)


先日の何シテルにも投稿しましたが、GSの洗車機に投入する際、排気ガス還流防止のためにエンジン停止を求められますね。すると当然真夏にエアコン停止することになり、辟易するわけですが、エンジンというかシステムオフにする必要が無いのでエアコンも作動したまま!
その後の水分拭き取り作業も、エアコンは稼働させておけば作業終了後の車内は涼しくて快適。

その他、出先での充電中とか車内での休憩時など、今までのエンジン車だとアイドリングでエアコンを稼働させる必要があり、コンプレッサー以外にエンジンが大きな発熱をしながら車内を冷やすという、どうも不条理な状態であり、高速道路のPASAなどではそんな集団が一帯の気温を上げていて、また更にエアコンの設定温度を下げるという事態が起こります。
が、BEVは発熱するエンジンが無いので、そんなシチュエーションでも心理的にも非常にクリーンで居られます(その代わりに火力や原子力発電所で発熱していることは一応認識必要ですが、エンジン車だって原油やガソリンの流通行程を想像すると相当に熱エネルギーを消費しています)。

寒い時期にはどうかというと、このヒートポンプ型の暖房能力は低いので、あまり期待はできません。しかしながら、ウインドデフロスターをリモート操作できる機能があるので、暖房ではなく解氷作業が不要になるというメリットを享受できます。まだ使ったことが無いので、リヤの熱線だけなのか、フロントも一応温風を当ててくれるのかが、ドキドキするところ…。

(余談ですが、そういや10~20年ほど前には、「リモコンエンジンスターター」というのが普通に販売されていましたね。おそらく法規問題で禁止されたのかと思いますが、電波方式で近距離型ではありましたが、使っている人は重宝しておられましたね)

そんなわけで、例え2分弱掛かろうが、この絶大な恩恵をもたらす機能を使わない手はありません!


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<航続距離について>
フル充電すると一応「320km」航続可能と表示されます。でも、しばらく使用してみて感じるのは、容量の上の方と下の方は結局考慮に入れ辛く、「心理的安心航続距離は150km(※A)しかない」ということです。

まず充電量の下限については、
・エアコンフル稼働だと10~20%程度航続距離が縮減する
・突如往復100kmの行程を必要とすることがある

つまり、「航続可能距離が100km×120%=120km(※B)を切れば、充電の必要性を強く意識する(燃料車で言うと残量警告等が出る感じ)」ということですが、では充電は常に満タンにするかというと、下記の理由から満タンにすることはまずありません。

・エネルギー回生が出来なくなるので、満充電は避ける
・電池特性(容量の20%~80%内での運用だと劣化を抑制できる)から、満充電は極力避けるので残量上限は320km×80%=250km(※C)(尚、残量最下限は電欠の恐ろしさを考えると50km)

これら上限下限を考慮すると、(※C)250km-(※B)120km=(※A)130kmとなり、結局は先述した「150km(≒130km)」が心理的安心航続距離となるわけです。この距離意識で毎日の運用にストレスを感じるか感じないかがBEVに飛び込めるかどうかの分かれ目となります。
私の場合は、先述の通り「突如往復100kmの行程を必要とすることがある」ので、それをクリアしてはいるもののかなり頻繁に充電を意識させられています。とは言いつつ、自宅に帰って寝ている間に充電できてしまうのですけどね…。


「ガソリン」という発火性のある液体、一定の制約はあるものの可搬性が高く充填スピードが優れている。しかしながら「給油所」というインフラが必要で場所に制約がある。
他方の「デンキ」については、電力線を通じて至る所で流通しており、大規模なインフラがなくても小さな工事さえすれば場所の制約はかなり解消される。ただ、充填スピードの遅さが最大のネックであり、海外ではモバイルバッテリーのように「バッテリーセルごと交換方式」も実験されていて技術的ブレイクスルーが待たれるところです。


以上、ご参考になれば幸いです。
Posted at 2020/08/25 22:00:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | e-Golf | 日記
2020年08月18日 イイね!

TRACER900-GT~タイヤ選択のギャンブル大成功

物は試しにと選んでみたミシュランタイヤ、いきなりドハマりしてしまいました!
サイコーです!
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交換直後の慣らしでは、リヤはすぐに寝たがるのに対してフロントが全然切れてこない特性にビビりましたが、すぐにその特性がなぜか分かりませんが変化しました。慣らしが終わったら特性が変化するタイヤなんて初めてなんですが、とにかく馴染みが出たということでしょうかね?

特にフロントのネガが激変。ブレーキでフロント荷重が掛かっていてもバンク角に応じてリニアにステアが切れてきます。自分に押し癖があった右バンクでもなぜか綺麗にセルフステアが来てくれる…(謎)
構造のしなやかさが、路面とのスクラブが増えるにつれより反応を強めて切れ込んでくれるのかもしれません。

リヤに感じていた寝たがる特性については、フロントが切れてくれるようになったお陰で若干マイルドになったものの、素直な反応が好印象。
(※全く関係ないけど、お口直しにツーリング写真を差し込んでおきます(笑))
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交換直後すぐに感じたのは、ピッチングが減少していたことです。「しなやか」特性からして「ピッチングの際にはよりダイブを覚悟しないとな」と予測していたのですが、真逆。
その後ペースを上げていっても、「しなやか」によるデメリットは全く皆無で、コーナリングの最中での前後荷重変動に対してもむしろ巌のような安定感。

つまりは、自分が「しなやか」という特性に対して誤解をしていたことに気付きました。
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荷重されたときに、「グニャグニャ不安定」というイメージを持っていたのですが、鷹揚に衝撃を吸収しつつイッパツで収束させてくれる。入力をサスに伝えてしまう前にタイヤ側で吸収してしまう。
ブレーキングピッチが減少したのは、例えば入力量が同じとして、
①硬いタイヤとサスならば、タイヤで1cm+サスで3cmのストローク
するところを
②しなやかなタイヤとサスならば、タイヤで2cm+サスが1cmしかストロークしない
つまり、サスとタイヤでは衝撃吸収力が違う(タイヤの方が衝撃吸収力が高い)ので、ハンドルの沈み込み量が違ってくる、ということなんだと解釈しました。
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なにはともあれ、非常に安定感が感じられるので、自信を持ってダイナミックにライディングできてとても楽しいのですが、反面、雑な操作もタイヤ側で帳消しにしてくれているとも考えられ、気を引き締めたいところです。
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ジブン、あんまり冒険しない性格なんですが、今回はチャレンジしてみて本当に良かったです。
ということで、都市伝説は本当だったものの、ネガでもなかったという結論!
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Posted at 2020/08/18 20:12:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | TRACER900-GT | 日記
2020年08月09日 イイね!

TRACER900-GT~次期タイヤ選択の悩み

TRACER900-GT~次期タイヤ選択の悩み









トレーサーは現在2セット目のタイヤで、純正装着のダンロップからややスポーツに寄せた「ダンロップロードスポーツ2」を装着しております。現状で特に不満はないのですが、折角なのでカテゴリーは変えずに銘柄だけ変えて経験値を積もうかと考えています。

不満はないと言いましたが、次期タイヤにできるならば少しだけ上乗せしたいのは、「ライフ」と「悪舗装路での走破性(縦溝)」です。現在のタイヤも7000km使えましたが、もうちょっとライフが欲しい。後者については、そういうところを抜けた先にこそ、意外な素晴らしい眺望が開けることが多いので欲しいのです。でも、絶対グリップを失うのはイヤなので、カテゴリーは変えずにトレッドパターンに注目して選びたいと思います。

タイヤショップなどに数軒ヒアリングしてみた結果、このような選択肢が。

①Bridgistone S22


②micherin POWER5


③pirelli rossoⅢ


番外
④pirelli rossoⅡ


⑤dunlop α-14



どのショップでも、⑤の評判が高い。けどカテゴリーとしてはちょいアッパー。
国産バイクだし、「外国かぶれじゃねーぞ!日本男児だコノヤロー!」的な心持もあって①にも凄く魅かれる。
ただ、どちらもトレッドパターンがあっさりしていて、どちらかというと横グリップ重視の刻み方。今回は縦グリップも欲しいというテーマがあるので、減点。

慣れ親しんだメーカーであるpirelliの③、トレッドパターンもなかなか宜しく、価格差もほぼ皆無。
ふと隣の棚を見ると、型遅れの④が在庫処分価格!でももう4~5年前の設計タイヤなので、沈思黙考…。

今回タイヤに求めているのは、ハイグリップハイエンドタイヤではなく、そこそこの性能と価格(≒ライフ)なので、型遅れでも構わないのじゃないか?最新の時流に乗れないというデメリットはあるけど、よくよく考えたらそれって求めてる要素じゃないし、むしろ型遅れで毎回繋いでいけば、とにかくコストパフォーマンスを上げていける。信頼できるトラコンABSがあるというメリットをこういう観点で利用するのもアリじゃないか?

という訳で、番外から一気に本命に浮上しました。


ただ、どうも脳裏をかすめ続けるのは②。「ケース剛性がしなやかであるというmichelin特有、独特の個性」、体重の重い自分にとっては、それはマイナスに働くように思えて、どうも食指が伸びないのですが、でもこの個性、体感してみないと分からないかも…とも思います。ひょっとしたら逆にどハマりするかも?
トレッドパターンを見ても、まるでブロックタイヤのような彫りの深さで、今回求めている若干の悪路走破性も高そう…。

「よし!何事も経験だ!michelinにしてみよう!」
そして更に貧乏性が出てきて、やはり型遅れのpower3を選択(笑)


前回交換時はディーラーにお願いしましたが、今回はタイヤ専門店にお願いしてみました。価格も持ち込みにちょい上乗せ程度で済みますし、ピットの横で作業を眺められるのですがそれがとても丁寧!
ジャッキアップなどの重要ポイントでは必ず声出し確認するし、素人ならホイールの左右側面に移動して作業するところ、できるだけ移動距離をなくすためにホイール正面に位置したまま手を伸ばして挟むようにして作業をされていました。さすが専門プロです。
極めつけは、完了後スタッフ2名で作業全項目の再確認。きちんとチェックシートを用いて確認し、そのチェックシートは顧客に手渡されます。タイヤ交換ついでに目に入る部分(例えばチェーンやスプロケット、ブレーキパッド残量など)も安全点検をサービスしてくれます。素晴らしい!



そして肝心の感想ですが、慣らし中ながらも「しなやかであることのデメリット」は全く感じません。フロントがギャップを越える時やアクセルオフの際にむしろストロークが減っていて好感触なのですが、タイヤ側で大半を吸収してくれているのでしょう。
取り回しの際は路面との抵抗が少ないようでハンドルが軽いのですが、バンクさせた際には全然ステアが切れてこない。でもリヤは物凄く寝たがる(タイヤ特性ではなく、すり減った旧タイヤとの比較感覚だと思う)ので、前後ねじれを感じる違和感があります。積極的にステア操作する必要があるのかも。

話は逸れますが、交換作業中にショップで見かけたROAD5のプロモが面白かった↓

サイプ断面ですが、内部にポケットがあって逆テーパー構造なため摩耗後も排水性が落ちないという解説。アイデアですね~!

つられて他の動画も探してみたら、なんと国内では考えられない比較動画を、メーカーが作るという凄さ!

不正にならないように店舗で購入したり、テストライダーには銘柄を見せずに乗らせたり、第三者機関にサーベイさせたりと、非常に客観性が高い。
まあどこまでいっても真偽は定かではないですが、一定の説得力があって、「michelinはしなやか」だとか「そのデメリットが~…」などというのはひょっとしたら都市伝説に過ぎないのかもしれないと、先述の乗車経験も合わせて思った次第です。


とにかく、タイヤインプレはプロやライターでない限りは新品比較できず、あくまでも旧・使い古しタイヤとの比較になるので難しいですが、精一杯初michelinを堪能したいと思います。

堪能しすぎた旧タイヤは、バーンナウトしたかのようにハゲてしまいましたが…(笑)
Posted at 2020/08/09 12:07:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | TRACER900-GT | 日記

プロフィール

「@147-TS さん そうなんですよね、僕もそう感じていて、カラーリングだけはカッコいいけど、実は全体デザインがミニバイクみたいで非常にマズいと感じます。ヘッドライト形状とリヤカウルの短さが気に入りません。」
何シテル?   04/26 21:52
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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