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イイね!
2020年08月09日

TRACER900-GT~次期タイヤ選択の悩み

TRACER900-GT~次期タイヤ選択の悩み









トレーサーは現在2セット目のタイヤで、純正装着のダンロップからややスポーツに寄せた「ダンロップロードスポーツ2」を装着しております。現状で特に不満はないのですが、折角なのでカテゴリーは変えずに銘柄だけ変えて経験値を積もうかと考えています。

不満はないと言いましたが、次期タイヤにできるならば少しだけ上乗せしたいのは、「ライフ」と「悪舗装路での走破性(縦溝)」です。現在のタイヤも7000km使えましたが、もうちょっとライフが欲しい。後者については、そういうところを抜けた先にこそ、意外な素晴らしい眺望が開けることが多いので欲しいのです。でも、絶対グリップを失うのはイヤなので、カテゴリーは変えずにトレッドパターンに注目して選びたいと思います。

タイヤショップなどに数軒ヒアリングしてみた結果、このような選択肢が。

①Bridgistone S22


②micherin POWER5


③pirelli rossoⅢ


番外
④pirelli rossoⅡ


⑤dunlop α-14



どのショップでも、⑤の評判が高い。けどカテゴリーとしてはちょいアッパー。
国産バイクだし、「外国かぶれじゃねーぞ!日本男児だコノヤロー!」的な心持もあって①にも凄く魅かれる。
ただ、どちらもトレッドパターンがあっさりしていて、どちらかというと横グリップ重視の刻み方。今回は縦グリップも欲しいというテーマがあるので、減点。

慣れ親しんだメーカーであるpirelliの③、トレッドパターンもなかなか宜しく、価格差もほぼ皆無。
ふと隣の棚を見ると、型遅れの④が在庫処分価格!でももう4~5年前の設計タイヤなので、沈思黙考…。

今回タイヤに求めているのは、ハイグリップハイエンドタイヤではなく、そこそこの性能と価格(≒ライフ)なので、型遅れでも構わないのじゃないか?最新の時流に乗れないというデメリットはあるけど、よくよく考えたらそれって求めてる要素じゃないし、むしろ型遅れで毎回繋いでいけば、とにかくコストパフォーマンスを上げていける。信頼できるトラコンABSがあるというメリットをこういう観点で利用するのもアリじゃないか?

という訳で、番外から一気に本命に浮上しました。


ただ、どうも脳裏をかすめ続けるのは②。「ケース剛性がしなやかであるというmichelin特有、独特の個性」、体重の重い自分にとっては、それはマイナスに働くように思えて、どうも食指が伸びないのですが、でもこの個性、体感してみないと分からないかも…とも思います。ひょっとしたら逆にどハマりするかも?
トレッドパターンを見ても、まるでブロックタイヤのような彫りの深さで、今回求めている若干の悪路走破性も高そう…。

「よし!何事も経験だ!michelinにしてみよう!」
そして更に貧乏性が出てきて、やはり型遅れのpower3を選択(笑)


前回交換時はディーラーにお願いしましたが、今回はタイヤ専門店にお願いしてみました。価格も持ち込みにちょい上乗せ程度で済みますし、ピットの横で作業を眺められるのですがそれがとても丁寧!
ジャッキアップなどの重要ポイントでは必ず声出し確認するし、素人ならホイールの左右側面に移動して作業するところ、できるだけ移動距離をなくすためにホイール正面に位置したまま手を伸ばして挟むようにして作業をされていました。さすが専門プロです。
極めつけは、完了後スタッフ2名で作業全項目の再確認。きちんとチェックシートを用いて確認し、そのチェックシートは顧客に手渡されます。タイヤ交換ついでに目に入る部分(例えばチェーンやスプロケット、ブレーキパッド残量など)も安全点検をサービスしてくれます。素晴らしい!



そして肝心の感想ですが、慣らし中ながらも「しなやかであることのデメリット」は全く感じません。フロントがギャップを越える時やアクセルオフの際にむしろストロークが減っていて好感触なのですが、タイヤ側で大半を吸収してくれているのでしょう。
取り回しの際は路面との抵抗が少ないようでハンドルが軽いのですが、バンクさせた際には全然ステアが切れてこない。でもリヤは物凄く寝たがる(タイヤ特性ではなく、すり減った旧タイヤとの比較感覚だと思う)ので、前後ねじれを感じる違和感があります。積極的にステア操作する必要があるのかも。

話は逸れますが、交換作業中にショップで見かけたROAD5のプロモが面白かった↓

サイプ断面ですが、内部にポケットがあって逆テーパー構造なため摩耗後も排水性が落ちないという解説。アイデアですね~!

つられて他の動画も探してみたら、なんと国内では考えられない比較動画を、メーカーが作るという凄さ!

不正にならないように店舗で購入したり、テストライダーには銘柄を見せずに乗らせたり、第三者機関にサーベイさせたりと、非常に客観性が高い。
まあどこまでいっても真偽は定かではないですが、一定の説得力があって、「michelinはしなやか」だとか「そのデメリットが~…」などというのはひょっとしたら都市伝説に過ぎないのかもしれないと、先述の乗車経験も合わせて思った次第です。


とにかく、タイヤインプレはプロやライターでない限りは新品比較できず、あくまでも旧・使い古しタイヤとの比較になるので難しいですが、精一杯初michelinを堪能したいと思います。

堪能しすぎた旧タイヤは、バーンナウトしたかのようにハゲてしまいましたが…(笑)
ブログ一覧 | TRACER900-GT | 日記
Posted at 2020/08/09 12:07:14

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この記事へのコメント

2020年8月9日 16:40
5年位前までミシュラン一筋派でした。
最近のは分かりませんが、ミシュランはタイヤ単体の重量が他社より軽いです。そのせいか転がり抵抗が少ないように思いました。
私のタイヤ選びは見た目が好みであり、かつ車両のデザインにマッチしていること、です。(笑)
コメントへの返答
2020年8月9日 18:15
クルマは一度履いたら2年ぐらい交換できませんが、バイクは頻度が早いので色々と試せる。失敗しても半年程度でおさらばできますから。
ミシュランはそういった評価なのですね。ホイールに装着される前に計量すればよかった…(汗)

なるほど、目から鱗な選択方法です。イタリアン全開な方法ですね(笑)
2020年8月13日 12:19
こんにちは
タイヤ選び悩みますよね、おっしゃるように一般人は古いタイヤ対新品タイヤの比較がせいぜいなので(;^_^A
しかもなるべくライフ使うので、世代交代で進化もあるし。私も一通り渡り歩きましたが、公道ではピレリが一番温度依存性低く、雨、ドライ、夏冬で差異が少ないのが選択点でしたが近年ライフが短いため、私は評判のロードシリーズの5にしてみました。過去のミシュラン評価と異なり、ウォールが柔らかい反応は余り感じない作りで、グリップもコーナはスポーツレベルで良いです。ただ注意点はロードはコンパウンド違い構造でサイドと中央のグリップ差が大きく、雨の直進では溝もないため簡単にホイルスピンするのでコーナ時の感覚で直進開けると乗るとアレ?てなります。

その点は、ライフは落ちても同じグリップ感の一体構造のが安心ですね。
コメントへの返答
2020年8月13日 17:02
こんな場末wにもご降臨頂くなんて、身に余る光栄です!

実はこのミシュラン、まさかのドはまりしちゃいました…(笑)
その最たる要因は、「しなやか=ふにゃふにゃ」ではなく「しなやか=入力吸収」であることに気付けたのです。FLAT6さんも柔らかさにネガを感じておられないご様子ですね。

デュアルコンパウンドの秘めたるネガですよね。私はスーパーコルサで痛い目に合っています。超低速でほぼバンクなし、アイドリングのみで通過中にいとも簡単にリヤがブレイクして転倒しました。「寝かしていた方がコケなかった可能性がある」なんて、ヒドイ話です…(笑)

履きつぶしてから知ったのですが、前タイヤはシングルコンパウンドで、画像の通りセンターだけがすり減るという素人風情丸出し感が恥ずかしすぎて、安心よりも虚勢を張りたくてデュアルを選択しちゃいました(笑)

プロフィール

「@ぺちゃ1号 そっちはお仲間沢山セレブな遊び、こっちはボッチで廃ガスまみれw、密かにマウント取られてるんか?センスある天才的パクリ、敵ながら天晴れ。」
何シテル?   05/18 21:11
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