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2012年10月07日

我が家のファーストカー、買い替え

我が家のファーストカー、買い替え 「ファーストカー」とは「順位イチバンの車!」と勝手な解釈をする僕にとっては、ルーテシアRSがファーストカーです(馬鹿)が、世間一般的に言うファーストカーとしては、Mercedes Benz-B170を所有しています。今回これに買い替えました。↓

Volvo-XC60-T5(MY2012)




B170は限定車でスポーツサスが入っており、家族車としてはかなり厳しい乗り心地でした。いわゆる家族車であっても、良い部類の“硬い脚回り”ってありますが、こちらは悪い部類の硬さでした。ストロークもないし突き上げもキツイ。スポーツサスの入っていないスタンダードを試乗しただけで、「スポーツサス入りの限定車がお安いよ!」とのお勧めに乗っかり、それを試乗せずに買ったのがいけませんでした(限定車の試乗車なんてほぼ無いでしょうが)。
半年ほど前からゆっくりと検討を重ね、他候補車としてはBMW-X3、Audi-Q5と競ったのですが、やはり4駆は使用頻度が低いのでその分の設備コストが過剰投資になります。Q5は天下無双のDSGと、完全に頭一つ抜きんでているデザインの高級感に嫁共々高評価だったのですが、改めて触れたVolvo社の特性と特化度合に感心しました。

「雄大で厳しい自然の残る北欧の大地を長時間長距離移動し、その道中乗員の安全と快適性を最優先する」というコンセプトのもと造られたクルマ、説明を聞けば聞くほどそこへの半端ではない特化度合がよく分かります。
・ 3点シートベルトを開発したのはVolvo社であるが、それを独占せず公開している
・ 2次元(スリップなどの、あくまでも前後左右方向の挙動)での衝突安全にとどまらず、3次元(2次元+横転)の衝突安全を研究実践している唯一のメーカー
・ 後席まで全てのシートベルトにプリテンショナーを装備している(他メーカーではプリテンショナーは前席までがほとんど)
等々。とても好感を持ちました。


購入したモデルには、city safety(対物衝突軽減システム)とhuman safety(対人〃)が装備されております。更には、ドライバーアラートコントロールやレーンデパーチャーコントロールなども。見れば見るほど安全が徹底されています。下記写真では見えにくいですが、「city safety」ロゴの下にカメラやセンサーが埋め込まれています。(さわやかな快晴の秋空の映り込みを撮ったわけではありません・・・)このロゴ、好きだなあ・・・。


全体のインプレッションとしては、やはりものすごく快適さが際立って感じられます。サスペンションの躾具合、車体剛性、シートベルトを引き出す時の異様なまでの軽さ(ちょっと細かいことかもしれませんが、乗り降りの度にする動作なので意外と重要)、シンプルなコックピット、巨大なラゲッジルームとそれを日常使いとレジャー使いで変化させられるユーティリティ。一点だけ気になったのはギアボックスのコントロールで、発進時にラフにアクセルを開けると、一瞬フューエルカットをするらしく、ややギクシャク感があります。が、慣れれば問題ありません。
動力は2リッターターボにDCT。加速感もまさに「スルスル」といったフィーリングで安楽。

シートベルトの引き出しやすさに一役買っている出口形状



乗り味は、普通な中にも高い快適性を感じます。快適ゆえに普通さを感じるのか。
これぐらい分厚いタイヤの車に乗るのは超々久しぶり。これだけあれば衝撃もかなり吸収してくれますね。


何気に刻印されたXCロゴ。ちょっとイイ感じ。


コックピットも特筆すべきです。家具などのインテリア関係でも北欧デザインは、“独創的なものでもシンプルに表現する”傾向を感じます。結果出てくる製品は、奇抜ではないけれどもどこか独創的で、不思議な落ち着きがあります。そんな特徴がこの車のコックピットにもあり、運転していてとてもリラックスできます。
サイドミラーは大きくて見やすいし、シートは電動なうえヒーター付きで、運転手は本当に癒されます。



本当の木材を使ったコンソール。使い込むうちに色味に深みがでるとのディーラーマン談ですが、本当かな?車内の日射は厳しいので、褪せるだけかも・・・?反りや割れも心配。
※後記※昔と違って今は、表面にだけスライスした木材を貼っており、反りや割れなど起こらないとのことで、安心しました。


インナードアハンドルからG文字状にデザインされたメタルアクセント


FFでクーペとSUVのクロスオーバーというカテゴリー、絶妙な位置づけです。守るべき子供がまだ小さい我が家には今まさにジャストフィットするクルマです。一度は所有するべきブランド(安全と快適性を重要視する欧州車のなかでも、そこをとことん極めた欧州車)だと思え、Audiはこの先いつでも構わないけど、Volvoは今がベストだと判断しました。というか、Volvoが特化して考える“自動車にまつわる様々な危険性”をこの車を通して理解することができ、カーライフそのものへの考え方の幅を拡げてくれる期待ができます。

中間決算絡み、マイチェン前の在庫セールという時期的な好条件もあり、満足感の高い買い替えでした!
以上、ホットハッチャーやSSライダーの皆さんには全く琴線に触れない報告でスイマセ~ン!(笑)
ブログ一覧 | Volvo-XC60 | 日記
Posted at 2012/10/07 10:46:59

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この記事へのコメント

2012年10月7日 11:11
こんにちは。

VOLVO、かつて両親が740や940に乗っていたので思い入れがあります。当時はメルセデスとも双璧を成すくらい高い安全性を誇っていましたね。3点式シートベルトもVOLVOが世界で初めて開発しましたが、あえて特許を出願せず、他メーカーも当たり前のように採用となりました。他にもうんちくはありますが控えます(^_^;)

近年のVOLVOはあまり興味ありませんでしたが、XC60やS60、V60などから面白くなってきたと思っています。最新のV40はすごく興味があります。RSとXC60という性格の全く異なったカーライフは楽しそうですね^^;  インプレお待ちしています。
コメントへの返答
2012年10月8日 0:36
コメント有難うございます!

そうですね、安全性にまつわるうんちくは相当ありそうですね!
サイトを見ると、衝突試験のダミー人形に妊婦仕様もあったり・・・!

最近の60シリーズからかなり改良がすすんでいるとの情報もあり、Gentaさんのおっしゃることと符合しますね。販売台数の伸び率もNo.1だそうです。(前年が売れなさすぎカモ?)

ハイ、師匠からも「フランス車とスウェーデン車が収まるガレージでも十分なのに、それが尚更RSとXC60って・・・、確実に変態やな」と、お褒め(笑)頂きました!
(「性格の全く異なったカーライフ」という、お気遣いのある表現、有難うございます。でも、ハッキリと「変態」と言ってもらってもいいんですヨ~!)
“比較対象にならないような2台”からも、ひょっとして面白い共通項が出てくるかもしれません。そんな風に楽しみたいと思います!
2012年10月7日 14:26
いいですね~。
ボルボは所有した事は無いのですが、V70を買う直前まで行きました。^□^

一番感銘を受けたのは「革シートの座り心地」で、フッカリ包み込みながら腰をピタリと支える良いシートでしたね~。
独車には無い座り心地で、ルノーによく似ていますが当たりの堅い革でファブリック並みの心地よさはビビリました。

納車以降の感想も聞かせてください。^ー^)/

コメントへの返答
2012年10月8日 0:40
お褒め頂き有難うございます!

シートはまさにそうです!表面は硬いけど座り心地は快適。

今週ネズミーランドへの道中を7時間ほど走りますので、本領発揮レポートできると思います!!
2012年10月7日 16:34
ファミリーカーに相応しい良い車ですね。

ルノーのノーマルグレードも悪くないと思いますが、
ボルボというフランスとはまた違う価値観に触れるのも楽しそうです。
各国で個性が違って面白いですよね。
コメントへの返答
2012年10月8日 0:42
お褒め頂き有難うございます!安全性堅牢性でみれば、ファミリーカーど真ん中だと思います!

ルノーですね・・・嫁が菱形アレルギーなんです、悲しいことに(泣・憤)
改めて知ったVolvo、案外イケてました!実は“愛されるべきメーカー”だと思います。

またHANNAさん目線でのVolvo評をお聞かせ下さいね!!
2012年10月8日 3:21
良いクルマを選択されましたね。

私も先日のチューリッヒ〜シュツッガルト約2000kmのレンタカー走行でボルボ車(S80ターボディーゼル)の良さを味わい、改めてこの会社のクルマ作りに興味を持ちました。安全性、快適性、経済性、耐久性に優れ、北欧らしいデザインのクルマです。家族を乗せて、あっちこっち走るには最適なクルマです。
コメントへの返答
2012年10月8日 9:43
お褒め頂き有難うございます!

そのブログ、読ませて頂いております。
小説かのような素敵なブログでした。短文の中に裏書されているのは親子の承継物語。

後継者であられる御子息の操縦に違和感を感じつつも、それはそれで大過なく今まで来ているのだから、自分とは違う一つのやり方なのだろう、認めてあげよう・・・。
それにどうだ、下宿先のご主人に養子に誘われるという証左が示す通り、立派に育ったではないか。
それに、質素でありながらも中身が素晴らしく、非常に信頼性の高いVolvoのようなナビゲーターも私が鍛えておいた。彼を支えてくれることだろう。
これで私のDriveも終えられる。

勝手な想像をして、勝手に眼を潤ませておりました(妄想族)。

おっと、Volvoでしたね!無駄な虚飾はせずに、元来必要なものを愚直なまでに追求する姿勢(愚直すぎて他国資本にのまれたのかも・・・)にとても好感を持てます。自分も虚飾過多を反省せねば・・・(笑)
2012年10月8日 21:15
Wow!
そんな話初めて聞きましたのでびっくりです。(^_^;)
いや、以前なんだかやたらとVolvoにも
詳しいんだなぁ〜なんて思っていたのですよ☆
デザインも秀逸なカッコイイクルマですね。
ステキなパパ仕様ですね。(^o^)/
また横乗せてください!!
コメントへの返答
2012年10月11日 16:31
Wow!
シャークベイトさんと三人でサイゼリヤにいる時に話したケド?!
アーユー天然?(笑)

是非また見てください!
忌憚のないご意見、ご評価をお願いしますね〜!!
2012年10月8日 21:38

こんにちは。

うわ~~、かっこいいですね。最近のボルボ、いいなぁと思いつつ、縁がありませんでした。SWさんに乗り換えた時も、割引きの応募に当たったか何かで、乗り換え後から営業さんが連絡くれたり。(笑)

欧州車ライフ、ますます充実しそうですね。いいお付き合いになりますように!

コメントへの返答
2012年10月11日 16:36
お褒め頂き有難うございます!

しゅう206さんも以前検討されたのですね?
なかなかどうして、イイ車ですよね〜!!

欧州車からは離れられまへんわぁ〜!!
2012年11月3日 10:02
お久しぶりです。パフェビールです。

ホットハッチャーですが、四駆大好きですよー。

以前ランクル所有してましたから筋金入りの変態です(笑)。

RSとXC60なんて理想的な組み合わせじゃないですか!

そう言えば、名前は伏せますが某yutaha兄さん(言っちゃった!爆)も今でこそデンロク号にゾッコンですが“以前は”RSとXC90の組み合わせでしたから、見方によってはドヘンタイですな(笑)。

少なくともパフェとビール、アバルトとRSの組み合わせよりはマシかと(爆)

そう言えば、名前は伏せますが某yutaha(爆)兄さんも
コメントへの返答
2012年11月3日 17:10
お久しぶりです!アバルトどうですか?イタリア的官能に溢れているのでしょうね!!

いや~、筋金入りの変態さんから褒められて、変態冥利に尽きますわ!
「変態」と呼ばれて、嬉しがるところが「変態」たる所以・・・!

そうですね、あの方もあんなに良きパパでありながらも、こと車においては手の施しようが無い感じですね(笑)!

「グランデプントにルーテシアRSを追加」なら、軽度変態の僕でも理解できますが、「ルーテシアRSにグランデプントを追加」は、重度にならないと理解できませんワ・・・!
是非その境地をいつしかお聞かせ願います!!(ちょっと興味アリ)

そういえば、パフェビールさんの消息って、ご存知ですか?(爆)
2013年12月25日 1:23
こ・これは・・・

ヒッチメンバーつければトレーラーOKじゃないですか!?
コメントへの返答
2013年12月25日 19:50
おお!こんな埃のかぶった書庫にお越しになられるとは、光栄です!

XC60にヒッチメンバー…。

XC60は幼稚園送迎車であり、ヒッチメンバーはあまりにも違和感ありすぎ(笑)
また、家内はAT限定免許なのでルーテシアには乗れません。
仮に僕がXC60でDAYTONAを牽引してサーキット遊びに向かうと、子守をおしつけながらアシまで奪うということになり、想像するだけでも背筋の凍る結末を招きかねません…。ブルブル…(震)

ただ、ヒッチ&トレーラー計画は、大変魅力的です。キーポイントは、「バイクの車検を切ってしまえば、公道走行のために掛る諸費用が浮き、それをヒッチ&トレーラー購入に充てられる」ということです。コンフェイトさんの目論見は論理的であります!

プロフィール

「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
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