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SiSoのブログ一覧

2022年10月12日 イイね!

オンロードバイクラインナップの再構築

まず当方の既存ラインナップは…

<<DAYTONA675R(2012)>>

①10年経過のレーサー
②トラコンABSなし
③リッター勢の東軍にイジメられっぱなしで、限界を感じる

<<TRACER900-GT(2019)>>

④2年10か月34,000kmの過走行、飽きたとは言わないが流石に刺激は薄まる
⑤単純ABSとトラコン装備
⑥車重214kgがやや億劫に感じるうえ、フロントサスの抜けも印象悪し

まずは③がきっかけとなり、①②の通り年式も古いし安全装備も少ないので、これ以上を望むのは危険度も高まる恐れから、DAYTONAの入れ替え検討開始。
とはいえやはり、リッターバイクは性に合わないのでミドルクラス一択。順当にいけばMoto2エンジンになって排気量も765ccに上がり、トラコンABS装備の「DAYTONA765-Moto2リミテッド」なんですが、ご存じの通りあまりにも高額。ならばと同エンジンのストファイ、「Street Triple-RS」があります。

Street Triple-RS、改めて試乗してみました。

以前と変わらず評価できるのですが、個人的にはバーエンドミラーがどうしてもイヤで、どうも踏ん切り付かず。エンジンの排熱も相応で、如何にYAMAHAが排熱マネジメントに優れているかも実感できました。

あれ?SSじゃないから公道も楽しめるじゃないか。じゃあ④⑥もあるのでTRACERも放出して1台にまとめることも視野に入るなあ、と。

ああそうだ、Street Triple-RSの対抗馬に、アイツがいるじゃないか!そうです、TRACERとダダ被りのMT-09!w
調べてみたら最近新色が追加されていて、柄にもなく初音ミクカラーがとても魅力的に見えました。それ以外でも色々と願ったり叶ったりな進化をしています。ストロークアップでの5%排気量アップ。先代はスピードリミッターで210km/h辺りで頭打ちなところ、リミッターが撤去されていますので、DAYTONAと遜色ないトップスピードは出るでしょう。排気量差により高回転を維持しなくても立ち上がりで安全に且つ速い加速が得られ、トップスピードは変わらずとも確実にタイムアップできます。ステッププレートもなんと上方向に数センチ簡単に移動できる仕組み。単純ABSではなくコーナリングABS、R1譲りの6軸IMUも装備していてStreet Triple-RSよりも30万円安い。街乗りを考慮する際の最大の懸念が、初代より続く「じゃじゃ馬ドンツキスロットル」ですが、ネットのインプレを読むとかなり躾けられている。

隣県に在庫があったので、現車確認、ポジション確認やTRACERの下取り含めた見積もりまでしてもらい、もう寸でのところまでいきましたが、どうしても気になる「TRACERにある中回転域での出力制御があるのかないのか?」「フロントサスのバネレートが自分に合うかどうか?」を確認するために、200km先にあるショップに試乗に出向きました。


上記2点の懸案事項は、「問題なし」でしたが、結論としては「見送り」にしました。何が気に入らなかったか?

「扱いやすくてすごく速い、高性能なバイクなんだけど、無機質すぎる」

低回転域ではマイルドに仕立てられていて、その先の中高回転域では凄い加速をしますが、スロットル操作とのリニアリティが削がれたターボエンジンのようです。NA好きからしたら面白くない。
車重も189kgと超軽量ですが、それがアジリティに繋がらず不安感を醸しているのは無印のサスペンションが大きく影響していると思います。

マイTRACERの方が圧倒的に有機的です。個人的に大型バイクの味わいって、「それなりの車重”感”が路面接地感に繋がって、かつそれをいとも容易く加速させるだけのビッグトルク」
が魅力だと思っています。
更にそれを憎く演出するのは、TRACERだけに施された「スイングアーム長の延長」。これにより後ろから押されるトラクション感がとても豊かで、それがMT-09には全くありません。(当然Street Triple-RSにも無い)

ということで、最初の目的である「DAYTONAとの入れ替えのみ」ということであればMT-09でもStreet Triple-RSでもいいので、一旦この3台のスペックを比較してみました(TRACERは参考)。


                   最大出力       最大トルク

DAYTONA675R(2012)   125PS@12600rpm  72Nm@11700rpm
                  PWR1.48      TWR2.57

MT-09(2022)        120PS@10000rpm 93Nm@7000rpm
                  PWR1.575     TWR2.03

StreetTriple-RS(2021)  123PS@11750rpm  79Nm@9350rpm
                  PWR1.52      TWR2.37

TRACER900-GT(2018)   116PS@10000rpm  87Nm@8500rpm
                  PWR1.84      TWR2.46


所見としては、10年前のバイクでありながら流石当時のフラッグシップSS、DAYTONAが如何に少ない排気量で高回転型パワーを絞り出しているかがオーナーシップを満足させますw
「マスターオブトルク」を名乗るだけあって、MT-09のTWRもなかなかのモノ。

DAYTONAだと常に高回転を維持し、繊細かつ大胆なスロットル操作で立ち上がらなければならない特性が、刺激的で研鑽意欲を掻き立てるとも言えますが、そろそろそんなことがキビシイお年頃なんで…。
対して、比較的低回転で、素人レベルのスロットル操作でもトラコンがうまく処理してくれて安全かつ効率的に立ち上がれるMT-09。
それを夢想していたのですが、どうも先述したプアなサスペンションが気掛かり。
そういえばStreet Triple-RS、足回りの不安感は感じなかったので、やはりブランドサスの効能は厳然と存在する。


と、すっきりした解答が得られない日々を送っていますが、結局は下記いずれかが発表されれば即飛び乗ると思われます…!

「Street Triple-RR」
「YZF-R9」
Posted at 2022/10/12 13:49:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2022年01月29日 イイね!

「突如現れた理想のバイク」のその後

「突如現れた理想のバイク」が、遂に降臨。早速試乗してきました!

実は昨年末に、RRが待ち切れずにほぼ中身は一緒のRSの試乗は済ませていました。
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基本的に僕はトライアンフが性に合っているんですね。最初にクラッチミートした瞬間から、もう自分の手足のように馴染めました。
「ストリートファイター」というカテゴリーが今は市民権を得ていますが、そもそも元祖といえばコレ。

低回転域ではかなりジェントルに、でも非力さなんて微塵も感じさせない絶妙な仕立て。3気筒って、低回転トルクがあることはあるのですが、ゼロ発進の際はそのトルクのイメージを裏切るようなトルクの薄さが一瞬あるのです。ちなみにこのバイクは、クラッチミートの瞬間にインジェクションが勝手にスロットルを少しだけ開けてくれるので、そこのナーバスさから解放されます。右手のアクセル操作と調律してくれているので、二重に回転上昇することもありません。

180PSで199kg、自分にとっては馬力数値が大きすぎると思っていたのですが、先述のマッピングのお陰で安心感が大きい。

ふむふむー、これに最高のルックスを纏ったのがRR、益々前のめりになるじゃないか!
いや待てよ?RRのセパハンはやっぱりシティユースではしんどいだろう。このRSはトレーサーよりは前傾だけどSS系よりは全然ラク。サーキットの全開走行では、風圧さえ除外すれば自分レベルだとこっちのほうがむしろ速く走れるだろうし、結局RRよりもRSの方が良いんじゃね?


と、悶々としながら年越して、いよいよRRの試乗へ…。
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RSの美点はそのままに感じるのですが、慣らしもほぼ済んでいないからか?オートシフターのタイムラグがかなり大きかったり、ちょっとずつ細部に違和感がありました。極めつけはやっぱりハンドル位置。やっぱツーリングで使おうとは思えません。ならばサーキット専用か…。それだけのために200万オーバーを費やすのか…。ちょっと考えられないな。

んで、RSの試乗をオカワリして…w
やっぱりこのハンドル位置の方が、積極的に連れ出したくなる、振り回したくなる感じで、好印象。サーキットでも僕レベルならこのアップライトハンドルでも変わらないでしょうし。

まあ折角来たんだから、長らく触れていないミドル3気筒でも一応試乗しておこうかと、DAYTONAの子孫、StreetTripleを…。
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ぬおおーっ!!コレだよコレ!やっぱこのアジリティ!!最高やんか!
マイDAYTONAからはMoto2エンジンの765にスープアップしていて、更にパンチのあるエンジンに。スピトリ比-10kg程度なのに、-50kgぐらいに感じる。意のままに操れる感じがあるから、よりアクセルを開けようと思える安心感。アクセルを開けまくるからアドレナリンも大量噴出。

一気にスピトリRRもRSも圏外に吹き飛びました(笑)
再度確信しました。ボクの嗜好性はミドルクラス一択。リッターバイクって、確かにパワーでは勝るんですが、加速減速の切り替わりの瞬間など、その重量からくる「一拍の間」が絶対にあって、その一瞬が「アジリティが低い」という評価に繋がり、折角の大パワーを引き出そうという気持ちが萎えてしまう。
なんかこう、「各個人にピッタリはまるトルクウェイトレシオ」みたいなのがあるんでしょうね~!

じゃあストトリを買うのかと言われると…。
DAYTONAとTRACERをどうしても1台にまとめなければならないとすれば最適解。
でも、1台にまとめたとしてもサーキット用のタイヤと公道用のタイヤを随時脱着しないといけないのが大問題…。

2.5ヶ月のブランクがあったものの久しぶりのサーキットでDAYTONAの楽しさも再認識しちゃって。


結局は現状のラインナップがベストだなっていう自画自賛な結論へ…(笑)
だがしかし…、近い将来に「Street Triple RR」なんてのが出ちゃった日には(ありえなくはないなぁ~)、自制心を保てるかどうか自信ナシw



ハナシ代わって、WRの方はと言うと…。
例年ならTRACERで、路面ドライなら気温がどれだけ低かろうと走りまくっていたのですが、今冬はどうも路面コンディションが悪いことが続き、その代わりにWRが活躍してくれています。
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導入当初は「グヘヘ…、これで路面状況が悪い日でもバイクに乗れるぜ!」と胸躍らせていたのですが、案外天候に左右されます。林道は日影が多いので、降雪したらかなり長期に雪が残る。溶けてくれたとしてもマディが続くし、岩肌が濡れていたりするとマジ怖い。運動量が多いので夏場は確実に乗らなくなるから、結構シチュエーションを選ぶモンなんだと学習しましたw


また、ちょっと気になっていた車の試乗をしてきました。

ディーラー店内に掲示されていたポスター。とても素晴らしい!
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乗り物というのは単純な移動ツールだけではなく、ヒトに様々な愉しさを提供できるんだ、という理念をホンダらしいアソビ心と一緒に表現しています。

ということで、コイツの試乗です。
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価格とEVとしてのスペックに競争力が乏しいので、かなり厳しいとは思います。しかしながら、上述した「ホンダらしいアソビ心でEVを仕立てた」ところが随所にあって、とても好印象でした。

まさかのリヤ駆動。
シンプルなのに存在感のある、相反性を同居させた秀逸なデザイン。
標準タイヤがミシュランのPilot-Sport4。
スマートエントリーで乗車さえすれば、スタートボタンを押す必要が無くシステムON。

EV特有の怪力的加速はありませんが、アシ周りの良い欧州車に乗っているような、振り回したいと思わせるシャシー。
ホンダフリークでEVに興味アリならブッ刺さる逸品かと思いました。


と、相変わらず支離滅裂ながら楽しい毎日を送っております…w
Posted at 2022/01/29 20:53:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2015年06月27日 イイね!

BMWモーターサイクル~MY2015×3種の試乗インプレッション

BMWモーターサイクル~MY2015×3種の試乗インプレッションふと空き時間ができましたので、tak3さんと行って参りました。

tak3さんのブログ










まずは本日のメインディッシュであるR1200RS。前回のR1200R試乗で、少し琴線に触れるものがありましたので、このR1200RSには大きな興味と期待を持っていました。


走り出してすぐさま、サスセットを固める調整をしてしまいました。ハンドルが結構遠いことが大きな原因だと思うのですが、加速時や巡航時には全く掛っていないフロント荷重が、腕だけ前がかりになっているせいで、減速時には盛大に発生し、そのギャップに僕は耐えられませんでした。

R1200RSとは、R1200Rにカウルが装備され、よりオールラウンドの幅が広がったものだと期待していたのですが、いや確かに幅は広がったのかもしれませんが、少し違う方向に味付けられた感がどうも残念です。R1200Rの方が“疾走感”を楽しめますが、R1200RSだと安楽性能を上げていく過程でそれを削いでしまったという感じです。

小ネタではありますが、R1200Rよりも直進安定性を高めるために、フロントアクスルを少し前に寄せているそうです。キャスターを寝かせるのではなくそのような手法をとるというのは、芸が細かいですね。
ほんの1cm前後の違いだと思うのですが、それだけで乗り味が変わるというのは、つくづくバイクという乗り物の奥深さを物語っています。


お次にS1000RR。tak3さん、最初はこのSSは眼中に無かったようですが、僕とセールス氏のアツいプッシュにほだされたか、初っ端に連れ出されていたのには笑ってしまいました(笑)


最も印象的だったのはバイワイヤのスロットルです。アグスタF3では物凄く違和感があったのですが、こちらは全く真逆で、とても安心感がありました。
アクセル開度と混合気供給にギャップを感じるという点はどちらにも共通することなのですが、BMWの場合は、「ラフな操作に対する入力だけをキャンセル」する感じです。アグスタの場合は、アクセル開度に対して混合気供給が上にも下にもブレて、どうにもこうにもといった感じでした。と言っても感覚的なものなので、実際にはどのような制御をしているのか、技術情報を知りたいところです。

「素晴らしい制御を見せるトラクションコントロールのお陰で、アクセルを開けていける」という評がありますが、その域に持っていく以前に、安心感が持てるのだと思います。
また、非常に緻密な回転フィールである4発との組み合わせもまた、精密さが右手を通して伝わってくるようで、安心感に一役買っていると思います。



両車に共通するオートシフターですが、R1200RSのそれは圧倒的に劣ります。シフトアップ時は3速以下だと使い物にならないレベル。シフトストロークも含めて、S1000RRのそれはもう絶品の域です。まさに精密機械。


操作系が突き詰められており、それがもたらすRide Easyとしては、与えられたキャラクターとは全く逆に、S1000RRの方が圧倒的であるという、なんとも皮肉な結果を得た比較試乗でした。


とにかく、SSではない官能性の高いバイクを探し求めている中、R1200RSのパッケージングには大変期待感がありました。“味の塊”とも思える水平対向ボクサーを、空水冷で新時代的に解釈しつつもこれを味の核に据え、オートシフターやトラコン、ダイナミックサスペンションシステムなどで究極の安楽ライドを提供してくれるのではないか?と…。
まあ、それはそうだったのですが、官能性は僕には感じられませんでした。結局、僕にとっての官能性は、エンジンの鼓動感だけではないことがはっきりと分かりました。適度な鼓動を伴って、スムーズに加速はしていくのですが、ただそれだけに過ぎません。

思い出すのはやはりあのキングオブパラレルツインF800Rに感じた“電流”は、未だに感じられずにおります。


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そんな感想を抱きつつ数日後、また別のディーラー営業氏よりなんと「新型F800Rの試乗車をご用意しました!」と入電。
普通ならイキリ立って電光石火で乗り込むところですが、DAYTONAのトランポ問題で学術研究レベルに没頭していましたので、気もそぞろ、数週間後の空き時間に思い出したようにフラッと試乗に向かいました。

気もそぞろに加えて、旧型で一点だけ気になっていたのは、フロントサスペンションの軟弱さです。ストリートセッティングとはいえ、DAYTONAがメートル原器となってしまった自分にはやや軟らかすぎました。そういうこともあり以前のフィーバーは消沈しており、冷静に新型と向き合う事となりました。

懸案のフロントサスは、今回より倒立にグレードアップしています。ただ、倒立にしただけではトリプルツリー周りの剛性が上がるだけで、自分にとっては肝心のダンピングやバネレートなどの硬化が図られているかどうかは分かりませんし、むしろ、フロントセクションの剛性向上が全体バランスを変えることになり、旧型の美点であった「オーバーステアフィール」が消えてしまっている可能性も頭をよぎりました。

そんな風にテイスティングポイントを絞りつついざ試乗。
試乗車というものの走行距離40km程度。どうやら営業氏の熱意により通常済ませる慣らし走行を待たずしてご案内して頂いたようです。初期にはフロントサスの沈み込みにもやや引っかかりが見られましたが、ほどなくして馴染んだのか引っかかりは無くなりました。


結果的には、非常に好印象でした。
剛性バランス変化によるフィーリング変化はなく、あの麻薬的オーバーステアフィールがしっかりと残っています。フロントサスのダンピングもやや上がっているように感じますが、これは逆に慣らしが進むと低下するのかもしれませんが。


手元のスイッチ操作一つで、リヤサスのダンピングを3モードに変更できます。一番締めるとそれなりのコシ感は出ますが、オーバーステアフィールは影を潜めます。オーバーステアフィールが頻出する最弱セットがこのバイクのキャラクターにマッチしていると思います。

ちょっといびつに感じていたフロントマスクもすっきりしたワンピースに変わりました。とはいえ、全体的・絶対的デザインとしてはザンネンであることに変わりはありませんが…。


僕個人が感じていたネガ(フロントマスクデザイン、フロントサスの軟弱さ)を僕の為に全て潰してくれたようなカンジで、ちょっと舞い上がりました(笑)

デザイン面の大きな大きなマイナスポイントを補って余りある素晴らしいライドフィールがあります。
トルクの出方が優しく緩いのでスロットル操作を鷹揚にしてもよい。逆に、右腕を鷹揚に捻る動作から意識の高揚を導くことができ、その後遅れてパルス感が強まりながら推進力を味わえる。R1200R(RS)などのリッタークラスだと、即座に回転が上がり切ってしまい、上述した加速感を味わえる時間が短いのです。


目下、F800Rほど低速官能性の高いバイクを他には知りません。ハードコア路線のDAYTONAと局地朝練型F800Rの2台体制こそがズバリ、僕にとってのシャングリラだと結論付けます。
Posted at 2015/06/27 08:30:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2015年03月22日 イイね!

盟友との久しぶりのバイク試乗

盟友との久しぶりのバイク試乗バイクにリターンしてから3回目の春です。
私がリターンする直前には、盟友を連れまわしてバイクの試乗行脚に良く行ったものですが、ここしばらくは「DAYTONAしか見えない!」状態だったので、そういう機会はほぼ皆無でした(笑)










今回お誘いしたところ、tak3さんは「行くことは行くけど、体調に若干の懸念があるので、車で行く」とのことでした。

んで、集合場所に到着すると、コレ↓ですわ…(笑)

まあ、8割方こうなると予想していましたけどね!

ここから試乗ディーラーまで、バイクを交換しましたが、tak3さんはガンガンDAYTONAを振り回され、「これがキャリアの違いか…」と圧倒されました(笑)
こちらの至宝F4、非常に窮屈なポジションで、各所にキビシいところはあるものの、エンジンの存在感が相変わらず圧倒的です。タコメーターの0位置が、30分位置ではなくちょっとえぐれて20分位置ぐらいから始まっているのが、個人的にツボです。「あんまり回るエンジンなんで、タコメーターに刻めないんですよ」感がイイ。


BMWディーラーに到着です。



F800RやR1200Rなどのロードスターシリーズの新型が発表され、F800Rに心酔する私としては色々と興味津津です。

①R1200R


先日好評を博したというR-nine-Tは、最後の空冷ボクサーでしたが、こちらは新世代ボクサーとして空水冷。ABSやトラクションコントロールもフル装備なうえ、HP4などで培った電子制御サスも投入。
サーキットで試乗された店員さんの談によると、大雨のコンディションでもトラコンは抜群に機能してくれたそうです。さらには電子制御サスも面白い。走行中のアクセル開度や速度などを演算して、オリフィスを自動調整し、走行シーンに合わせて前後共に調整がなされるそうです。不要なノーズダイブを制御したり、車体の立ち上がりをサポートするようなアクションをしたり。
シフトアシストプロという装備は、従来シフトアップのみしかできなかったオートシフターを、シフトダウン時にも可能にしたという安楽装備。ダウン時には当然ブリッピングし、アップ時もアクセル開度が大きいときにはアフターファイヤー音があり、面白い。

ボクサーという、アピアランスとしてもフィーリングとしても古典的な味のあるエンジンに、アクティブライドとライドセーフのそれぞれに効く2種の電子制御。SSにちょっと疲れてきたタイミングでこの存在は最高に魅力的です。



②S1000R

奥にましますエクストリームウエポン、S1000RRの兄弟車。
オーソドックスな直4と、R1200Rとほぼ近い各種電子制御配備です。「SSのカウルを外してハンドルをアップしただけじゃ無くて、別物に仕立ててあります」との店員さん談。




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まず②に試乗しました。
上から下まで終始加速グラフが一直線。直4エンジンをトコトン突き詰めるとこれはこれでとても好印象です。加速イメージと実加速がピッタリと一致する、これはある意味過度な緊張感を払拭してくれ、疲労度も軽減してくれます。別物仕立てといいますが、このエンジンでサーキットを走るS1000RR、ライダーは感覚をライディングに集中させられるアドバンテージがあると思います。
とにかく速く走るためだけに作られたエンジンの“潔さ”があります。

次に①です。
電子制御アシストを受けるサスペンション、非常に安楽です。シーンに応じてピッチングの大小を制御してくれるので、疲労度が相当軽減されると思います。
ボクサーエンジンについては、やはり空冷よりも少し雰囲気がマイルドです。こちらについては直線4本と左折4回の試乗コースでしか乗れませんでしたので、低重心+ロール軸と同方向のクランク回転というボクサーテイストはあまり感じられませんでした。



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総じて、「軸足は徹底してツアラーにある」と思いました。「オールロードツアラー」だとか「アーバンツアラー」だとか「ちょっと刺激を楽しめるネイキッドツアラー」と言う風に、とにかく長距離を走破することが土台にあり、そこから少しずつ味付けを変えていく。これがBMWの設計思想であり、際立つブランド価値なのでしょう。

ということで、「いつかはBMW」という憧れは感じるのですが、帰路でDAYTONAのソリッドな機動力に触れると、「その“いつか”はやっぱり今ではない」という感想になりました。

しかし!
その“いつか”が、そう遠くない先に見えているお方もおられるのではないでしょうか??(意味深)





本日の早朝散歩で開花に遭遇しました。
さあ、シーズンインですね!




tak3さんのブログ
Posted at 2015/03/22 11:18:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2014年10月21日 イイね!

ツインエンジンを学ぶ試乗行脚

ツインエンジンを学ぶ試乗行脚先日、tak3さんとこんな風に過ごしていました。










その日の最後に、ふらっとバイクの試乗に向かいました。YAMAHAのMT-09、我が愛機と同じ3気筒エンジンで、尚且つあのクロスプレーン理論が採用されているということで、当初よりちょっと興味がありました。

早速お借りして出発しようとすると、tak3さんがおもむろに、「弟分のMT-07も試乗できるんですね。じゃあ僕はそれを借りて伴走します」とおっしゃいました。

まったりと近くの峠を流します。MT-09については、琴線に触れるものはありませんでした。アクセルオフと同時に立ち上がるエンジンブレーキが強くて、「あ~、やっぱ3気筒ってこうなんだ…」と思ったり、フロントのピッチングの大きさにネガを感じたり。相応の加速力は当然ありますが、瞬時に速度が上がりすぎて、ドラマを感じる暇もなく即刻恐怖心が勝る領域に入ってしまうので、“街中が主戦場であるネイキッドとしての楽しさ”は感じられませんでした。ポジションもネイキッドよりは若干前傾を強いられるので、所謂ストリートファイターカテゴリーなのでしょう。僕にはしっくりきませんでした。

折り返し地点でtak3さんとバイクを交換します。この段階でMT-07の評価を聞いてみると、「フツーだね…」とポツリ。僕も09が面白くなかったので、07には何ら期待せずに帰路に就きました。

トコロガドッコイ。
MT-07はメチャクチャ面白い!!


ステップ位置が明らかに09よりも前側にあり、加減速に対する自分の重心点を固定できる感覚があります。アクセルを開けると「バルルルル…」という、爆発力を感じる勇ましさとは無縁ながらもパルス感が豊かで、なによりもそのトルク特性が気持ち良すぎです。あまり回転域に左右されずに、どこからでもアクセルを開けた瞬間から優しげなトルクが湧き始め、すぐさまパワー回転に移行してダッシュする。この“トルクからパワーへの移行期”も大変滑らかであり、唐突感はありません。
アクセルオフ時もエンジンブレーキの立ち上がりは優しく角がとれており、回転していたクランクの余韻が尾を引き、これまた官能的です。
ディーラーに帰り、乗り出し70万円程度という価格を聞いて鼻血ブー。

帰ってから調べてみて、初めて知りました。「あれがパラレルツインエンジンなのか!」

基本的にはツインやシングルは、その脈動が強すぎて、僕の好みではありません。「コーナリングをスムーズに抜ける気持ち良さとかよりも、ドコドコというワイルドなエンジンビートを感じていたい」という趣向は一切無く、むしろ大きな脈動はトラクション変動からグリップ変動につながるような感覚があり、僕にとっては禁忌事項。(トラクション変動はむしろスライド耐性を含むという論もあります)

しかしながらこのMT-07のツインエンジンは、そのネガは少なく感じます。それは、パラレルだからか?クロスプレーン理論が効いているのか?どちらにせよ、今まで避けていたツインエンジンが一気に研究対象として浮上しました。


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猪突猛進で、6台一気乗りです。尚、自分のメートル原器であるDAYTONAで向かいました。

KTM:過去DAYTONAを選択する直前にRC8Rを試乗させて頂きましたが、当時よりも現在のモデルはエンジンチューニングが一新されており、乗りやすくなっているとのことです。
ショップオーナー曰く「ウチのお客さん達、Duke690なんかで195km/h、100m看板からブレーキングでいとも簡単に1コーナーへ入っていかれますよ~」と、フロントディスクがシングルながらも全体の軽量性がもたらす凄みを語っておられました。
<Duke690(ツインエンジンではありませんが…)>




<RC8R>




BMW:はっきり言いますが、デザインに見る部分は微塵もありません。っていうか、目も当てられない…。しかしながら、その労力をすべて機能性に注ぎ込んだであろうマイスター気質、全っ然嫌いではありません。そこまで尖がれば、“潔さ”になるのです。
メーターもいたずらにデジタル化せずに、視認性と瞬間認知に大変優れたアナログを捨てません。
<F800GT>




Ducati:やはりLツイン。脈動は強く、改めて「違うな」ということを認識しました。とにかく、アクセルからギアシフトからすべからく硬い!
<StreetFighter848>




YAMAHA:締めにもう一度MT-07。もう凄い軽快感。やったことないのにジムカーナできるんじゃないかと思わせられるぐらい。ストップ&ゴーが楽しいんだから、街乗り渋滞なんでも来い!
<MT-07>





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では最後に、SiSo的キングオブパラレルツインをご紹介します!

<BMW~F800R>






究極の低速官能マシンでした。
そこそこ交通量のある国道ワインディングで試乗したので、ずっと一般車両の後をついて走りました。ですので、曲率に対して60%程度のアタック率(造語・笑)に留まったのですが、それでも気持ちがいい。
スローインの後、アペックス手前からパーシャルスロットルを当ててトラクション旋回に早々と移行し、ググッとアクセルを捻っていく。
最も印象的だったのは、このパーシャルを当てる瞬間です。DAYTONAの際には大変繊細なアクセルコントロールを要する操作なのですが、トルクの立ち上がりがとても優しいので全く緊張を強いられません。アタック率が低くて余裕がたっぷりあることも影響していると思いますが。同時に、リヤが1cmほど外に振り出す感覚があります。兄弟車であるSやGTと比較して長く取られたスイングアーム長が影響しているのか?とにかくこれが独特で病みつきになってしまいました。

これは完全に“公道ネイキッドスペシャル”マシンだと思います。低い速度、低いアタック率で安全性が高い状態のまま、バイクの醍醐味であるコーナリングを存分に味わうことができます。
人里離れた山奥やクローズドコースに持ち込まなくとも、市街地のちょっとしたS字なんかでも存分に愉しめる。このFun/Cost-Ratioは圧倒的です。グリップヒーターも標準装備なので、冬季もFunを回収できます!
激欲しいです!!



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帰り道、我がメートル原器にrideです。コンフェイトさんが(DAYTONAのことではないですが、SSについて)どこかで表現されていました。「ロール軸があるけれども的確な入力をしないとロールしてくれない。ぶっとい丸太に乗っているよう」まさにその感覚です。

自分でも感覚的にしか捉えていなかった部分に、伏線があることに気づきました。それは、「DAYTONAはサーキットでしか楽しさが味わえないガチンコマシンである」ということです。
最高出力125psも、12,600rpmまで回さないと取り出せないし、それ以下の回転域でのドラマ性は、マルチに近い凡庸さ。持てる技術を総動員してフルバンクし圧倒的な旋回力を引き出せたときの感動は筆舌に尽くしがたいが、往復3.5時間の自走をこなさないとそのステージには持ち込めない…。

片や例えばMT-07。何ィィ??!73psぅ~!?DAYTONAの6割程度しかないのに、あの官能性…。低中回転域では圧倒的にこちらに軍配が上がる。ちょっとした時間つぶしに近くの峠に向かい、全然攻め込まないのにエンジンの愉しさだけでHAPPYになれる。

結局はバイクに存在する「愉しみ方の選択肢」を複数(DAYTONA@サーキット、パラツインネイキッド@日常公道シーン)、今更ながら実感しただけのことですが、もしやパラツインネイキッドがサーキットでも愉しいバイクなら、DAYTONAの存在意義は…。


「どうしようどうしよう、愉しみ方が違うから増車かな~?でもそうなるとコスト問題からしてDAYTONAの車検と保険を切る必要が出てくる。ならトランポが必要か…。ユニック付の軽トラ中古がいいな。ルーテシアRSを売ればトランポもゲットできて資金捻出にもなるな!」と、大暴走しています(笑)


(試乗させて頂きましたディーラー各位に、深く感謝申し上げます)
Posted at 2014/10/21 18:59:23 | コメント(8) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記

プロフィール

「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」 
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