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SiSoのブログ一覧

2025年03月28日 イイね!

超絶オススメの福井県年縞博物館

福井県三方五湖にあります。
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五湖のうちの「水月湖」が大変稀な地形環境で、水流や風で湖水がかき混ざらない。そのお陰で、なんと7万年前からの沈殿物が地層・年縞となって湖底に現存する、世界最高の「モノサシ」なのです。
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主に花粉や黄砂、プランクトンなど、四季によって飛来する物質が折り重なることで、規則正しく四季=1年が記録されていく。この1層ごとを分析すると、移りゆく植生の変化、そこから当時の気温が推測できたり、時には確認される火山灰が遠くは鹿児島の大噴火から飛来したことなどが判明します。

年縞1年分は厚さ0.7ミリ、これを7万年分解析が続けられており、ようやく完了が見えてきているそうです。
従来は例えば地層分析などで地球環境の変化を捉えてきたのですが、それらでは誤差が数百年程度出てしまうが、この年縞だと誤差は1年。世界最高の物差しという所以はこれです。
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とにかく展示類から得られる学びやインスピレーションは圧倒的に豊富で、感動しきりなのですが、中でも1点注目したのは、「気温の変化【水月湖】」というグラフです。
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8000年前あたりから気温が上昇し、高位安定しています。ここ数年の地球沸騰化は目盛りが大きすぎて表現できないでしょうが。年縞の始まる7万年前には人類は存在していましたが、平均気温が低いので農耕生産も安定せず生存環境の厳しさに晒され生存率が低かった。しかしこの8000年前からの「地球の春」の到来によって人口爆発が始まる訳です。
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余談ですが、同時期(新石器時代)少し前から牧畜や農耕技術の発達が確認されており、それがCO2濃度を高めて地球の春の契機となったという説もあるようです。
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この地球の春以前、寒冷期、間氷期、温暖期などを数百年スパンで繰り返しており、時には2~3年で平均気温が10℃上昇するといった急激な環境変化も記録されています。といっても現在のような平均気温ではなくもっと低いレンジでの話ですが。

現在の「地球沸騰化」を地球の終末危機として語られていますが、この年縞のタイムスパンから眺めればひょっとしたら地球にとっては「いつものことだよ」程度のことなのかもしれません。

反面恐ろしいのは、46億歳の地球の直近7万年において、さらに8000年程度、0.000017%の期間だけ急増殖した現生人類が、これだけの破壊の粋を尽くしていることです。
地球環境や生物、宇宙と地球の関係などを見れば、ありとあらゆるものに連環があって、とてつもない「バランス」のうえに全てが成り立っていることは皆さんもお分かりだと思いますが、これは果たして全てが偶然に組み上がったものなのか?

こんな壮大で複雑な偶然など確率論的にあり得るはずもなく、であるならば「意思ある何かが創造した」としか思えません。(それを「神」と言うのかも知れませんが僕は留保したいと思います)

ちょっとアヤしい方向に逸れましたが、これら全てをデザインした「何か」にとっては、この8000年は現生人類に与えたただの有限な時間なのかもしれません。恐竜だって絶滅した訳で、人類だけが絶滅から逃れられると考えるのは理路が通らず且つおこがましい。

何かのSF映画みたいに全人類が瞬間的破滅的に消滅するのではなく、おそらくじわりじわりと生存数が減っていき、絶滅寸前でいくつかの個体はそのまま生き残るのかもしれないし、やっぱり絶滅するのかもしれない。
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〜〜〜〜〜

ちょっとおセンチな気分を払拭すべく、すぐ近くのお店で名物のイカ丼を平らげて帰りましたとさ…!
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Posted at 2025/03/28 08:10:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2019年01月17日 イイね!

雪山とcar&bike lifeの関連性

雪山とcar&bike lifeの関連性スキー旅行に行ってきました。子供たちにスキーの爽快感や雪山の雄大さ神々しさを愉しませたいというのが主眼です。

不肖ながら私、スキーは幼少時から嗜んでおり、ウェーデルンまでできます。でも大学生の時に行ったのが最後で、25年ぶりで本当に久しぶりでした。
少しずつ勘を取り戻す過程で、色々と気付くことがありました。

①ゲレンデを滑走することと一般公道を走行することの共通性
ゲレンデには沢山の他者が思い思いに滑走しています。大きなカーブを描いていたり直滑降でスピードを出していたり、かと思えば突然転倒したり停止したり。斜面も起伏は色々、所々で雪の状態にも変化があります。それら全て周囲の状況を認知して、推測し、自分の滑走プランを即時に判断して実行する。他者の滑走姿勢からその人の技術レベルや転倒可能性を想定したり、集団の様子が見て取れればその中間を横切るラインは極力選ばないとか。
こういった状況判断と操作は、一般公道でのドライビングと全く同じです。現在自分がドライブ中にやっているメソッドは、幼少期からのスキーで培ったものなんだなと気付きました。実際に10歳の娘も「そうそう、それを考えながら思い通りにできた時に、とっても楽しい!」と言っていましたので、娘たちが免許を取得してドライブをするときにはより安全運行できることと思います。

②パラレルやウェーデルンにおける荷重抜重とバイクライディングにおけるそれの共通性
鈴鹿ツインのZコーナーは高い速度域での切り返しが必要です。しばらく素早い切り返しができずに悩んでいたのですが、数ヶ月前にコツを掴んでいました。それは「できるだけバンクを深くしてから切り返す」というものです。切り返す角度が増えるので、バンク角は浅めにしておきたいところですが、その逆です。バンク角を深めればロールも増え、アウト側への遠心力が強まりそれが荷重としてバイクに“蓄えられる”イメージ。その増えて蓄えられた遠心力を利用して一気にバイクを反対側へ、切り返すというよりも跳ねさせる。
この感覚は完全にスキーと同様です。斜面に対してスキー板が鈍角であればあるほど遠心力(=反発力)が強まり、それを伸縮させた膝でぐっと蓄え、サスペンションの如く伸ばすことで一気に解放して切り返しをする。
失敗しても柔らかい雪面に転げるだけで済むので、スキーでバイクの切り返し練習を積むのは効果的だと思います。


この時期雪山ブログは多くありますが、これほどみんカラ的な雪山ブログは他にないと断言しつつ、「馬っ鹿だな~、もっとフツーに愉しめないのかよ…」と嘆きのツッコミが沢山聞こえるような気がします(笑)


P.S.
宿泊したホテル、大変お勧めです。「源泉掛け流し」を謳う温泉は数あれど、実は「100%源泉掛け流し」というのがホンモノで、全国でも数件しかないそうです。普段使わない筋肉を使ったので筋肉痛を恐れていたのですが、温泉のお陰か翌日には一切筋肉痛はありませんでした。


設備や料理についても、決して豪華絢爛ではありませんが、綺麗で整っていたり素材そのものの良さを丁寧に引き出すスタイルで、非常に満足度は高かったです。従業員も多国籍ですが、皆心の底からのホスピタリティを持っていることが感じられ、気持ちよく過ごすことができました。
Posted at 2019/01/17 19:07:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年12月21日 イイね!

麗しき海外の比較広告

こちらにコメントさせて頂くつもりでしたが、文字数制限にさえぎられるので、あえてエントリー上でコメントさせて頂きます(笑)





これは厳密には比較広告ではなくて、“エール交換”的な表現であり、実際にはもっと敵対的、攻撃的な比較広告も存在します。前者であっても競合他社が登場するというだけで我々日本人からすると大きな驚きを覚える訳ですが。


「海外だからできる」と思われがちですが、僕個人的にはそれで諦めてしまわずに、こういうアプローチがなぜ国内ではできないのか?また、どうすればできるようになるのか?を前向き&前のめりに考察したいので、書き連ねます!
「文化の違いだね~」とか「民度が~」とか、それは正解だと思いますが、あまりにも総論すぎて、そしてそれで片づけてしまうと永遠に殻を破れないと思うので、悔しいんすよね…。


こういうのって、本当に素晴らしいですよね!
プロモーションを突き詰めて考えると、(競争相手というよりも)切磋琢磨している競合が登場する方が、より自社の輪郭を際立たせられることもあって効果的だと思いますが、その登場のさせ方・表現が非常に難しいので、結果的に“触れない”ということになります。

あったとしてもその競合をあえて名指しせずに、ぼんやりと「他社では…」みたいな表現がギリかと思いますが、これらはもうズバリと登場してしまう。
それでも、相手を下品にこき下ろすのではなく、なぜか「クスッ」と笑えてしまう世界に収めてしまうところがもう魔法の域だと感嘆します。

その下地としては…

①大衆品ではないこと
やはりもう商品そのものが嗜好品の域であり、その世界観の中だからこそ、妬み僻みやっかみの類からは解脱していられるのでしょう。「吉○家vsすき○」とかでやったらどうなるか、見てみたいです(笑)

②競合関係にあることが、衆知の事実であること
そもそもそういう前提が認知されていなければ、見せられる側からすれば未知の事象に対する驚きの方が大きくて、感動も何も起こらないでしょう。

③自社製品に強烈な自信があるからこそ
自分たちがその製品を造り上げていく過程で、どれだけの艱難辛苦があるかを体感している訳で、ふとライバル会社の製品を見た時に、彼らも同様もしくはそれ以上の苦労を乗り越えてきたという共通点も見い出し、ある意味で“同志”としての敬意も芽生えるはずです。
そういった敬意が根底にあるからこそ、下品な中傷にならない。隠し味とはまさにこのこと。
こういう脈流を、製造部門だけではなくプロモーション部門も理解しているからこそで、このあたり縦割り組織が主流と思われる国内企業では障壁となっているのかもしれません。

④相手経費で、自社プロモ
“広告”する際には必ずコストが掛る訳ですが、これは相手が勝手に制作してくれるのでコストゼロ。歓迎する要素もなきにしもあらず。

⑤プロモーションのチカラで、開発を発奮させる意図
自社プロモはスタンスとしては「応援、擁護」的であることが基本でしょうが、それよりも刺激的な「威嚇、挑発」を標榜し、それをライバル社に委ねると考えたとしたら、次元違いの経営判断だと思います。
自社プロモ部門は称賛する方向で常に制作してくれていましたが、突如威嚇挑発が、しかもそれがライバル社からのものであれば、開発部門は今までにないほどいきり立ったのではないでしょうか?


⑥国内限定
上記3つ目の映像もアウディvsBMW。EU圏内といえども流石に国外対決は難しいのかもしれません。ただ、僕の想像レベルではそんなに問題にはならないと思うんですけど。組み合わせの問題だけかと思います。とにかく、「双方が相手方に敬意をもっていることが深く理解され、信頼が醸成されているかどうか」に掛っている。
まあ、見せられる側としてもハラハラドキドキで愉しむどころじゃないでしょうね(笑)


ポルシェ側に、既出のアウディ側映像が出てきますので、権利関係もお互いに調整済み、いわば“密約合意アリ”なんでしょう(笑)
そこで特に、あのトラクターです。後発のポルシェが「アウディさ~ん、自社プロモで使いたいから、あのトラクター貸してくれる?」というやり取りがあったのか、気合のワンオフ完コピを製作したのか、すんごく興味津々であります!(笑)


では最後に、文字ばっかりで内容もウザさヴェイロン級の当エントリーをお読みいただいたお口直しとして、盟友tak3さんの素晴らしいエントリー集をご覧ください!

Posted at 2016/12/21 22:09:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年04月14日 イイね!

一発レッド社会

「やさしさが導く一発レッド社会」


この評論を拝読し、「一発レッド社会」化していることには同意するものの、その要因として「やさしさ」を挙げている事には異論があります。

本当にやさしさがあるのならば、それは加害者にもいくばくかは向くはずです。なぜ加害者は加害に至ったのか?その背景や原因について思考を巡らすべきで、単純に責めてばかりいても何の進歩もない。
いや、それはやさしさからではなく、「このような悲惨な事故を二度と起こさないためには、徹底した原因追求及び有効な対策を実施する」という聡明さからかもしれません。
被害者の方にも寄り添い、傷つけられた心身の回復にも尽力することは当然であり最優先です。しかしながら、起こってしまったもの、失ってしまったものはもう元には戻らない。冷酷ながらも厳然とあるこの現実を直視した時、理解するには時間がかかるかもしれませんが、やはり「再発防止」にしか真の救済はありません。

加害者をよってたかって責め立てるというのは、被害者にとっては大勢の連帯者の存在に安堵できる程度の効果しかなく、むしろ周囲の人間は自分の中にある怒りを思う存分叩きつけたり、被害者への連帯意識に自己陶酔するだけだったり、人間の醜悪な側面が拡大しているだけのように思えてなりません。

評論の中でもう一点同意するところは、「被害者も第三者も、加害者にならないとは言い切れない」というところです。加害者になってしまった時に自分への糾弾を緩めたいから今から温情をかけておく、ということではなく、「現在の加害者の加害原因を紐解いていくと、それは必ず全ての人間に備わり得る“性”である」ことに気付けるかどうか、ということです。

つまり、人間の本質には善悪両面必ず宿っており、それが表面化するかどうかだけの話であり、そこを直視しようとしない性質が「一発レッド社会」を作っているのだと思います。


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そんな風に考えていた矢先、例の自動車評論家のターンパイク死亡事故が発生し、ネット上ではまさに一発レッド社会が怪気炎を上げています。っていうか、一発レッドがコールされる以前にもう既に対象者は退場済みなんですが…。

皆一様にこの故人の行動に対して批判を展開し、それに同調する大勢が声を上げる。その大勢の中にはやはり峠なんかで同様の行為をしている人も少なからずいると思います。
確かに、同じ自動車アクシデントにしても、自動車評論家の起こすそれと一個人のそれでは評価や及ぼす影響は異なりますので、「評論家はミスしてはいけないが、一般人の自分はミスしていいんだ」という理論にも一理はありますが、適切とは言えません。

「自分の中にもスピードという魔物に理性を根こそぎ引きちぎられる可能性がある」ことを直視し、「彼は自分なんだ」ということに気付き、そこへの対策や教訓を肝に銘じることが重要です。
とにかく、アクシデントに至った経緯や要因への評価と、加害内容への評価は分けて考えるべきです。
加害者を許すとか責め立てるとかいう次元を抜けて、再発防止という未来に目を向けるのです。


何よりも、問題行動があったとはいえ既にお亡くなりになってしまった故人なのだから、同情や温情ではないにせよ、自重とか沈黙といった姿勢を保つような心持ちが望まれます。
Posted at 2016/04/14 20:53:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2015年05月14日 イイね!

My Favorite Place

My Favorite Place安寧と静謐に満ちた聖域です。


これほど心を清められる素晴らしい場所なのに、一般開放されて市井の人の憩いの場所になっている。

ゴミ一つ落ちていない。ディズニーランドでは清掃スタッフがあらゆるところにいてせっせと園内をクリーンに保っているが、ここでは全くそういうスタッフを見掛けない。

つまりは、ここに入る誰しもが、良心や道徳心・倫理観を知らずのうちに高められている。

何がそうさせるのか?この場所に、確固としてしかし優しく存在する精神性なのでしょう。







これだけ精神が癒されるのだから、確実に僕の前世はここの住人だったと思います(爆)
Posted at 2015/05/14 18:53:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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