2013年の年始、NHKでチャップリン特集があり、数本放送があった中で、やっと今「独裁者」を視聴できました。
初めて観たのは中学生頃だったと思います。当時も圧倒された最後の演説シーン、脳味噌は中学生の頃よりも退化しているものの、新たに驚愕させられました。
戦争反対を叫ぶのは勿論のことですが、第二次世界大戦直前の時代に、
産業や経済の(過度の)発展が人間性や固有文化の崩壊をもたらしていることに気付き、警鐘を鳴らしています。チャップリンは喜劇王でもある上、“真のエリート”だったのでしょう。この作品に更なる興味を抱き、ネットサーフィンで色々と調べました。
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自然のしずく×ことばの大海より
「チャップリンとヒトラーの誕生日は4日違い」
「ヒトラーに対抗するために、チャップリンはこの作品で初めてトーキーに挑戦した」
「本物のコメディアンは、権力者を笑い物にし批判できる能力を持っている」
「この作品はヒトラーが侵攻を繰り返す最中に製作開始され、第二次世界大戦開戦後すぐに公開された。侵略独裁者の最盛期に真っ向から批判・反対した」
「まだまだ黒人差別が日常的であった時代において『黒人を助けたい』というセリフもある」
「演説は、恋人役のハンナへ希望を語りかけるメッセージで終わる。この作品の約10年前に亡くなったチャップリンの母の名前も“ハンナ”」
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言葉で表現するのがどうも上手くいきませんが・・・
“humanityを突き詰めるなら、触媒としてhumorが必要になる”
“究極のhumanityには、humorが欠かせない”
自分の心の中心に据えている想いは、チャップリンに影響されたように思います。
最後の演説シーンは6分ほど、もう渾身の演説です。演技を超えています。彼自身の情熱の発露そのものだと感じます。この6分間だけでも心振るわされますが、全編通して観ることにより、コミカルに振る舞うチャップリンと最後の演説をするチャップリンが“同一人物”であること、humorとhumanityにある連関性を感じられれば、感動もより深まります。
Posted at 2013/03/23 10:37:54 | |
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