長くお付き合い頂いているお取引先様と、ここ最近取引条件云々でチャンチャンバラバラやり合っていました。チャンバラの間に、ズバッと深く切り込み、先方に非があることを認めてもらい、これから軟着陸にむかう途上。その先方担当者さんが、ご昇進とのこと。
双方遺恨が残るかどうかは最終着陸を迎えないとまだわからない状態で、しこりを抱えたままの現状ですが、ここは素直に、盛大にご昇進をお祝いしたいと思いました。チャンバラする中で、深く相手のことを理解してしまうんですねぇ~。お祝いすることによって、「矛を収めてくれるというメッセージかな?」と誤解されるかもしれませんが、それはそれ、これはこれ、一時休戦中の“肩書を全て降ろした、一人間としての交流”のつもりです。
はっ!と、「敵に塩を送る」ということわざを思い出したのですが、現代のビジネスにおけるチャンバラなんて、生死が懸っているわけじゃない。でも、このことわざは実際に命を取りあっていた戦国時代のものであって、まさに自分を殺そうとする相手に援助を送る行為!実際のところ、懐柔策としての裏面もあったかもしれませんが、そういうメンタリティは武士道独特だな~、と改めて思い知らされました。こういうのは西洋にはあまり見られない(※)のではないかと思います。
1対1で対峙し、自分の命を奪おうとする敵と、相手の命を奪おうとする自分、“必勝”以外なにものも存在しないような空間。究極の利害対立者にもかかわらず、自らが求めるものへ掛ける執念という点では全くの同志であり、いわば
究極の矛盾状態。切りつけてくる敵をかわし、敵の急所をこちらの刃が射抜いた後、敵を一人の人間として尊びその想いを偲ぶ。これが「残心」の本当の意味だ、と、どこかで聞いたことがあります・・・。
(※)2013.2追記訂正
こちらのエントリーにて、オーストラリアやイギリスなどの西洋にも存在することを学ばせて頂きました。
authorには深く感謝いたします、誠に有難うございました。
Posted at 2012/01/23 00:19:34 | |
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