
久しぶりに車ネタです(笑)
最近みん友になって頂いた方々、結構BMW率が高いです。これはやはり、自分自身過去にBMWに傾倒していた時期があって、“BMW好き”のDNAが反応しているのだと思います。
ということで、過去所有していた318i-M.sport(E46)と、頻繁に借り出すことのできる740i(E65)について記しておきます。
318i-M.sport(E46)
就職後ガムシャラ×10ぐらいで仕事に没頭し、気付けば脳味噌の中には仕事以外ありませんでした。一定の目標を達成した時に、「あっ、そういえば自分、車好きやったなあ・・・」と思い出し、「どれどれ、ちょっとイキッて外車でも見てみるか~!」と、ミーハーイメージのあったBMWを試乗・・・。
イッパツでヤラレました。ミーハーなのは勝手なイメージだけで、“質実剛健キワマリナイ”。
「この先の人生、BMW以外乗らないだろうな・・・」なんて思えるぐらい入れ込みました。
(でも今のウチの3台には、BMWはおろかドイツ車さえ存在しない(笑))
そんな想い出の詰まったE46、次期車Lupo-GTI導入の際に両親に譲りましたが、今も現役で活躍しています。メンテナンス入庫などでたまに乗る機会があるのですが、本当に素晴らしい。
どうですかこのミニマルデザイン。E46以降はかなり鋭角なラインが採り入れられ始め、攻撃的な印象を強く感じてしまいますが、こちらには“ジェントル”な雰囲気が色濃い。僕にピッタリ(爆)
必要十分を的確に満たした“3シリーズ”というサイズ、シルキーシックスではない4気筒は、比してか弱い感は否めないが、右足の動きに素早く呼応してくれるピックアップの鋭さ。軽量ノーズとFRが織り成すクイックハンドリング、油圧であることも好影響か。
狭小な都市生活においてもこれらが奏功し、水を得た魚のようにトラフィックをすり抜けます。このあたり、ホットハッチと同根だと感じます。また、旅行などの遠距離走行においても、各部剛性の高さがドライビングプレジャーを溢れさせる。このように都市や郊外ステージの違いなど全く意に介さず、常に“駆け抜ける喜び”をドライバーに与えてくれる、こんなメーカーはそうそう無い。
“オールラウンダー”は、裏返すと“ナニモナインダー”であることが多いですが、BMWにはそう感じません。
気付けばもう12年選手。外装は傷だらけだったり、諸々不具合も発生しておりますが、基幹部分はなんら衰えを感じません。想い入れが強いので、未だにアピアランスでも僕を魅了し続けてくれています。なによりもコックピットに座った瞬間、購入当時の「へへ!成り上がってやったゼ!」的な達成感と高揚感(と勘違い感)が甦ることが、M-sportオプション並みに魅力だったりします・・・。(笑)
お次は740i(E65)。
これは親戚の所有ですが、頻繁に貸してもらえるお陰で、様々なシチュエーションで堪能させてもらっています。
まず、内装や装備などのラグジュアリー感は当然ながら素晴らしいものがあります。かなりのギャップを踏み越えても、ミシリとも音をさせないところから、車体剛性や組み立て精度の高さも想起できます。
そして、「ショーファードリブンなクラスじゃなかったっけ?」と疑うぐらい、運転の楽しさに溢れています。ここが同一クラスライバル車との大きな違いであり、「BMWの哲学は1シリーズから7シリーズまで通底しているなあ~」と感嘆させられます。
この楽しさの質とはどんなものかというと、ヘビー級の車重を鈍重さとして感じさせるのではなく、4.0ℓ-V8エンジンとBMWらしい路面追従性により、それを安定感・重厚感として感じさせてくれます。この、走行時の安定感・重厚感もまた、先述したラグジュアリー感に寄与しているのでしょう。
アクセルオンからエンジン回転上昇までタイムラグが大きいことだけは気になりますが、旋回中もものすごい安定感がありますし、身のこなしは1クラス小さい車であるように感じ、市内をキビキビ走ったり、小さめのワインディング(↓こんなところ)であっても充分にこなしてしまう機敏性も持ち合わせています。
2006年モデル40000km走行の中古車で、2011年あたりに350万円程だったと記憶しています。走行においては良い意味で1クラス下を感じさせますが、パーツ代等は現実を突き付けられます(笑)。でも、こういうちょっと背伸びした選択も十分面白いなあ~、アリだな~、と思いますね、BMWなら。

Posted at 2013/06/07 18:27:33 | |
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