
昨今何やら淡路島がウマい、あいやいや間違えました、アツいようです。そのあたりを調査すべくはぐれ侍殿と潜入してきました。
サービスエリアとしては横綱級の淡路サービスエリアで集合するのが一般的ですが、それでは面白くないので、少し外れた道の駅にて集合しました。橋脚を真下から見れるというダイナミックなポイントでした。
目的地だけを決めて、あとは方角を見ながら下道ばかりを走るという計画でした。走っている最中に気になるポイントがあればフラッと立ち寄るという、アナーキースタイルでしたが、いきなり阪神淡路大震災記念館に立ち寄る事にしました。ずいぶん前に行ったことがあるのですが、殿は未踏ということでしたので、ご案内です。
野島断層と断層直上に建てられた被災民家がありのまま保存の上展示されており、非常にインパクトの強い記念館です。
当時の被災の様子や、災害派遣にまつわる法整備の状況、学生時代に学ばれた地質学も織り交ぜた殿の解説付きで、更に知見を深めることができました。有難うございます。
この後は目的地まで海岸沿いをひた走ります。海水浴のオフシーズンかつ“マイナーな西海岸側”なので、車も少なくて良いペースで気持ち良く走れました。バックミラーに映るオープン状態の殿も気持ちよさそうでしたね。
随所に立ち寄りたくなるお店や景勝地があって、意外と一日では足りないなと感じました。
さあいよいよメインイベントです。
こちらのレストランに到着しました。
ウェブサイトをじっくり見ると分かるのですが、かなりのプロデュース力です。
メニュー企画、食材アピール、ロケーション活用、話題性、全てにおいてエクセレントレベルです。
「これは間違いない、ゼッタイ」という期待感で本ツーリングのメインイベントとして据えました。ちなみに週末は「11:00入店でないと予約できません」という強気っぷりです。
階段に飾られたメニュー写真のクオリティも高い。
食材の出自アピールも秀逸。
鳴門の渦潮をイメージしたテーブル、ここはビエンナーレ会場か?と見紛いました。
2人なのになぜか3品(爆)

魅力的なメニューが多過ぎるので、朝から晩まで(15:30閉店)滞在の上、3食を共にしないと全容解明には至らないと思います!
店名にある通り、高台から瀬戸内海を一望できる絶景なのですが、料理の方の“絶景度”が高過ぎて、瀬戸内海など一瞥することもありませんでした!(笑)
食後に庭に赴きますと、タマネギオブジェがあります。草間彌生製ではありませんよ。

タマネギカツラも用意されており、それを被って記念撮影させる仕掛けがあります。SNSマーケティングも抜かりなし。
僕もタマネギカツラを被りたかったのですが、それを察した殿がコンマ1秒、「コイツ、またそのノリかよ…」と言いたげな表情を浮かべられましたので、自重致しました(笑)
こんな注意書きもあるのですが、こういったユーモア交じりの方が受け手側に素直に届きます。人間心理を巧みに操作していると思います。
館内案内ボードも視認性をしっかりと考えられています。
土産物店にある商品化もテーマ性が強い。
帰り際に著名な淡路島バーガーを購入し、その場で食べることもできたのですが、お持ち帰りとしました。
帰路はワインディングを求めて内陸部をチョイスしましたが、思うようなコースにはありつけず、途中で高速道路に入って帰路に就きました。
解散の儀式!
はぐれ侍殿、本日も有難うございました~!(「何シテル?」への同時投稿(笑))
震災記念館で自然災害の脅威や畏怖すべき大自然、災害などの緊急時に発露する人間の底力や科学力を主とした叡智を、子供たちにも学ばせたいと思いますし、硬軟織り交ぜる意味でも美味しくて驚きや楽しみのあるグルメ体験もさせてあげられる…。また家族で同じコースを辿りたいと思います!
Posted at 2017/02/25 21:31:02 | |
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