
前回の1199試乗により、DucatiのSSへの心理的ハードルが下がり、かつ自覚症状の無いDucatiウイルスに侵されつつあるようで、大好物の軽量SS~Ducati版を試乗しました。

試乗車が出てきてビックリ。マットブラックなんてあったのですね!不人気カラー故、20万円安いとのこと。でも僕はこのシックな感じ、イタリアンレッドからハズした感じ、大好きです。
マットブラックのmadハズしist(ややこしい)さん、是非試乗に行って並べてきてください!

逆光でほぼ見えませんが、綺麗にまとまっています。

差し色にイエロースプリングのサスペンション。エンジンにはマウントされておらず、ほっとします(笑)

定番のフロント回り
試乗コースは高速道路無料区間を含むものの直線番長コースで残念、なうえにほとんど渋滞。
848ccとは思えない低回転域トルクのなさ。帰って早々、「国内仕様のデチューンですか?」とセールスさんに聞いてしまったぐらいです。でも、「いえ、マフラー以外は本国仕様と変わりありません。848は高回転型なので、低回転はご容赦を・・・」ということ。それにしても無さ過ぎ。中回転域でもパンチが感じられません。
ところでTriumph-DAYTONA675は、低回転域はもとより中回転域のトルク感と回転感が素晴らしく、ここで右手にドーピングが注ぎ込まれてしまいドウシテモ高回転域に突入する。そしてそこにはとてつもなく甘美なパワーの炸裂感が待っている、という流れるようにドラマチックなシナリオのあるエンジンです。つまり
中回転域の重要性・構成比っていうことですが、それが乏しいのは全体イメージに大きく悪影響を及ぼすことが良く分かりました。
発進時の半クラッチを長めにしないとストールしかける、にもかかわらずフルミートしたと思ってアクセルを開けるとすぐにフロントが浮く。軽量であることをうまく調律できていない感じです。しんどいわー。ハンドル位置もかなり低いし。
ということで、やっぱり結局は恋焦がれる一途な気持ちを再確認しただけ、と、こんなオチでましたケドー??(盲目)
Posted at 2012/10/26 20:17:12 | |
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バイク試乗 | 日記