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2012年12月14日 イイね!

DAYTONA初朝練

さあ~これから僕のブログは今まで以上に“内向的”になっていきますよ~!!

待望のDAYTONA納車式終了後、その足で峠道を3時間ほど走りましたが、これは日中のことでした。
次の日、タイヤの皮むきと慣らし運転を早く終わらせたくて、この時期禁断の朝練に繰り出しました。第一チェックポイントでようやく空が白み始めてきました。バイクはおろか、車もほとんど走っていません。


冬にバイクに乗るのは久しぶりなので、おおよその気温を計測する体感センサーも鈍りまくりでした。「やっぱバイクは寒いなー、でもこんなもんやったかな~♪」と呑気に走っていたら、道中の気温計を見て一気に心まで凍結。

まあでも、納車直後ってそんなことも突っ切ってしまいますよね!
滝に打たれる荒行をする修験者に自分を重ね合わせ、マゾヒスティックを触媒にして陶酔しながら走り続けます。(笑)

僕は「慣らし運転といっても適度に回さないとね~」派ですが、これだけしっかりと注意書きが貼られていると、「きっちり慣らします」派に転向です。

上から2つめ、ドクロマークに見えません?縁起でもないわぁ~・・・。


<エンジンフィール>
慣らし第一段階の5000回転縛りですと、ギリギリ100km出せません。でも、低回転域トルクがしっかりあるのでそこそこ楽しめます。コーナー立ち上がりを高い回転域で行かなければならないタイプは怖くて苦手ですので、ちょうど良し。
でも、4000回転あたりからのエンジンフィールがとても気持ちいいのです。それ未満の回転域からフィールが変わり始め、「これから駆け上がるよ~!」という雰囲気が漂い始めます。もっと開けたくなる、期待を膨らませる回転域。ここで寸止めを課せられ、とても歯がゆい慣らしの日々を過ごしています・・・。


<エンジンサウンド>
アイドリングを言葉で表現すると「ビルビルビル」です。高音と低音が重なり合う、かなり独特なサウンド。回転を上げていくと、「ビイイイィィン」とモーターチックになり、2stを思い起こさせます。前項でも述べました4000回転あたりから、低音の「グルルルル」という唸りが存在感を増してきます。低音の増幅とトルクの増幅がシンクロしているようで、まさに“幕開けの直前”といった風情。


<ライディング全般>
とにかく乗れてません。タイヤの皮むきがどうのとか路面温度がどうのとかいうレベルでは無いことははっきりと自覚できます。

今までは、きちんと安全マージンをとるためにしっかりとスピードを殺しておき(=ストレートエンドでブレーキングを終了させる)、脱出重視でコーナリングするライディングをしてきましたが、SSではそれが通用しない。

ネイキッドを好んで、上述のようなスタイルだった自分には、SSが見せる“コーナー進入でのフロントの切れ込み”に適応できていません。
・進入速度が遅すぎてコーナー入り口のイン側に刺さりそうになる
   ↓
・アクセルを開ける
   ↓
・ラインが膨らむ
   ↓
・慌てて寝かせる
を繰り返し、一つのコーナーの中で何度もコーナリングをしています(泣)。

原因である遅い進入速度を速くするためには、「もし進入速度が速すぎた場合に調整できるリカバリーテクニック」を保険として習得する必要があると思います。それでもやはり、サーキットではない故、徹底したスローイン意識は堅持しようとも思います。

上述のリカバリーですが、
①奥までブレーキングを続け、その間にイン側への体重移動をしっかりと済ませ、ブレーキリリースと同時によりバンクさせる。(常はバンキングに余裕を持たせたコーナーリングをすることが前提でなければならない)
②バンキング動作は変わりなく行うが、リヤブレーキを引きずり続ける。
という手法を試そうと思います。


<フロント荷重>
試乗の際にはこのオーリンズの硬さは、ピッチングを軽減してくれるという意味で好印象でしたが、“ブレーキング荷重をフロントに残し続ける”という観点からすれば、とても難しい。ブレーキリリースをそろりと行っても荷重がすぐさま抜けます。

これへの対処法としては、もう少しバンクが増えるまでブレーキを残そうと思います。直立状態での荷重は前後方向しかありませんから、ブレーキを離すとフロント荷重が抜けるのは当然。でも、バンクしてフロントタイヤにアングルが付き始めると遠心力がそのまま荷重に繋がります。この状態が引き出せるまでブレーキを残す、というイメージ。

それと、いっちょ前にサスセッティングの変更にでも挑戦しようかと思います。といっても弱める方向ですが。
ただ、中速コーナーでは現状でもかなりイイ感じなので、悩みどころ・・・。

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その他、ニーグリップやステップ荷重抜重、ステアリングへの不干渉、重心位置設定などなど、基本姿勢も全然まとまりません。難しいですね~、何が難しいかって、他人のライディングフォームを真似られても、その時にどこに荷重しているかなんて本人にしか分からないですから、自分で探るしかない。上手くいったと思っても実は他の要素が奏功している可能性もある。4輪よりもはるかに人間の操作依存度が高い・・・!

でも、だから面白い!!だからマイナス6℃でも走りたくなる(笑)!この文章を綴っている今でさえ、手のひらが汗ばみます・・・。マイッタなぁ~こりゃ・・・。



<P.S.>
ライディング項などにて綴る自論に対して、諸先輩方のご意見もお聞かせ頂けると幸いです。
経験の浅い自分ですが、自分で考えるという過程も大切だと思っていますので、頂戴したご意見をそのまま安直に鵜呑みもしません。ですから、どうぞお気軽に思ったことをそのままお聞かせ下されば有難いです。何卒宜しくお願い申し上げます。
Posted at 2012/12/14 22:28:41 | コメント(7) | トラックバック(0) | Triumph-DAYTONA675R | 日記

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