
数年ぶりの東京出張にかこつけて、オフってきました。
お声掛けしたのは、
悪友リア友
ぺちゃ1号氏と、初めましての
Gaspard0125兄ぃさん!
計画段階からぺちゃ氏と鍔迫り合い、ストイックな僕の方向性は「兎に角シュトコーでの爆走が優先!食事会を少々。お酒とかオネーチャンなんて嗜んでいる暇があるなら、シュトコーオカワリ頂戴!」に対してぺちゃ氏は「まずはお酒だ!そしてオネーチャンだ!これを通過しないならシュトコーなんて連れて行かねぇ~ぞ!」と…。
そこで折衷案として出てきたのが、「飲食デーとシュトコーデーの分割方式」。
ということで初日、待ち合わせの池袋駅でフラフラ散策しているとなぜか「ロマンス通り」という怪しげな所に辿りつき、その瞬間ぺちゃ氏から携帯に入電。通りを挟んで向かい側に居ることが判明し、ロマンス通りでロマンチックな再会!Gas兄ぃさんともここでご対面でした!
読売ジャイアンツの色紙で埋め尽くされるという、関西人にとってアウェイ感バリバリの焼鳥屋が予約されており、早速の洗礼を浴びましたが、いきなりルノー&バイク談義でガッツリ愉しみました!
翌日はいよいよシュトコーday。ぺちゃ氏はヘビーな業務を予定よりも数時間早く終わらせる神業で、予定に無かった「聖地・SuperRacerへの巡礼」を案内してくれました。
腹ごしらえを終えて、いよいよメインディッシュのシュトコー爆走です!
ここで、本日のナンシー役は私が務め、メガーヌパトロールの遊撃隊長Gaspard氏に出動要請を掛けます。まさかの御仁お二人・二夜連続に、自分の恵まれっぷりを嬉しく思います!芝浦PAにて合流!
<メガーヌRS2&3の比較同乗という僥倖>
“僥倖”と言いながらも、自分でこのお二人にお声掛けしているのだから、“計略通り”と言ってもいいのかもしれません(笑)
でも、兎に角大変素晴らしい体験をさせて頂きました!
3にはディーラーにて一般道試乗をさせて頂いたことがある程度でしたが、今回はサーキット経験者による首都高爆走であり、その本領を味わうことができました。
ドライバーは戦闘モード入りまくりで、この儀式をしないとスイッチが入らないらしい(笑)
ターボはマイルドな効き具合で、2リッターターボというよりも、3リッターNAに近いような感覚です。
当方のルーテシア3RSとの対比になりますが、全体としての安定感が高くGT的です。ホイールベースの長さやプラスアルファの車重が奏功しています。
最も驚いたのは、全域でロールがほとんど無いことです。先述のGT的フィーリングと相まって、「これはドイツ車だ!」と連呼していました。ただ、高速域高負荷時の最後の最後でようやくほんの僅かにロールを見せ、フランス車の一端は残っていました。
「同じ血族なのに、なんだか気高いような、近寄りがたいような…」という戸惑いを覚えながら、お次はGaspardさんの2に同乗させて頂きます…。
すると、走り出してすぐに「あ・会いたかったよ!お兄ちゃぁ~ん!!」と叫んでしまいました!ルーテシア3RSと完全に同一血族です。低速域から非常に親しみのある所作を見せてくれます。
メガーヌ3RSよりは若干低速トルクが少ないようで、やや回転数を上げ気味にキープしなくてはならず、またそうであるからこそエンジンの息吹が瑞々しく感じられる。加減速時もメガーヌ3RSよりもピッチングがあり、サスの伸縮が豊かであることを予告しているようで、大きな安心感を抱きます。そして、速度域に正比例して発生するロールは、これこそフランス車ど真ん中!と言えます。
このように、メガーヌRS2&3を同時に同乗できたからこそ、フランス車の変遷を掴み取れた訳で、お二人には大変感謝申し上げます!有難うございました!
これで私にインプットされたルノーRSモデルは、メガーヌ2、メガーヌ3、ルーテシア3、ルーテシア4となり、立体的にRSモデルを捉える事ができるようになりました。
この中で最新であるルーテシア4RSですが、個人的には否定的なものの、この歴史を体感した後では、新機軸を採用しながらもフランス車の原点へと回帰を目指したのだなと思え、そういった意味では好印象を持ちました。
そしてメガーヌ3は、ルノーラインナップにおいては色々な意味で突出したものだと分かります。開発陣は「ルノースポールテクノロジーの粋を集めて、とびきり速い車を作りたい。その際に“フランス車らしさ”が邪魔になるのなら、潔く取り払ってしまおう」というノリだったのではないでしょうか。
こうなってきますと俄然存在感を増してくるのは、Gaspardさんも過去に所有されており車中でも絶賛されていた、
ルーテシア2RS。
ルーテシア3とメガーヌ2がなんとなく近しい兄弟関係にあることが分かり、この延長線上によりライトウェイトなルーテシア2が存在している…、 この伝説の存在が益々神格化されてしまいます…。
ご両名とも、ヘビーなお仕事を抱えておられたにも関わらず、色々な体験をさせて頂きまして、大変感謝しております!誠に有難うございました!!
最後に一句…
シュトコーはエエとこ、一度はおいでェ~♪
ぺちゃ1号さんのブログ
Gaspard0125さんのブログ
<番外>
今回の出張中、国立新美術館にも立ち寄りました。
佐藤可士和ってのは、ホントすげぇなあ~…
第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開かれており、現代アートに触れてきました。
美術館入場料も無料、作品展観覧も無料、その作品の写真撮影も一部を除いて大半はOKという、なんとアートに親しみやすい環境なのだ!と、驚嘆しました。
作品中、車絡みのものがありましたので、ご紹介しておきます。
「Ayrton Senna 1989」©HONDA MOTOR CO.LTD.
1989年、F1日本グランプリ予選でアイルトン・セナが樹立した世界最速ラップ。この24年前の1分38秒041の走行データをもとに、3D-CGやパラメータービューなどを作成し、音速の貴公子が残した足跡を、まるで慈しむかのようにアートへと昇華させています。
中でも素晴らしかったのは、“Film”でした。
そのラップが刻まれた鈴鹿サーキットの夜のコース上に、スピーカーとフラッシュランプを並べて繋ぎ、まさにそのレコードラインを再現します。フラッシュランプが走行軌跡を再現し、ランプと同間隔に配置されたスピーカーからは当時のエンジンの咆哮が響き渡り、“光と音でセナを甦らせる”という素晴らしいインスタレーションでした。
私は特段セナとかF1のフリークではありませんが、HONDAが持つセナへの敬意や哀悼の深さを感じつつ、まさかこんなカタチになるなんて!という驚きが訪れ、心を震わされました。是非一度ご覧下さい↓
その他興味を惹いた作品は、こちらのフォトギャラリーにて
その1 その2
地下のスーベニアショップで色々と調達しました。ちょっとデザインを採り入れたこのようなグッズを身の回りに置くことにより、何らか感性が養われるのではないかと思っています。

Posted at 2014/02/19 18:14:30 | |
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