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SiSoのブログ一覧

2014年02月25日 イイね!

ユーロバイカーによるヨツワオフ会vol.3~147-TS氏をお迎えしての徹夜オフ


147-TSさん~
「今度の金曜日は名古屋出張です」

SiSo~
「あ、いいっすね。じゃあその日の仕事が終わり次第、京都駅に来てください。tak3さんとコンフェイトさんも呼びますので、オフ会しましょう。え?宿ですか?そんなん要らんでしょ~、徹夜確実ですから!」

147-TSさん~
「了解しました。私がトライアスロンで日々鍛錬しているのは、このような仕打ちにも耐えるためなのです…」




岡山ご在住で名古屋出張中の147-TSさんを、なぜか京都に引っ張り出すという無茶にも動じずご快諾(?笑)頂いたことで実現しました今オフ会。アルファ147でジムカーナ経験があられ、今はドゥカティSS1000DSとBMW320-MTを嗜んでおられる147-TSさんとは、「イタフラ車とドイツ車の違い」や「ヨーロピアンSSバイク」について色々と意見交換をさせて頂いており、特にルノー教に入信なさりそうな勢いがありましたので(笑)、是非一度洗脳お会いしたいと思っておりました。


集合場所のレストランに向かう道中、前車がなぜかバックでラブホテルに入ろうとしています。「ん~?喧嘩でもしてるのかな?」と凝視すると、なんと偶然にも見慣れたスペグレの325、tak3号ではないですか!147-TSさんのお迎えをご担当いただいており、どうやらお二人はかなり意気投合されていたみたいですね、直前に阻止できてホッとしています(爆)

22:45、先に到着していたコンフェイトさんも交えて、全員集合です。アメリカンなカフェレストランで談笑しつつ初めましての距離感をイッキに縮めます。


1:00、ホームコースへ移動し、いよいよメインイベントの試乗会です。
147-TSさんは以前にメガーヌRSメガーヌGT220をディーラーにて試乗されており、頗る高評価を与えておられました。さて、我がルーテシアRSのご評価やいかに?
 
ジムカーナドライバーと聞いていたので、いつ左手がサイドブレーキに伸びるかとドキドキしていました(笑)が、当然そんな大人げない素振りは一切無く、素晴らしく安定感の高い走りをイキナリご披露頂きました。
その“素晴らしい安定感”とは、“全てのコーナーできっちりとマージン率を10%に揃える”という調整技術です。同乗していて全然怖さを感じないし、また、消化不良感も感じないまま、爽快すぎてあっという間にコースエンドに到達してしまうという感覚です。これは目から鱗のテクニックで、流石としか言いようがありません。
後席同乗されたコンフェイトさんからも「イイ!イイ!巧~い!初期のヨー発生が抜群!」と、“これぞFF乗りの教科書!”というべき絶賛の声が上がっていました。
コーナリング中、始終ステアリングを小刻みに動かされていることが不思議で、後程質問をすると、「本来はやってはならないが、挙動や限界を探るためにやっていた」とのことで、短時間のうちに色々と吸収されていたようです。

試乗後のインプレでは、コンフェイトさんと同じく“ブレーキ”に対して五つ星のご評価を頂きました。ストッピングパワーだけでなく「リリース時にフロント荷重を繊細にコントロールできるリニアリティが特筆」というものだったかと思います。
NAエンジンのドラマ性のある吹け上がりや低速トルクの粘り、ステアリングを含めた全体のダイレクト感、コーナリングにおいてDASSがもたらす圧倒的な許容度など、総じて大変良いご評価を頂けまして、オーナーとして鼻高々です!
僕がコソッと「これが299万円(RSベースモデル)で売られていたんですよ」と囁くと、卒倒されていました(笑)

お次にtak3号、ご所有の320と大きな相違点であるシルキーシックスをご堪能されたようです。

最後にコンフェイト号@スタッドレス、「めちゃくちゃイイんだけど、良過ぎて意味分かんない」とおっしゃっていたのが印象的でした(笑)


3:45、マックに移動して談笑。競技自転車についても色々とお聞かせ頂き、「最新のカーボンフレームは軽量化を極められており、想定方向からの入力には盤石だが、想定外方向からの入力には弱く、例えばパタンと倒してしまうだけでフレームが割れてしまう」というお話しがとても面白くて勉強になりました!

他に、SSバイクのライディングについてもコンフェイト先生を囲んでの質疑応答。このデスモセディチ教材↓を巧みに活用して先生の教えをイメージ化して吸収します。先生は「タイヤの真円度が低い!」と喝破されていましたが…(泣)


御覧の通り147-TSさんはスーツ姿で、普段のブログや当日の話し方などからして、大変ジェントルでスマートなお方だと思っていたのですが、コンフェイトさんの議論への追従レベルや、「ルーテシアRSには、ネオバ08、いや、セミスリックでもイケますよ」とか「レブリミット、あれは絶対に低すぎます。もう1000回転は回せるはずです」とか、良く良く耳を澄ましてみるとネジが飛んでおられることに気付きました(爆)。
“外見は頗るマジメだけど、口から出てくる言葉は逝っている”、これはコンフェイトさんと同じタイプで、最も危険な部類のお方です!皆さん、騙されてはいけませんよ(笑)!

6:00、tak3さんの鉄板ネタ「奥琵琶湖でカウルが…」で締めて頂き、解散。濃過ぎる徹夜オフ会でした…。


僕やtak3さんは、途中フリーズする時間が少しあったのですが、147-TSさんは始終爛々とされており、やはりトライアスロンアスリートの体力は半端ではないことを見せつけられました…!次回はルノー車にお乗りの147-TSさんとお会いしたいと思います(笑)ので、是非とも何卒宜しくお願いします!


イモ山全開連合、略して“イ全連”(ベ平連を手本としています(謎))へのご入会、アリガトやんした~!??


コンフェイトさんのブログ
tak3さんのブログ
147-TSさんのブログ
Posted at 2014/02/25 21:52:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車オフ会 | 日記
2014年02月19日 イイね!

関東遠征オフ会~メガーヌRS2&3@首都高~現代アート鑑賞

関東遠征オフ会~メガーヌRS2&3@首都高~現代アート鑑賞数年ぶりの東京出張にかこつけて、オフってきました。









お声掛けしたのは、悪友リア友ぺちゃ1号氏と、初めましてのGaspard0125兄ぃさん

計画段階からぺちゃ氏と鍔迫り合い、ストイックな僕の方向性は「兎に角シュトコーでの爆走が優先!食事会を少々。お酒とかオネーチャンなんて嗜んでいる暇があるなら、シュトコーオカワリ頂戴!」に対してぺちゃ氏は「まずはお酒だ!そしてオネーチャンだ!これを通過しないならシュトコーなんて連れて行かねぇ~ぞ!」と…。
そこで折衷案として出てきたのが、「飲食デーとシュトコーデーの分割方式」。

ということで初日、待ち合わせの池袋駅でフラフラ散策しているとなぜか「ロマンス通り」という怪しげな所に辿りつき、その瞬間ぺちゃ氏から携帯に入電。通りを挟んで向かい側に居ることが判明し、ロマンス通りでロマンチックな再会!Gas兄ぃさんともここでご対面でした!

読売ジャイアンツの色紙で埋め尽くされるという、関西人にとってアウェイ感バリバリの焼鳥屋が予約されており、早速の洗礼を浴びましたが、いきなりルノー&バイク談義でガッツリ愉しみました!


翌日はいよいよシュトコーday。ぺちゃ氏はヘビーな業務を予定よりも数時間早く終わらせる神業で、予定に無かった「聖地・SuperRacerへの巡礼」を案内してくれました。


腹ごしらえを終えて、いよいよメインディッシュのシュトコー爆走です!
ここで、本日のナンシー役は私が務め、メガーヌパトロールの遊撃隊長Gaspard氏に出動要請を掛けます。まさかの御仁お二人・二夜連続に、自分の恵まれっぷりを嬉しく思います!芝浦PAにて合流!



<メガーヌRS2&3の比較同乗という僥倖>
“僥倖”と言いながらも、自分でこのお二人にお声掛けしているのだから、“計略通り”と言ってもいいのかもしれません(笑)
でも、兎に角大変素晴らしい体験をさせて頂きました!

3にはディーラーにて一般道試乗をさせて頂いたことがある程度でしたが、今回はサーキット経験者による首都高爆走であり、その本領を味わうことができました。

ドライバーは戦闘モード入りまくりで、この儀式をしないとスイッチが入らないらしい(笑)


ターボはマイルドな効き具合で、2リッターターボというよりも、3リッターNAに近いような感覚です。
当方のルーテシア3RSとの対比になりますが、全体としての安定感が高くGT的です。ホイールベースの長さやプラスアルファの車重が奏功しています。
最も驚いたのは、全域でロールがほとんど無いことです。先述のGT的フィーリングと相まって、「これはドイツ車だ!」と連呼していました。ただ、高速域高負荷時の最後の最後でようやくほんの僅かにロールを見せ、フランス車の一端は残っていました。


「同じ血族なのに、なんだか気高いような、近寄りがたいような…」という戸惑いを覚えながら、お次はGaspardさんの2に同乗させて頂きます…。

すると、走り出してすぐに「あ・会いたかったよ!お兄ちゃぁ~ん!!」と叫んでしまいました!ルーテシア3RSと完全に同一血族です。低速域から非常に親しみのある所作を見せてくれます。
メガーヌ3RSよりは若干低速トルクが少ないようで、やや回転数を上げ気味にキープしなくてはならず、またそうであるからこそエンジンの息吹が瑞々しく感じられる。加減速時もメガーヌ3RSよりもピッチングがあり、サスの伸縮が豊かであることを予告しているようで、大きな安心感を抱きます。そして、速度域に正比例して発生するロールは、これこそフランス車ど真ん中!と言えます。

このように、メガーヌRS2&3を同時に同乗できたからこそ、フランス車の変遷を掴み取れた訳で、お二人には大変感謝申し上げます!有難うございました!

これで私にインプットされたルノーRSモデルは、メガーヌ2、メガーヌ3、ルーテシア3、ルーテシア4となり、立体的にRSモデルを捉える事ができるようになりました。

この中で最新であるルーテシア4RSですが、個人的には否定的なものの、この歴史を体感した後では、新機軸を採用しながらもフランス車の原点へと回帰を目指したのだなと思え、そういった意味では好印象を持ちました。
そしてメガーヌ3は、ルノーラインナップにおいては色々な意味で突出したものだと分かります。開発陣は「ルノースポールテクノロジーの粋を集めて、とびきり速い車を作りたい。その際に“フランス車らしさ”が邪魔になるのなら、潔く取り払ってしまおう」というノリだったのではないでしょうか。

こうなってきますと俄然存在感を増してくるのは、Gaspardさんも過去に所有されており車中でも絶賛されていた、
ルーテシア2RS。
ルーテシア3とメガーヌ2がなんとなく近しい兄弟関係にあることが分かり、この延長線上によりライトウェイトなルーテシア2が存在している…、 この伝説の存在が益々神格化されてしまいます…。


ご両名とも、ヘビーなお仕事を抱えておられたにも関わらず、色々な体験をさせて頂きまして、大変感謝しております!誠に有難うございました!!



最後に一句…
シュトコーはエエとこ、一度はおいでェ~♪


ぺちゃ1号さんのブログ
Gaspard0125さんのブログ



<番外>
今回の出張中、国立新美術館にも立ち寄りました。
佐藤可士和ってのは、ホントすげぇなあ~…


第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開かれており、現代アートに触れてきました。

美術館入場料も無料、作品展観覧も無料、その作品の写真撮影も一部を除いて大半はOKという、なんとアートに親しみやすい環境なのだ!と、驚嘆しました。

作品中、車絡みのものがありましたので、ご紹介しておきます。
「Ayrton Senna 1989」©HONDA MOTOR CO.LTD.
1989年、F1日本グランプリ予選でアイルトン・セナが樹立した世界最速ラップ。この24年前の1分38秒041の走行データをもとに、3D-CGやパラメータービューなどを作成し、音速の貴公子が残した足跡を、まるで慈しむかのようにアートへと昇華させています。
中でも素晴らしかったのは、“Film”でした。
そのラップが刻まれた鈴鹿サーキットの夜のコース上に、スピーカーとフラッシュランプを並べて繋ぎ、まさにそのレコードラインを再現します。フラッシュランプが走行軌跡を再現し、ランプと同間隔に配置されたスピーカーからは当時のエンジンの咆哮が響き渡り、“光と音でセナを甦らせる”という素晴らしいインスタレーションでした。
私は特段セナとかF1のフリークではありませんが、HONDAが持つセナへの敬意や哀悼の深さを感じつつ、まさかこんなカタチになるなんて!という驚きが訪れ、心を震わされました。是非一度ご覧下さい↓



その他興味を惹いた作品は、こちらのフォトギャラリーにて その1 その2

地下のスーベニアショップで色々と調達しました。ちょっとデザインを採り入れたこのようなグッズを身の回りに置くことにより、何らか感性が養われるのではないかと思っています。
Posted at 2014/02/19 18:14:30 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車オフ会 | 日記
2014年02月09日 イイね!

YAMAHAプロダクト~MT-01

YAMAHAよりMT-09が発表されました。

これにはMT-01という先代が存在します。この開発ストーリーはYAMAHAらしさ溢れるものであり、感銘を受けていた昨々夏、ふらっと立ち寄ったバイクショップに偶然この中古車が鎮座していました。
店員さんとこの開発ストーリーについて談義をしていると、ショップの2Fでかつガソリンは空っぽだったにもかかわらず、「エンジン音、お聴きになりますか?」とのご厚意を頂きました。わざわざエレベーターで1Fに降ろし、ピッチャーでガソリンを少量注ぎ込むというお手間を厭わず。1600ccVツインなので、車体全体を震わせての大きなバイブレーションでしたが、一発毎のカドは優しく丸められているようなフィーリングでした。

このMT-01の開発ストーリーの要諦は、「能楽の鼓の鼓動感にインスピレーションを得た」という部分であり、ここにYAMAHAらしさを強く感じます。
そのインスピレーションの原点は、能楽太鼓奏者の大倉正之助氏で、昨年あたりのなにかの広報誌にインタビューが載っており、その切り抜きを下記に参考掲載しておきます。


この大倉正之助氏、なかなかのバイクフリークであり、こちらのサイトでも大変興味深いコメントをされています。
私が共感したり興味を持った部分を以下に抜粋します。何らか興味を持たれましたら上記リンクより本文をご覧ください。

「昔の旅は、なかば死を覚悟して行くものでした。いちど死線を越えて還ってくることで新たに生まれ変わる、再生の儀式でもあったわけです。オートバイにもそれに近い感覚があります。途中でさまざまな障害を乗り越えなければならない。オートバイは現代的な様相を持ちながらも、古代的な感覚を復元させる力があるんですよ」

「動く応接間のようなクルマとちがって、オートバイは最小限の荷物しか持っていけない。これも昔の旅と似ています。最低限必要なものを吟味するには、生活の見直しをせざるを得なくなる。そうして物質を極限までそぎ落として、必要最低限のものだけを残すというのは、まさに能の表現の真髄でもあります」

「能も本来は鎮魂を主目的とした芸能であり、天と地と人々のつながりを深めるものでした」

「── 社会が変化しても戦争の記憶を風化させないために、オートバイの旅を通して自分の肉体をあえて困難な環境に置くということですね。
── オートバイは社会を映す鏡みたいなところがあって、現代の価値観が排除してきたものを集約しています。肉体的なつらさや、自分が自主的に行動を起こす力、危険を回避する力、風雨や暑さ寒さ、季節の変化に対応する力など、どれも失われつつあるものです。社会や技術の進歩は、人が生きる上での基本能力を奪い、コンピューターで管理された部屋でポーっとしているように仕向けてきました。そうやって失くしてしまった感覚が、実は大切なものだったと、ようやくみんな気づき始めたんじゃないでしょうか。
能に登場する重要なキャラクターである『翁』は、特定の人格ではなく不特定の名もない神々、つまり自然の中に偏在する見えないエネルギーの象徴です。かつて我々は、こうした不可視の力と交流し対話する能力を持っていた。オートバイは、こういう人間の潜在能力をもう一度取り戻すのにとても有効だと思います」

「これまで日本のバイクは世界に誇る性能がありながら、大人を満足させる強烈な個性や主張がないのが淋しいところでした。工業製品ですから、コストや生産性、マーケットの動向と無縁ではいられないけれど、商業主義一辺倒ではせっかくのバイクの個性を潰してしまう。その点、日本文化をコンセプトに据えたMT-01は画期的です」
Posted at 2014/02/09 22:40:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイクその他 | 日記
2014年02月08日 イイね!

エンジン搭載位置や重量バランスと、ハンドリングやロールモーメントとの関係性考察

今までひた隠しにしてきました私の高度なインテリジェンス、ちょっと隠しきれなくなってきましたので、もう公開してすっきりしようと思います。
表題のような深遠で難解な研究課題に日夜取り組んでおるところですが、この研究への私の情熱は時と場所を選ばないようです。

解を求めて必死に研究している時間は「種まき」であり、悲しいかなそこで解が得られることはほぼありません。ですが、研究から離れた何気ない日常の一コマにおいて、視点が変わったことによってそれは突如実を結びます。
“神の啓示”というのはそういうものです…。




















RR


FR


これは、このベース車輛が乗員との相対関係において超軽量でありバラスト搭載位置が高く高重心ゆえ、モーメント変化が劇的に大きくなるため、観察対象として非常に有意であります。尚、「エンジン搭載位置はリヤミッドで不変ではないか」という無粋な指摘は一切受け付けません。


<ハンドリング>
・初期ゲインについて、FRは勿論トラクション効果によりシャープでリニアです。RRは良いように表現すれば“素直”ですが、“希薄”というのが妥当です。
・その後の舵角保持及び中立ステアへの復帰ですが、FRはかなり腕力を必要とします。RRはヒラリヒラリと軽快で、先ほどとは評価が反転します。

つまり、フロントにバラストがあることにより「荷重」というメリットはあるが、それが同時に「重量」として反作用する訳で、「クイックハンドリング」を実現するためにはその搭載位置(車軸との関係)だとかサス・アームの剛柔バランス、バネ下重量(慣性)など様々な要素を統合設計しなければならないということが良く実感できます。

<直進性・安定性>
こちらの項目に刮目しました。
バラスト(MY2010)が「キョウリュウ~…レェ~~ッド!変身っ!!」と両腕を大きく振り回すことが良くあるのですが、FR時にはほとんど感じなかった恐怖感をRR時には感じます。バイク(が出てくる時点で理論破綻)でいうところのロールセンターそのものが揺さぶられ、転倒寸前まで追い込まれます。年端もいかぬバラストに向かって「お・お・おどりゃぁ~!大人しく座っとけぇ~!!」と叫ばざるを得ないほどに…。

とあるコンフェ…御仁に、「ルーテシアRS、リヤトーアウトで相当面白くなりますよー」と囁かれたことがあるのですが、リヤがどれだけ安定性に寄与しているかを体感した今となっては、一時とは言えどもあの囁きに甘美を憶えた自分を恥じ入るばかりです…。(笑)

<総合して>
何が総合されるのか意味不明かと思われますが、「FRには大きなネガはなく良くも悪くも優等生的。RRはステージによっては目立つポジを有しているが、同時に大きなネガも有しており、諸刃の剣さながら」といったことを、わずか数万円で、かつ家族からのイクメンポイントをゲットしながら体感する術を見出した僕はイグノーベル賞候補者であるということです。

例えばバイク(また理論破綻)だと、クランクの回転が生むジャイロがマシンモーメントへの影響力を持っているほどであり、それを加味してエンジン搭載方法や回転数調整をする技術が求められます。と考えると、極力スタビリティを確保したいリヤセクションにジャイロを発生するエンジンが配されるというRRにおいては、そのエンジン形式やマウント強度にも熟慮を重ねられているのではないかと思うのです。



途中で呆れることなく最後まで読まれたそこのアナタ。さあ、今こそ心を自由に開き、神の啓示に従うのです…。(狂)
Posted at 2014/02/08 09:26:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車その他 | 日記

プロフィール

「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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