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SiSoのブログ一覧

2015年11月23日 イイね!

バブル期の遺産の輝きに触れるオフ会

鈴鹿ツインでお近づきになれたうしろーさん、彼の愛車紹介をめくっていると、気になるポンコツあっいや口がすべった、骨董品が佇んでいました(笑)。

P11プリメーラE-HP10プリメーラTe-r、2.0ℓNA、5MT。

この骨董品の基本スペックは、約15年若い我が愛機とそっくりであること、また、私が大学生だった頃、友人所有のフツーのATのプリメーラに乗って感動した記憶から、大変興味を持っていました。

この度、そんなプリメーラに約20年の時を経て乗らせて頂ける機会を頂きました。
治癒度90%で、残りの10%は趣味道楽というクスリで絶対に全快するはずだと決め付け、闘病中のtak3さんも招聘。急遽カスタマーに見放されて(笑)ぽっかりと時間が空いたコンフェイトさんも参戦です。(はぐれ侍殿は、「妹さんとのビッグスクーターツーリング」の為ご欠席でしたが、タンデマーが妹さんなのかは非常に懐疑的であり、ドローンを駆使しての監視調査の必要性を感じております(笑))

とあるコンビニで集合しました。顔合わせだけして即ワインディングに行く予定だったのに、まずは私の疑問、「ボディダンパーという代物について」を議論頂き、1時間強も話しこんでしまいました。
その後昼食を挟んで高原ワインディングに向かいました。バックミラーに映るプリメーラ、うしろーさんの身長に見合わないほどドライバーの頭の位置が低くて、ケラケラ笑っちゃいました(笑)!


ワインディングに到着。まずはうしろーさんに私のルーテシアRSを試乗頂きました。この時、プリメーラを試乗しているコンフェイトさんとすれ違ったのですが、あのなんともいえないいやらしい笑顔を見て、「あ、プリメーラ絶対面白いな…」と勘付きました(笑)
うしろーさんにはDASSに驚いてもらえるはずだと予測していたのですが、いきなり電スロに辟易され、その後もあまり感動無いまま終了。後ほどその理由もプリメーラを知る事により完全に納得してしまうのですが…!

いよいよ私がうしろーさんのプリメーラをドライブさせて頂きます。
フルバケなのでボジションが全く合わず、ステアリングとシフトレバーが非常に遠いまま出走です。そうじゃなくて、上半身にあわせて下半身は寸詰まる方がまだましだったかな?

そんな状態でしたが、コーナー一つ目から絶叫でした!
ステアリングは、アソビを無くして神経質に仕立てたのではなく、アソビもそれなりに保持しながらの超ダイレクトフィーリング。与える舵角とタイヤの舵角が完全に同調。スロットルもレスポンスバリバリで、オンオフに対する反応が電光石火。ルーテシア比で低回転トルクもあるようで、常用回転域ではなんのストレスも感じません。
ブレーキは、低速域では自己主張激しくキーキー鳴かれるので(笑)、「どーせ高温で仕事するようなパッドなんだろうなー」と思っていた通り、ペースが上がると大変お上品に変貌されます(笑)

当日コンビニで合流した際に、うしろーさんがプリメーラを手で揺すったのですが、サスが全く動かなくてややファットなネオバだけがウニウニ動く様子を見て、これは面白いなと感じていたのです。
先日のルーテシア車検で、マウント劣化による交換を経験し、「剛性と金属疲労蓄積と走行性能バランスの考察」沼にはまりこんでおり、その解としてボディダンパーなんかにも興味が向いていた矢先、“走行限界を高めるためにサスを硬めるが、車両全体の減衰はタイヤにさせる”という解釈をしました。うしろーさんの意図は全く違うと思いますが、これはこれで私のルーテシアの方向性に一つの視座を提供してくれます。

このプリメーラ、サーキット仕様に近いので、街乗りは正直厳しいです。でも、キーレスエントリーもエアコンもパワーウインドも付いているので、突き上げとバケットの乗降性だけ我慢すれば、とんでもなく愉しいクルマです。普通の交差点を曲がるだけでも愉しい!!
そりゃルーテシアRSが普通に感じる訳だわ!だってフロントがマルチリンクなんですもの(驚)!!
デザイン的にも、僕の大好物であるミニマルシンプルで、他人の評価を全然気にしない僕からすれば完全満足です。



ずばり僕は、数百万円、へたしたら1000万円を超えるお金をつぎ込んで趣味車を買う意味を完全に捨て去りました。このプリメーラの個人売買車輛代はタイヤ1セット程度。それなりに手が入ってますが、一流のダンパーとか強化マウントとかが入っている訳でもなく、あのSRXと同様に、ポイントを絞りに絞りこんでそこだけにコストを投入しています。総額100万円前後なのではないでしょうか?
所謂「1円当たりのプレジャーはどれほどか」というようなコストパフォーマンスの話しをしているのではありません。目の前にこのプリメーラと2ペダルの新車高級ハイパフォーマンスカーを並べられて、「タダでどちらか一方だけあげるよ?」と言われても、リセールバリューを含めて考えても、このプリメーラを選びます。

要するに、一台のクルマに色々な要求を詰め込んでいくと、先述した高級ハイパフォーマンスカーという選択は正解だと思うのです。しかしながら、プリミティブなドライビングプレジャー一点のみを追求していくなら、むしろ年式的には後退していき、バブリーな設計で今では考えられないような贅沢な造りをしているこのあたりのクルマに行き着き、結果としてさほどのコストを要さなくなる訳です。

うしろーさんにもアドバイス頂いたのですが、「自分の求める方向性を、このルーテシアRSで実現していくのもアリ」ということで、愛機を買い替えるとかいうドラスティックな手段を取らずとも、もっとドライビングプレジャーを高められる可能性に気づけた良い経験となりました。

我が愛機、幸いフロントサスは、マルチリンクではないけど効能高いDASSを装備しており、コーナリングフィールの秀逸さでは遜色ありません。ハンドリングのダイレクト感も、電動アシストと油圧アシストの違いはあれども、そこではなくてひょっとしたらバケットシートかどうかが大きく影響する可能性も有ります。スロットルも電動のままでコントローラーとかマッピング変更デバイスでそういう味付けが可能なのかもしれません。
物凄く夢が膨らみます!!

私のカーライフに新たな視座を与えて頂いたうしろーさん、そして私の戯言に真剣に向き合い、適切な助言を都度提示頂いたコンフェイトさんとtak3さん、皆様に深く感謝申し上げます!
有難うございました!


相変わらずナニ繋がりのオフ会なのか全く不明な感じが、最高です(爆)


tak3さんのブログ
コンフェイトさんのブログ
Posted at 2015/11/23 21:59:54 | コメント(11) | トラックバック(0) | 車オフ会 | 日記
2015年11月20日 イイね!

ルーテシアRS~5年目車検完了

ルーテシアRS~5年目車検完了









38000kmでの実施でした。
タイミングベルト廻りやウォーターポンプの交換推奨は「5年もしくは50000km」ということでしたから、距離的には7年目車検まで持たせようかとも思いました。
しかしながら、自分の酷使度合いと絶滅危惧種の動態保存への使命から、思い切って交換に踏み切りました。

それら大物の交換を依頼した後、「エンジントルクロッドとエンジンマウント両方が劣化している」との連絡を受け、これも全て交換の決断をしました。
38000kmという走行距離からすると、これら部分の劣化は早過ぎるように思いますが、やはり酷使度合いが影響しているのでしょう。先述のタイミングベルト関係の交換決断も結果的には賢明だったと思います。

実は、車検前から気になる症状が発生していました。
コーナー脱出加速中、少しのアンジュレーションに乗った際、サスが伸びたときにはエンジン回転が上がり、縮んだ時には大きく下がり、尺取り虫のように前に進まない気持ち悪い状態でした。
サスペンションの抜けを疑うも、それはちょっと違う。
また、少しラフなアクセルオンオフでも、時たま一拍間が有ったり(スナッチと呼ぶのでしょうか?)し、エンジンマウント回りが一番怪しいのかな…?と疑っていました。

今回の交換でこの部分が解消されることを願っています。

小ネタですが、ディーラーメカさんの談、タイミングベルトそのものが切れる事象は殆どなくて、そこにテンションを掛けているプラスチック製のプーリーが破損してバルタイが狂う事の方が多いそうです。


また、車検前の1カ月で、ホイールセンターキャップが3個も無くなってしまうという不可解な現象も起こりましたが、「センターキャップが無いとレーシーに見えるよね?」と、自分を誤魔化すことにしました(笑)




代車のルーテシア4インテンス。


フランス車ど真ん中って感じですね!ユルい中にも質実剛健さが潜んでおり、非常にバランスがいい。ヘタに動力性能を上げたRSに大枚払うよりも、セカンドカーとしてならこういう素のモデルを街中で転がしている方が満足度高いと思います


赤いダッシュボードは、フロントガラスに反射した時に物凄く視界が悪化するので、絶対にダメです。
(比較画像)



エアコンフラップは、なぜか90度しか可動せず、送風が顔面に当たるか頭上を抜けてしまうかなので、非常に不快です。


エアコンプレッサーのオフスイッチはあれどもオンスイッチがありません。

そして、フロントガラスがなぜかすぐ曇る(ということは、エアコンプレッサーは常時オンではない)ので、その際はフロントデフロストスイッチを押すしかなく、必然的に送風全開です。送風量はそのままでデフロストだけしてほしいのに、こりゃ一体どういう設計なのか…?(笑)
2015年11月01日 イイね!

DAYTONA~鈴鹿ツインサーキットvol.15~漫然は退化を呼ぶ

DAYTONA~鈴鹿ツインサーキットvol.15~漫然は退化を呼ぶ













「伸び悩み」とか「スランプ」とか「頭打ち」とか「○○秒の壁」とか、安易な表現が頭をよぎりましたが、結局は向上心に明確な具体性を持っていなかっただけのことでした。

「今まで出来ていた事はそのまま出来るだろうし、そこにほんの少しの経験やほんの少しのレイトブレーキングが加われば、ベスト更新なんてカンタンさ」
どこかでそう思っていたのでしょう。
しかし、このスポーツはそんな甘いものではないことを痛感しました。

ほんの少しのニーグリップの甘さが、ほんの少しの姿勢変化を発生させ、それによるほんの少しの腕の角度の違いがブリッピングを狂わせ、そこに影響を受けた左足がシフトミスを起こしてしまう。

そういった、“ほんの少しのこと”で作用には大きな影響が出る、非常に繊細なスポーツなのです。だからこそ面白い。

「意図的に変化を加えるなら、それは探求です。
意図せず変化してしまっていたなら、それは怠慢です。」
(byハイデッガーの後継者との呼び声高いsisoデッガー語録)



御託はこれぐらいにしておいて…(笑)
「オマエのブログの構成要素は全て御託だ」というツッコミは甘んじてお受けするとして…(泣)

<1-a>
どうもフロントに不安感がつきまとっていました。
低速コーナーブレーキングでチャリチャリ音がするブレーキ。沈み込みが今までよりも速すぎるように感じるサス。
この不安感からバンキングのきっかけとしてのブレーキリリースとトレイルブレーキングの量が不足し、リヤ旋回にのみ頼るリズムの悪さが発生。
compはサーキットセットよりも既に2クリック強めています。コンフェイト師匠に「compの掛け過ぎによるデメリット」についてお伺いしたところ、「立ち上がりでフロントの接地感が薄まる」ということを教えて頂き、更には「compよりもrebのほうが影響度が大きい」というお話しも合わせて勘案し、reb2クリック増しを試しました。

<1-b>
フロントサスの速すぎる沈み込みから、リヤの浮き上りも大変気になり始め、リヤが不安定なままバンキングしたときの心許ない旋回といったらありません。
これもコンフェイト師匠からは「SSはそういうものなので、慣れていくしかない」と諭されました。この時、マシンホールドは一体どうなっているのか意味不明な膝の開きっぷりで進入スライドからバンキングしていくマルケスの姿が頭をよぎり、戦意喪失…(笑)


これらフロントとリヤの問題点において、フロントはreb+2に頼ることとし、主にリヤへの対策として徹底的に後方着座によるリヤ荷重の安定を目指しました。
ブレーキ開始時からそれを意識したので、フロントreb+2の効果を感知する余裕は喪失(笑)
しかしながら、概ね良好な結果を得られました。


<2-a>
ギア抜け(ニュートラル)も多発しており、大きな反省です。
冒頭に記したとおり、ニーグリップ不足から上体は前方へ、更に腕を突っ張るのでブリッピングに支障を来たし、その不安感からギアペダルの踏み込みが甘くなりギア抜け。


<3-a>
ニーグリップを再度強化することもそうですが、次回しっかりと試したいことがあります。

完全なS字ではないものの、左右連続するコーナーがあります。速いライダーの動画を観察すると、この切り返しの一瞬でも、アクセルオン、ブレーキング、ブリッピングシフトダウン、ブレーキリリース、バンキングという一連の動作を濃縮して行われています。自分はここで慌ててしまってフォームに崩れがあり、その結果前乗りのままハングオフしていたり、不適正なステッピングだったり、ギア抜けを起こしたりしています。
ここでの操作や姿勢移動をしっかりと確実に行う。その意識付けの為にも、S字の切り返しを「極短距離のストレートである」と認識して対応する。
外形的にはS字ではなくなり、マシンが直立する一拍の間が発生するでしょう。が、それこそがいま必要なモーションです。

S字におけるシームレスで華麗な切り返しには大変憧れますが、切り返し時に必要な操作は事前か事後に移すというマネジメントをしているのでしょう。それはまた次のステップで取組みたいと思います。


<まとめ>
ニーグリップ、後方着座、確実なシフティング、適正なフォーム作り…。今回の不調は、基本項目の不徹底という怠慢に他なりません。
しかしながら、こういったほんの少しの問題が大きな悪影響を及ぼすのだという教訓を、この時期に再度体感したことは、バイク道楽のみならず仕事や家庭生活含めた人生全般において良いアラームだったと理解しています。(ヨシ、この部分を嫁に聞かせて良い子アピールしておこう(爆))

そんな中でも、8秒台が出てましたケド…



<ガス欠>
走行終盤、ガソリン警告灯が点灯しました。「3リッター程度残っているから、問題ないだろう」と思っていましたが、見事にガス欠失速となりました。バンク中アクセルを開けているのにエンジンブレーキのように失速し、諦めてスローダウンしてバイクを直立させたときに、下から突き上げるような衝撃がありました。思わずサイドスタンドが降りているのかと思って左足を振り払ったぐらいです。
ガス欠失速による症状は何度も味わっているので知っているのですが、上述した突き上げ衝撃は非常に不安です。あれは一体何だったのか…?
(動画↓3:47にガス欠&謎の突き上げ)







(taken by はぐれ侍×5)


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本日はうしろーさんもSRXレーサーをお持込になられ、枠は違えど走行をご一緒できました。



はぐれ侍殿とべったり伴走してレクチャーされる光景を見て、「嗚呼、僕の師匠のなんちゃらフェイトさんは、『伴走して撮影しますよ』と言っておきながら一瞬にしてブチ抜いて彼方へ消えてしまってオシマイ…だったので、羨ましいなぁ~…」と、指を咥えて見ていました(笑)

ピストンの位置決めをキチンとしてからキックスタートされる姿勢だとか、一見オンボロに見えるけどチェーンやキャリパーがめちゃくちゃ綺麗にされていたりして、非常に強い拘りを感じました。

僕のDAYTONAとストレートスピードはどれだけ違うのでしょうか?いや、立ち上がり加速の鋭さも当然ダンチです。なのに僕とほぼ同じタイムで走られる…。これは相当凄い事だと思います。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


うしろーさんを、チーム・タートルエイトへの入信の儀式である亀八にも連行でき、本日も全員無事だったことを祝して愉しい一日を終えました!



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Posted at 2015/11/01 17:11:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイクサーキット | 日記

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「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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