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2016年02月22日 イイね!

ルーテシアRS~サスペンションリプレイスの検討途中経過その③~オーリンズ研究所エリア51に潜入

ルーテシアRS~サスペンションリプレイスの検討途中経過その③~オーリンズ研究所エリア51に潜入ルーテシア3RSとクリオ3RS(RB7)を同時所有というのも驚天動地ですが、その両方にオーリンズをインストールされ、セッティングもそれぞれ違うものにされている重鎮に、教えを乞いに遠征してきました!










前回にて、機構面で特殊なサスは除外になり、「基本性能が確かでルックスモディファイに適う」というコンセプトに絞られた結果、ベーシックなオーリンズがベターであるという結論に至りました。
いや、いつからか既に脳裏にはチラチラとよぎってはいたのです、重鎮のことが…(笑)
さあここまで絞り込めたなら、最後は製作してもらうセッティングをどうするかであり、大変有り難くも先駆者がおられる訳で、しかもセッティング違いを同時に試乗させて頂けるという、よくよく考えるとこれって本国ディエップでもありえるかどうかむずかしいゾ?という環境へ突撃と相成りました。

有り難くも駅まで青ルーテでお迎えに来て頂き、その後RB7を出庫へ。
パーキングパレットの地下からRB7がせり出してきて、青ルーテと並ぶ光景…、この世のものとは思えません(爆)


その後は2台連なってテストコースに向かい、かなりの時間を試乗させて頂きました。
まずは青ルーテ(F-5kg、R-3.5kg)。


とにかく第一印象で強く感じたのは、“アクセル開度と車両動作のシンクロ具合の素晴らしさ”でした。自車との比較をすると如実なのですが、アクセルのオンオフによりすぐさまピッチングが発生し、その瞬間分車両動作に遅れが生じます。吸排気やスロットル周りには一切手が加えられていないとのことでしたので、スプリングの張力が若々しい為だと思います。
クラッチの余分な踏み代をキャンセルするストッパーも、軽快感に絶大な効果がありました。これは即施工したいです。

肝心の脚周りについて、想像していたよりかは硬く感じますが、街乗り+ワインディングの両シチュエーションを包含できる幅広さがあります。これまた確実にパクらせていただこうと思ったのが、ミシュランパイロットスポーツ3です。あまり角が立たないショルダーデザインが非常にレーシーで格好良いし、ダンピングがありながらもロードインフォメーションもしっかりしている、絶妙な乗り味です。純正だったコンチネンタルスポーツコンタクト3と同じ方向性かと思います。やっぱりタイヤはケチってはダメですね…(泣)

社外マフラーによる軽量化の影響を受けているリヤバランスについては、非常に苦心されたのではないかと思います。リヤを追い込む状況にはなりませんでしたが、とにかくリヤ車高及び重心がフロントと相対して下げられたことで、車両姿勢で安定感を高めている感じです。
コーナリング中に無造作にステアリングを左右に振り回しても、まずフロントサスの段階で動揺を抑制しており、ロールがリヤまでほとんど伝達されず、リヤはどっしりとしています。荷重移動のフィーリングは、流石にフレンチフィーリングから幾分かは遠のいていますが、マイルドなロールスピードでドイチェンとは一線を画しています。



一旦小休止の際に、重鎮がおもむろに作業用ジャンパーを着込んでホイールの横に寝そべられました。「今までは80%ほど減衰を抜いていたのですが、50%ぐらいまでに戻したショップ推奨セットにしますね」とのこと。

ニヤけましたね、コレ。
自分の嗜好性がはっきりと理解できた瞬間でした。「柔らかめのスプリングを強いダンピングで抑制する」セッティング、サイコーです!
先ほどのセットでも不快感はなかったのですが、実はまだあれでもピッチング収束が甘かったことがこのセットではっきりと分かりました。
反して強めの入力に際しては衝撃がはっきりと伝わるようになりましたが、そのネガを補って余りあります。

そして最後にはRB7(F-8kg、R-6kg)。

シティスピードでは青ルーテとほとんど変わりは無いと感じるのですが、少しペースを上げるとコーナリング中のギャップで横っ跳びするモーションが出たり、トラクション抜けが起こったりと、ダンピングの硬さが顔を出します。コンビニ駐車場のスロープに斜めで進入する姿を後ろから観察したのですが、簡単にインリフトしていましたので、ストロークには不安がよぎります。でもストローク自体は青ルーテも同様か?
ステアリング応答性は非常にクイックで、この部分は青ルーテよりも好みでした。


一通り試乗を終えて、自分の感想が思いのほか端的にまとめられたことに気付いたのですが、これは重鎮が組まれた3パターンの試乗の順番に戦略性があったからではないかと…。女性を口説き落とされるのも凄腕ではないかと拝察致します!!(笑)


バネレートのレンジもほぼ確定出来ましたし、あとはやはり、伸び側に豊富なストロークを作れるセットというのが可能かどうか、最後の課題に取り組みたいと思います。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、今回は重鎮は非常に快く私の申し出をお受け下さり、道中も休憩や水分補給に至るまで常にご配慮とお心遣いを頂戴いたしました。ほぼ初対面も同然の相手なのに、マイナーな菱形フリークであるということだけで、虎の子の2台を惜しげもなく試乗させて頂き、ご本人にはなんら得るものが無い…。
果たして自分が逆の立場なら、ここまでできるかどうか、自信はありません。
そして実はこのRB7、重鎮が購入される以前に、京都で遭遇していきなり路上で引き留めてお話しをした個体(↓)と、99%同一の個体なのです!!



何か不思議なご縁と、ロサンジュが結ぶ親愛のご縁を重ねて感じる、感謝に溢れる時間でした!
renault1967さん、この度は言葉では言い表せないくらいに深く感謝しております!誠に有難うございました!



renault1967さんのブログ
2016年02月13日 イイね!

ルーテシアRS~サスペンションリプレイスの検討途中経過その②

①<ラリーサスの素性>

ラリーサスのバネレートは極端であり、ターマックで20kg、グラベルで3kgとのこと。特にグラベルの3kgはイメージしにくい。ただでさえストロークを必要とするラリー車両においてこのレートだと、自由長は相当長いのか?

とにかく、この極端なレート設定は、やはり“長いストローク・大きなホイールハウスクリアランス・扁平率の高いタイヤ”というディメンジョンが基本にあってこそであり、ストリートユースには不適。

②<HCCの落選とDFV・PCVの断念>


ルーテシア4RSのシャシーカップを再試乗。カップ設定であるためか、やはりHCCの優位性、独自性は感じられない。前回のトロフィー試乗と合わせて、4RSにはシャシースポールがベストマッチだと思う。
とにかくこのクルマ、良い意味でも悪い意味でも「サイボーグ」のような車。電子制御でがんじがらめなので、ドライバーの入力に対しての反応が「0か1か」のデジタル的反応。質問しても答えてくれなかったり、全く筋違いの回答が返ってくるかのような、コミュニケーションにストレスを感じる。
反面恐ろしく速いが、こちらの意図通りの操作を受け付けてくれないので、怖くて踏めない。

ストロークスピードに合わせてダンピングが可変する”というオーリンズのDFV・PCVやKONIのFSD機構の方が、HCCよりも求めるフィーリングが理論的には合致しており、かつ正規ディーラー数店にも3RSへのインストールを相談したが、否定論が多いため、HCCは落選。

しかしながら、期待が高まるオーリンズDFV・PCVについて、「機構が複雑なので、異音発生などの不具合も多く、高メンテナンスコストなどもあり、お勧めできない」との有力情報を入手。

現時点で纏めると…
HCC…そもそも装着可能性が非常に低く、フィーリングも機構イメージからはやや乖離している。
オーリンズ…機構イメージは秀逸だが、色々な意味で繊細な高級品。
ビルシュタイン…耐久性は抜群だとの評だが、高いガス圧により特にリヤ車高が上がることが強く懸念される。

③-a<絞り込まれる選択肢と、新たな方向性>
こうなってくると、尖った拘りサスを導入することが選択肢から消滅する。
ならば逆に機構には尖った拘りを求めずに、一定のフィーリングリフレッシュに留めつつ、ルックスモディファイ(ローダウン+ホイールオフセット)の傾向を強めることも一考である。

③-b<最終関門~初期セッティング>
ローダウンしつつも求めるフィーリングを確保したい。
ここで再度基本方針を確認すると、「フランス車らしいロールは失いたくない」という点と、「様々な路面への追従性」の2点。
後者については、先述のとおりDFV、FSD系の機構以外では叶えることができないので、おのずと諦めざるを得ない。そうなると前者に集中することになる。
ロールを確保することとローダウンすることは、ストローク量という観点からして相反するが、“伸びストロークのみを確保”できていれば可能か。これを実現しうる初期設定を考える必要あり。
2016年02月04日 イイね!

サイクルキャリア風モータサイクルキャリア



世界は広く、人間のイマジネーションは如何に無限であるかを実感させられ、感動の涙を禁じ得ません(爆)





トレーラーの最大のメリットは、荷室の大きなワンボックスなどのトランポを別途用意する必要が無く、普段自分が乗っている車輌をそのまま利用してトランスポートできるという部分です。ただ、そのトレーラー自体もそれなりに大きくて場所をある程度占有してしまうデメリットもあります。
これらのサイクルキャリア風モーターサイクルキャリアはそのデメリットさえも払拭しており、完璧な存在と言っても過言ではありません!



ん?冒頭のハマーに凄いのが付いている!!しまった、前回の名古屋遠征時に訪問してみればよかった…(泣)



瀟洒でセレブリティ溢れる住宅街。オシャレアビリティがエクストリーム級のオーナーと巨大で純白のピックアップトラックに、ドゥカティ1098S。カッコ良過ぎだろ、コレ。
注目はナンバーの処理ですね。トラック側のナンバーが隠れるのでもう一枚をキャリアに貼り付けています。こういう運用が認可されていて追加でナンバーが交付されるのでしょう。



究極はコレだな、と思うけど、キャリア部分は頻繁に付け外しできるような重量ではないだろうな…。ヒッチメンバー差し込み口は1カ所だけに見えるけど、よくこれで捻じれないなぁ。



そういやヨツワはこうやって引っ張りますよね!2輪でやろうと思うところが素晴らしい!キャリア部分が非常に簡素である事が最大の魅力です。お陰で価格も395ドル。デメリットとしては、「推奨は時速65kmまで」という、高速道路での運用ができない点。



番外です。横向きに収納の発想は、スペース捻出にメリットがありますね。しかしこのエキセントリックさには脱帽です。





ヒッチメンバーが付いているのがチラッと見えただけで、お友達になれる気がしてお声掛けしそうになる最近の僕は、変な人でしょうか??(笑)
Posted at 2016/02/04 21:59:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイクその他 | 日記

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「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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