
仕様変更のため預けていたGS F。
8月8日(月)に引き取って来ました。
ブログトップ写真を見てどの仕様に変えたのか、メーカー名まで答えられる方はきっとかなりのGS F通です。ほとんどの方は、話を聞いてやっと「ああ、そういえばそういう話あったね〜、あの後とんと話を聞かなくなったけど…」と思われるくらいの知名度かもしれません。自分でWeb検索をかけてもほとんど話題になっていないことを痛感しているくらいです。
というわけで、今回うちのGS Fは
TOM'S LEXUS GS F
produced by Kazuki Nakajima
仕様となりました。
詳細はコチラ

(東京オートサロン2022展示車両)

何シテル?にアップしたこのカーボン製のテーブルは等々力にあるTOM'S本社のものでした。
正式名称が長いため、以後は見積書に記載されている「
KNモデル」と表記します。
■KNモデルを選んだ理由
GS F購入前から「もしGS Fを買ったならこのエアロパーツを取り付けたい」と勝手に妄想していました。TRDからエアロパーツが出ていれば最有力候補だったのですが、残念ながらGS F用のパーツは一切ありません。TRD以外であれば…と次に思い浮かべたのは、トヨタ/レクサス系チューナーとして有名なTOM'Sでした。
そのTOM'Sの従来のエアロパーツ
はなかなかアグレッシブなデザインで、
自身が求める「仕事や冠婚葬祭に使っても違和感の少ない仕様」からはやや離れたイメージでした。
※個人の好みの話であり、デザインを否定しているわけではありません。フロントとリアのタイヤ前のフィン形状はタイヤへ流れる風を整えてくれ、空力面では好影響がありそうですよね。
少ないながら他メーカーさんから出ているGS F用エアロも同様にグレッシブなデザインだったり最低地上高が低めだったりと、なかなか自身の要望に合うエアロがありませんでした。
こんな具合に、GS Fを買うことが決まってもいない時期にもかかわらずエアロパーツを悩んだり引っ込めたりしていたところ、今年の東京オートサロンで突然発表されたのがKNモデルのエアロパーツでした。
エグゼクティブ層のデイリーユースを考慮し、「中嶋一貴」氏がレーシングドライバー観点から考えたミニマルコンセプトのエアロダイナミックスパーツをカーボン素材で具現化したエクステリア。
というカタログ文の通り、スポーティ過ぎず地味過ぎずという絶妙なデザインが、自身の求めるイメージにピタリと合致していました。クレバーな印象を与えつつ実は内面にアグレッシブさを秘めた、中嶋一貴氏ご本人のイメージにも繋がるようなエアロデザインだと思っています。
このデザインを見た瞬間、「こういうのを求めていた。エアロを組むならこれしかない!」と確信を得ることができました。
■取り付けまでの経緯
GS F購入を決めた直後、TOM'SさんにKNモデルについての問い合わせを行っていました。
特設サイトを見た感じではTOM'Sで用意した中古車両をベースにしたコンプリートカーとしての購入がメインに見え、既に車両を所有している場合は架装できないのだろうか?と質問したところ「
後からの架装も可能です」との回答をいただき、見積もりをいただいていました。
いただいた見積もりの価格に躊躇し、さらにせっかく乗り換えるのにノーマルを味わわないのは勿体無いと思ったこともあり、「一旦ノーマルの状態で乗ってみて、その上で考えさせてください」と伝え、ノーマルのまま乗ってみることに。
リミッターカットだけは
ある事情のため先に取り付けることにしましたが。
その後納車から1ヶ月と少しが経ち、ノーマルの仕様に不満を抱いたわけではありませんが、それでもソワソワしてしまいました。これはもう一種の病気なんでしょう。自分はノーマルのままでは乗れない、何かパーツを付けないと満足できない性分のようです。
これまでの自分の愛車を見て「うん、こうなることは知ってた」と思われた方が多数いらっしゃるであろうこと、理解しております😂
いずれ取り付けるのなら早い方が長く楽しめるしね!とポジティブに考え、思い切って取り付けていただくことになりました。
■取り付けたパーツ
フロントディフューザー
サイドディフューザー
リアアンダーディフューザー
ディフューザーは全てドライカーボン製です。
エアロパーツと同時に
エキゾーストは、パフォーマンス向上と心地よいスポートサウンドを実現する4本出しステンレステールの「トムス・バレル」を設定。
というカタログ文の「
ステンレステール」に惹かれ、トムス・バレル(ステンレス)も同時に取り付けていただきました。
純正の引っ込み過ぎたテールパイプの見た目を改善したかった理由も含まれていますが、従来のトムス・バレルはブルーグラデーションのチタンテールで、他メーカーさんのマフラーもほぼブルーグラデーションです。これを派手だと感じてしまう自分にとって、見た目がほぼ純正と変わらないステンレステールはとても魅力的なマフラーでした。
ただ、音量や音質は純正からそれほど変わったという印象がありません。
車検に通らない、またはうるさすぎる仕様は好みではないため個人的にはそこまで不満を感じませんが、コスパはあまりよろしくありません。ステンレス製ならではの耐候性に期待したいところです。音質に拘りたいなら、同じTOM'S製でもテールエンドだけでなく全体がフルチタンの仕様を選んだ方が良いかもしれません。
今回のKNモデル成約特典として
TOM'Sエンブレム(クロームメッキ)
と、
TOM'Sプッシュスタートボタン
を無料で付けていただきました。
純正の状態でテールゲートにLエンブレムとLEXUSエンブレムが貼られていますが、エンブレムの意味が重複していると思っていたため「LEXUS」は外したいと思っていました。その位置にTOM'Sエンブレムを貼っていただくことで丁度いい塩梅になりました。

TOM'Sエンブレムに換装したリア全景
プッシュスタートボタンはLC用にポン付けで交換できると聞いていたのでそちらも考えていましたが、今回のエアロとマフラーでTOM'S仕様であることを堂々と名乗れますし、厚意を無駄にするのも良くありませんので取り付けていただくことにしました。(あとでLC用に交換してしまったらごめんなさい)
トヨタ系の青みがかった白いイルミのため、レクサス系の白いイルミとの色の違いを感じますが、プッシュスタートボタンはエンジンをかける特別なボタンでもあるわけで、「あえてここだけ色が違くしている」という見方をすればさほど気にならなさそうです。
TOM'Sお得意のボディ補強パーツ類は走行性能を高めてくれるとは思いますが、その反面重量増の一因となり、さらに街乗りにおけるいい意味での緩さをスポイルしてしまう可能性があるため、現時点では取り付けませんでした。
この手のパーツは現状の愛車の走行性能に不満を抱いた時に取り付ければ良いと思っていて、現状走行性能に不満を抱いていないのに闇雲に取り付けるのはむしろデメリット(乗り心地が悪くなる、異音がする、等)を強く感じてしまう可能性が高いと考えています。
ちなみに、カタログで
最高出力500PS/最大トルク598Nmと記載された「ファインチューニング」は、テスト中に問題が発生したようで現時点では取り扱いを中止しているようです。こちらもお願いするつもりでしたが、このお話を聞いたため、とりあえずリミッターカットだけ先に取り付けていました。
■KNモデルこぼれ話
もしかしてうちのクルマがKNモデル納車第一号ですか?と質問してみたところ、既に納車実績があり、他にも数台納車待ちの方がいらっしゃるそうで、残念ながら第一号ではありませんでした。
どうやらオーダーはあるもののベース車両となるGS Fを探すことに難儀しているのだそうで、このブログの冒頭で写真を載せた、東京オートサロンに展示していたヒートブルーコントラストレイヤリングのGS Fも既に購入を希望するオーナーの元へ渡っているそうです。
TOM'Sは取扱車種も多くなかなかお忙しいようで
「もっと宣伝したいんですが手が回らないんですよね…」
と仰っていましたので、
「みんカラとCARTUNEを使っていますので、このSNSでKNモデルのカッコ良さと、パーツだけでも購入可能であることを宣伝しておきますね」
とお伝えしてきました。
この後購入された方が「
みんカラで白いGS Fの写真を見て購入に至った」とTOM'SのAさんにお伝えいただけると自分が喜びます。よろしくお願いします(笑)
そのTOM'SのAさんにも、ディーラー同様に「かなり程度のいい車両が見つかりましたね」と言っていただけて、GS Fを1年探した甲斐がありました。その後も中古市場を見ていますが、今のところ同等の希望を満たす車両は出てきていません。まさに一期一会。
いつか他のKNモデルのGS Fと並べてみたいですね。もしKNモデルのオーナーさんにこのブログを見ていただけたなら、ご連絡をお待ちしています!
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GS F | 日記
Posted at
2022/08/09 14:06:10