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2024年01月11日 イイね!

MX-30 Rotary-EV試乗

MX-30 Rotary-EV試乗ロードスターの点検でディーラーにお邪魔してきました。

点検を待つ間に新型ロードスターがあれば試乗したかったのですが、まだ試乗車が配備されていないようです。
担当営業マンの方から「MX-30 Rotary-EVなら試乗車があります」と言われ、お言葉に甘えて試乗させていただきました。

Rotary-EVの詳細は自動車ジャーナリスト・池田直渡さんの記事に書かれていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2309/18/news032.html



個人的な感想を述べさせていただくと、この車の乗り心地やフィーリングはとても好感が持てました。
初めてEVを運転しましたが、同じ無段変速であっても昔のCVTのようなラバーバンドフィールを感じることもなく、非常にスムーズに加速するフィーリングはとても心地良いものでした。
その加速は170PS/260Nmという数値からはイメージできないくらいで、一般的な用途で困るようなシチュエーションは無さそうです。
ちなみにロータリーエンジンのエキゾーストは、あくまで発電用であるため一定と思われる回転数で「ブーン」と回るだけで、官能性は皆無です。あの精緻なフィーリングは高回転まで自身で回してこそで、今回の搭載理由は軽量コンパクトという点なのでしょうね。

自分の場合、気持ちの良いエキゾーストを奏でるエンジンは好きですが、イコールEVが嫌いというわけではありません。
EVだからこそ特に気になるロードノイズも良く抑えられていて、その上マツダらしい適度に引き締められた乗り味にセッティングされていることで、エンジンが走行に直接影響を与えていなくても、運転の楽しさは十分感じられました。



惜しむらくはその個性的過ぎるスタイル。
MX-30シリーズ自体、今回初めてまじまじと内外装を拝見しましたが、ボディ形状や観音開きという点から「ジャンル分けの難しい車」であると感じました。
エクステリアデザインは好みの問題であるとして、最上位グレードのEdition Rであってもパワーリフトゲート非搭載、マツダコネクトの画面サイズがやや小さめ、内装の質感が現行マツダ車と比べやや低めという点が気になったのも事実です。
登場からある程度期間が経っているので仕方ない部分ではありますが…。

以上の点から、MX-30シリーズの中でも特にRotary-EVは、同じように仰るジャーナリストの方もいらっしゃるように「実験的要素が強い車なのでは」と感じました。
MX-30 Rotary-EV自体の商業的な成功は難しいかもしれませんが、この先のマツダ車に大きな影響を与える一台であることは間違いないと感じました。



噂の「ロータリーエンジン内部のローター局面と同じ角度の曲線になるようにデザインした専用アドバンストキー」も触れてみました。



マツダって本当に変態な会社だなと思いましたね。
RX-7やRX-8のオーナーであっても、実際のエンジンのローター局面を触ったことがあるなんて方は殆どいないと思います。
しかしながら、その変態と思わせるくらいの拘り(=情熱)が、マツダの車造りに活かされてもいるのだろうと思っているため、ここで言う変態は褒め言葉です。



主にいつまでも世界の主導権は自分たちが握っていると思っている欧州がいつものように大風呂敷を広げ、気づけば「やっぱり無理でした(てへぺろ)」と風呂敷をいそいそと小さく畳んでいる電動化であっても、いつか訪れることは間違いありません。
自分も次に普段乗り車を乗り換えるならBEV/HEV/PHEVになると思っているため、その頃にはマツダに限らず、どのメーカーにおいても今よりも多い選択肢が用意されていることを期待したいですね。
Posted at 2024/01/11 00:46:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2021年10月10日 イイね!

屋根を開けて走りたい欲望の具現化に向けて

屋根を開けて走りたい欲望の具現化に向けて突然ですが、次に購入する車は
後輪駆動
MT
オープンカー
と決めました。



とはいえ具体的に何かが決まったわけではありませんので、「何シテル?」のポルシェの封筒の中身は正式な契約書ではないことをここにお伝えいたします。
マツダの封筒も後ろにあることですし…。



昨年末にロードスターに試乗し、本気の見積もりまで取ったにもかかわらずあえなく断念しましたが、あの楽しさが未だに忘れられないようで、自身の中では後輪駆動MTオープンカーの火がまだくすぶっていました。

そんな中、予期せぬ形でLSを所有することになり3ヶ月が経ちました。
自分にLSは大きすぎるようで、しかもLSのゆったりした乗り味と操作に対する穏やかな反応は自分の好みではないと感じることが多いため、すぐにではありませんがLSはいずれ手放そうと考えています。そこで、LSを下取りに出してMTのオープンカーを買うなら?という妄想のお話です。



そもそも後輪駆動でMTのオープンカーというだけでかなり選択肢は絞られてきます。その中で、



「高速走行でのオープン走行は風の巻き込みが強くて気持ち良くないし、ハイパワー車だと一般道でエキゾーストを楽しめない。だったら、使い切れるくらいの馬力のほうがオープンカーを楽しむには丁度いいんじゃない?」代表
マツダ・ロードスター



「この先内燃機関車およびMT車が無くなってしまう可能性が高く、これが最後のチャンスかもしれない。だったら、長期保有を考えて上を目指せるだけ目指して貴重なモデルを購入したほうが良いのでは?資産価値としても見られるし」代表
ボルシェ・718ボクスター



の2車種に絞り、まずは体験してみよう!ということで試乗してきました。
かなり価格差はあるため「この2車種で悩まないだろw」と思われるかもしれませんが、手が届かないものを検討するつもりはありません。純粋に「今の自分にはどちらがより楽しめるか」という点で真剣に悩んでおります…。



まずロードスターから。
ソフトトップは昨年末に試乗しており、またレンタカーで200km近く走らせたのでどんなイメージなのかはまだ覚えています。ただ、RFはシートに座ったくらいで走らせたことがなかったため、RFでのオープン走行がどんなイメージなのかを味わいたく、予約もせず以前アクセラでお世話になっていたマツダディーラーに突然お邪魔してしまいました。
にもかかわらず、現NDオーナーでもあるカーコンサルタントの方の話を伺いながら試乗させていただくことができました。お子さんが手を離れたタイミングで奥様にご相談されたところなんとかOKをもらえたようですが、「私も乗れるようにATにしてね」と言われてしまったそう。それでもロードスターに乗れることに感謝していて、お休みの日にはいろは坂や十国峠(茨城)にドライブに行くのが楽しみのようでした。



それではロードスター試乗の印象をまとめてみます。



■ロードスターRF VS 6MT



・ソフトトップより重くてもまだまだ軽快さは残っている

・クラッチは軽く、ソフトトップとの差もほとんど感じない

・開放感は当然ソフトトップに劣る。頭上後方はあまり気にならないが斜め後方が気になる

・澄んだ4気筒サウンドが心地よい。ただし音量がだいぶ控えめなのが残念

・車重が軽いことの最大のメリットでもあるクイックな挙動は、この後試乗するボクスター/ケイマンと比較しても気持ち良い




ロードスターとRFで比較すると…

・オープンカーとはいえ高速走行時は風の巻き込みを考慮するとクローズにするか左車線を80km/h程度で走行せざるを得ず、そう考えるとオープン走行はほぼ一般道で楽しむことになる。RFが強みとするパワーが必要なシチュエーションなら、よりパワーがあり開放感も兼ね備えたボクスターを選んだほうが満足できそう

・ソフトトップの防犯面、耐候性への不安はガレージで対処可能なので購入にあたっての障壁とはならない
(LS売却、ロド購入となれば必然的にIS Fは普段遣い車になるためガレージの外へ…2台入るガレージが欲しくなりますw)


以上の点から、ロードスターを買うならソフトトップになりそうです。
ちなみに噂されている年末の改良は概ねネットに出ている情報の通りで、購入を検討しているRSグレードへの影響は

(1)FR版Gベクタリングコントロール的なもの
(2)ボディカラーにアークティックホワイトが廃止されプラチナクォーツメタリックが追加

あたりでしょうか。
(1)はアクセラでハッキリ体感できる機能ではありませんでしたが、GVC有りと無しで乗り比べると分かるくらい違いはあるそうですので気になる機能ですね。
(2)のプラチナクォーツメタリックはたぶん選ばない色ですね…。白系なら陶器のようなヌメッとした深い色味のセラミックメタリックが好みでしたが、ロードスターから設定が無くなってしまったのが今でも残念です。

ボディカラーは
ソウルレッドクリスタルメタリック
マシーングレープレミアムメタリック
ポリメタルグレーメタリック
のいずれかを選ぶつもりです。

ネットで噂されている「マツダコネクト8インチ化」は営業資料にはありませんでしたが、ぜひ実現していただきたいです。



次はいよいよポルシェです。
こちらには用事があって伺うのは初めてでしたし敷居もそれなりに高いイメージがあったので、アポ無しでは目的を果たせないと判断して事前に予約して伺いました。

本命はボクスターGTS4.0ですが、近くのポルシェセンターに試乗車が無いため「オープン走行を718ボクスター PDKで体感し、6気筒4Lを718ケイマンGTS4.0 6MTで体感する」ことで「疑似ボクスターGTS4.0 6MT」の試乗という形になりました。



■718ボクスター PDK



・4気筒水平対向サウンドはドロロロッ…とワイルド。ただ、やはり6気筒に憧れを抱いてしまいそう

・オープン時の開放感はロドと遜色なし、風の巻き込みはロドより少なさそう

・加速は300馬力もあればさすがに不満なし、むしろ素ボクスターでも十分速い

・PASM搭載車で、乗り心地が思いの外良かったことに驚き

・PDKの変速スピードがまさに電光石火で、ダウン・アップともにIS FのSPDSより速い。ただ、R35もそうだったように、DCT特有のゼロ発進での半クラのようなもっさり感は気になるといえば気になるところ。(MTしか考えていないのでただの感想です)




■718ケイマンGTS4.0 6MT



・クラッチがだいぶ重い(所有車との比較では軽い順にZC32Sスイスポ<NDロド<z33=ケイマン)

・水平対向6気筒4L、400馬力の軽く吹け上がる上に速すぎる加速は、オープンにして本気で走ったらどのくらい風を巻き込むのか気になった

・エキゾーストはゴウッゴウッとワイルドなサウンドを奏でながらも4気筒より澄んでいて、4000回転OVERのサウンドがメカニカルノイズも含めて非常に気持ちが良いが、一般道でこの領域をほぼ味わえないのがネック

・PASM搭載車。ボクスターより硬いが、それでも角がきれいに丸められたような硬さでこの手の車としてはだいぶ乗り心地が良い。「ドライバーに必要な路面情報はきちんと提供し、それ以外の無駄な情報は極力無くしたセッティング」とのこと




■初ポルシェの感想

・ドアノブを引くと真横ではなく斜め上に跳ね上がることに驚いた

・ライトOFF時にメーターが光らないので、特にオープン時に日光の当たり方によっては見づらいことがある。この点を含め、室内機能におけるドライバーへの配慮は国産車が上手な印象。

・もっと気難しいイメージがあったが、さすがに最新の車だけあり構えること無く(良い意味で)普通に乗れそう。ただ、仕方ないことだが一般道のみの試乗ではポルシェの本当に美味しいところは味わえない

・アクセルペダルがこれまで所有した車と比べだいぶ重いため、加速時に「踏むと加速しますよ?それでも踏み込みますか?」と聞かれているような印象。個人的には、重いアクセルは微調整がしやすいため好印象

・ボンネット収納が想像より深く、さらにトランク収納もあるためロドより荷物が載りそう

・シフトの+ー、パドルの+-、オープン・クローズスイッチなど、操作時のスイッチ自体の移動量が少なくカチッと重いフィーリング




■「初見の人には役付きは売らないって本当ですか?」

こんな質問をぶつけてみました。すると…

「ケイマン/ボクスターGTS4.0はご新規様でも枠さえ確保できれば販売できますが、よりレアなモデル、例えば911 GT3ですと当店でも現時点で30台近く注文が入っているものの、実際に当店で引けるのは10台程度になりそうです。
ご新規様の方の中には転売目的の方が一定数いらっしゃる可能性があり、当店としてはこれまでお付き合いがあり本当に乗りたい方へ販売したいと思っているため、ご新規様より既存オーナー様の優先順位が高くなってしまう点はどうかご理解いただければと思っています。」




■認定中古車オーナーへの役付き販売は?

「新規の方と比べると若干は優先順位は上がるかもしれませんが、割当は新車購入オーナー様までで終わってしまうと思われます。」



■維持費について

メンテナンスパックは3年で約35万円、5年で60万円強といったところで、サーキットなどのハード走行をせず走行距離がそれほど伸びない場合はメンテナンスパック+税金+車検費用程度で乗れるようです。ただし車検代は30万円後半くらいは見ておいたほうが良さそうで、当然普通の車より維持費はかかると思っておく必要はありますね。



■購入の流れ

一般的に車を購入する際は「仕様を決めて契約、発注」という流れです。輸入車ではこれとは別に「売れ筋仕様をインポーターが仕入れていて、気に入った仕様が在庫であればすぐ納車可能」というパターンもありますが、ポルシェの場合はデポジット(預かり金)を払ってまず生産枠を獲得しないことにはいつまで経っても購入できないようです。ただ、モデルさえ変更しなければオプションはメーカーOP・ディーラーOPを問わず生産開始前までにゆっくり選べるスタイルのようですので、本当に購入を検討するならまず生産枠を確保していただきたいとのことでした。

ただしGT3はデポジットを預かっても枠を確保できないまま生産終了してしまうことがあるため、上記30名の中にはデポジットを預かっていない方もいらっしゃるとのことです。一旦仮案件のような形式で預かり、枠を取れる見込みが出てきたら払ってもらうのでしょうね。



とりあえずGTS4.0は新規客でも買えるそうなので、自分がボクスターGTS4.0の購入を決めた場合は購入資金を確保するために動くことになります。
ボディカラーはゲンチアンブルーメタリックを考えています。



いやぁそれにしても、本当にポルシェのオプションは恐ろしいですね。標準でいろいろ付いているGTS4.0でもオプション総額250万オーバー…PCCB抜きで。
(とはいえロードスターもブレンボ&RAYSホイールを始めとする欲しいオプションを選んでいくとオプション総額60万円になってしまったので、本体価格を考えると妥当…なのか?)



■ロードスターか、ボクスターか。

一般的には「買えるならボクスターでしょ!」という意見が大多数と思いますが、金銭的な事情よりも配慮しなければならない事情がいくつかあるため、慎重に検討を重ねるつもりです。残念ながら、ボクスターは買ったあと面倒なことがいくつか予想されるのです…。

また、試乗を通して「これだけの価格差に対して、自身が車へ抱く『楽しさ』という印象に対しては価格ほどの差が無いのでは…」と思ってしまう自分が今ここにいます。ポルシェはもっと凄いと思っていたということなのでしょうか。ただし、ボクスターは今回の試乗でその良さを全て味わえなかったのに対してロードスターはほぼ本来の用途での試乗ができたという点を考慮すると、現時点での比較はそもそもフェアではないのでしょう。

実は今回の試乗の前に、10月にオープンしたばかりの「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」における911と718を使用した専用コース走行の予約(11月)を取っていました。このアンフェアな判断を払拭するためにも、この走行結果を判断材料に付け加えても良さそうです。

ちなみにロードスターは現時点での発注が既に年次改良モデルに切り替わっているようで、早めに注文すれば年明けくらいの納車になりそうという話があるにはありますが、うーんどうしようか…。



前回同様話が流れてしまい、LSを売却するだけで終わってしまう可能性も無くはありませんので、経過も含めて生暖かい目で見守っていただけるとありがたいです。
Posted at 2021/10/11 17:25:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年12月01日 イイね!

諦めるけど、諦めない。

諦めるけど、諦めない。先日おもしろレンタカーさんでお借りしたロードスターが忘れられず、アクセラでお世話になっているディーラーに試乗と見積もりを依頼しました。
レンタカーが20万kmオーバーだったためだいぶミシミシ言っていたのに対して、今回の試乗車は令和2年3月登録、走行距離500kmのSilver Top。エンジン改良後かつ最新の個体ということで、レンタカーよりシャキッとした本来のロードスターを味わうことができました。

アクセラの査定額をディーラー下取りとしてはだいぶ高く出してくれ、金額的に自分の中では家計にさほどダメージを与えずにやりくりできると判断したため先週末に妻の説得を試みましたが、
「アクセラを買ってまだ1年も経たないのに売るなんてさすがにダメでしょ?」
と一蹴。
我が家にはIS Fがあるし、妻もジュークに5年乗っているので一般的にはこれが当たり前の反応なのでしょうね…。IS Fとアクセラを売却して購入するならウンと言うのかもしれませんがそれは考えていませんし、再来年1月のアクセラの車検時に改めて考えようと思っています。

ちなみに今年のロードスターの改良は、噂されていたとおり
・ホワイト内装の追加
・外装色の入れ替わり
 IN:ディープクリスタルブルーマイカ
 OUT:エターナルブルーマイカ
だそうで、それ以外の大きな変更は無さそうとのことでした。

先日のブログでは「見た目は自分の好みではない」と書いたロードスターですが、レンタカーを借りてからというもの、気付けばいつまでも頭から離れなくなっていました。試乗時に改めて実物を眺めてみて、実際に自分好みではなかったのはヘッドライトの形状くらいだったようで、それ以外のデザインは結構気に入っていたみたいです。

また、ほぼ全ての走行性能に影響を与える絶対的な軽さ、コストを掛けた足回り、純正とは思えないくらい音質にこだわった澄んだエキゾースト、ショートストロークかつコクコクと入るシフトフィール、コーナリング時に後ろから押してくれるようなFR特有の気持ち良さ、手動であるが故に気軽に開閉できるオープン機構…
一度乗ってしまったが最後、その魅力の虜になってしまいました。


白黒ハッキリ付けたがるご時世を考慮すると、100km/hまででもその良さを十分味わえるロードスターは「走りを楽しむためにちょうどいいクルマ」です。オープン走行で心地よいのも80km/hくらいまでなので尚更です。それに、オーナーのほとんどが速さを求めてロードスターを買っていないがために、そのカーライフがとても穏やかに見えます。まさに「だれもが、しあわせになる。」初代ロードスターのカタログコピーの通りです。
もし加速に物足りなさを感じることがあっても、我が家には幸いIS Fがいます。この2台なら真逆の味わいがあるため、どちらに乗っても楽しいと思える組み合わせになりそうです。
だったら最初からその組み合わせにしろよって?
…ええ、自分も今更ながらそう思っています…(汗)

アクセラは快適な移動という点においてはIS Fやロードスターより適していますが、そこそこ尖ったクルマに乗ってきた自分には刺激が足りないのかもしれません。ATの変速ショックにやや不満があるので、MTを選んでいたらもう少し違ったのかな…。
とはいえ人生のうちに一度でもディーゼル車に乗れたことはいい経験ですし、今すぐ乗り換えるわけではないので、この先もうしばらく一緒に走っていこうと考えています。

諦めるけど、諦めない。
夢の続きはまたいずれ…

Posted at 2020/12/01 14:32:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年08月31日 イイね!

防錆塗装と代車CX-5

昨日に引き続きアクセラのネタです。
高速道路の路面凍結防止のために冬場撒かれる塩カル。その塩カルによる下回り対策として、防錆塗装施工のためにディーラーへアクセラを預けてきました。

先日の半年点検時に錆止め施工について相談したところ「後日改めて午前中からお預かりして、夕方くらいの仕上がりになりそうです」とのことでしたので、事前に作業予約しての訪問でした。

店舗に到着すると若いスタッフさんが出迎えてくれ、用件を告げてから待合スペースでしばらく待っていましたが音沙汰なし。ガラス越しに駐車場を見ていると、先程の若いスタッフさんはうちのアクセラの運転席シートに透明フィルムを被せ、足元に汚れ防止用の紙マットを付け始めています。







あれ?代車は?



午後から仕事ですし、さすがに代車なしで待てということではないよなぁと思い、たまたま近くを通りがかった別のスタッフさんに「夕方くらいまでかかると伺っていたので代車をお借りするつもりで来たのですが…」と告げると、急いで代車を用意していただけました。

どうやら若いスタッフさんが代車の段取りを忘れてしまっていたようで、後ほど本人が謝罪に来ました。あわてんぼうな気配があったし、若いうちはこういう失敗も含めた経験を積み重ねて成長していくものです。
「大丈夫ですよ~」と返しておきました。



用意していただいた代車は




CX-5のディーゼルでした。
以前から興味はありましたが購入意欲が無いままの試乗はしないため、こういう機会は非常にありがたいです。




ピラー・ルーフともにブラックなところがシックでいいですね。
IS Fも同様にブラックなところを気に入っているのですが、アクセラはグレーです…。




シートベンチレーション。
思いのほかしっかり冷やしてくれます。
IS Fに装着しているSPORT-JCの「レカロヴェント」は背面と座面の湿気を吸い出すタイプなのに対して、こちらは冷気を当てるタイプなので即効性が高いです。




BM後期アクセラの22XD乗りが最も嫉妬する(?)箇所、オートブレーキホールド。
見た目は同じ形状でも、アクセラのこの箇所はただのカバーになっています。
最近はこれが付いている=全車速追従クルーズでもあるようで、30km/hでしか作動しないアクセラにも付いていたらもっと快適なのになと残念に感じてしまいました。



内装はこの価格帯としては非常に高級感があります。CX-5はもちろん、コンパクトカーであるMazda2でさえ価格以上に感じる質感の高さを提供してくれるのは、最近のマツダ車が評価されるポイントの一つです。

ただ気になるところもあり、CX-5のシートのデザインは良いのですが、座りやすさやホールド感はアクセラのシートのほうが自分には合っていました。車格的にゆったり乗ることを優先しているのでしょうか。

静粛性はアクセラとは比較になりません。
中身は若干違えど同じ2.2Lディーゼル、にもかかわらずエンジン音もロードノイズもほとんど聞こえず、とても静かです。



走行性能について。
自分のこれまでの車歴がかなり影響していると思いますが、CX-5の乗り心地はだいぶ柔らかく感じました。上下の揺れの収まりが悪いといいましょうか。着座位置の高さに慣れていないことも相まって、この乗り心地はとてもソワソワします。所有するなら純正よりは少し硬めであろうオートエグゼの足回りを導入したくなりそう。

そもそもうちの車たちより目線や床が高いため仕方ないと思いつつも、アクセラの乗り心地はこれまで乗ってきた硬めのスポーツモデルからの比較で柔らかいことを良いと思っただけではなく、他車種と比較しても自分にとってちょうどよい硬さだったんだなと実感することになりました。



作業を終えて戻ってきたアクセラを運転すると「そうそうコレだよ!」感がすごく、自分にはアクセラの着座姿勢や走りの味付けが合っているようでした。
SUVを選ぶとしてももう少し先になりそうだな、と感じた代車試乗でした。
Posted at 2020/08/31 17:27:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2019年07月13日 イイね!

国民車の味わい

国民車の味わい水曜日、休日でしたのでジェームスでスイフトのオイル交換を実施したところ、同時に無料点検を実施してくれました。





現在22,000km走行のS.drive、タイヤの溝が意外と残っています。
軽さはこんなところにもメリットを与えてくれますね。
次はPilot Sport 4を考えていますが、タイヤを交換する前に…!?


含みをもたせた書き方ですが、これは最近仕事で高速通勤の機会が増え、通勤車両に求める要素が変わったことが理由です。
今まではどんな用途であってもクルマには「楽しく走って目的地にたどり着けること」を求めていましたが、最近「通勤車両については、快適かつ安全に移動できること」を優先したいと思うようになりました。


車に興味が無くなったわけではありません。
最近の通勤が高速主体で楽しさをさほど感じられませんし、楽しく走ったら走ったで疲労を伴います。これらの要因が勤務中の集中力の欠如に繋がるなと思うことが増えてきたため、上記のようなことを考えるようになりました。加齢もあるのでしょうね(笑)


IS Fは、先日書いたようにガレージ保管するので手放すつもりはありません。
スイフトをどうしよう?というお話です。
オイル交換したばかり、しかも今日コーティングのメンテナンスでショップに預けて戻ってきたばかりですが、もし手放すかもしれないにしても、自身が所有しているうちはきちんとメンテしてあげたい性分なんです。


街乗りメインとして運転するスイフトは、水の上をスイスイと走るミズスマシのような良き相棒です。でも通勤が高速主体になってくると「スポーツ」と名乗るだけある硬質さ、ホイールベースの短さを始めとする車両自体の性格がネガティブ要因として気になるようになってきました。
冬場に灯油を補充するのが家庭内での自分の仕事の1つなのですが、スイフトに20Lポリタンク2つを収納するためには後部座席を倒す必要があり、それでいてフルフラットにはならない仕様なので、もう少しラゲッジが広い車がいいなぁという思いも抱いていました。


そんな考えから、
扱いやすい「手頃なボディサイズ」
高速での風切り音が疲労に繋がるので「静粛性高め」
乗り心地や安定感重視の「快適ツアラー」
移動手段としての「安全・先進装備」
そして「灯油ポリタンクがラゲッジに載る」w
を重視した車を検討すると…



やっぱりアイツが出てくるんですよね。





Cセグメントにおける世界のベンチマーク






フォルクスワーゲン・ゴルフ。


今までの自分であればゴルフのラインナップの中でGTIかRを選んでいたでしょう。
(買えるかどうかという話はさておき)
ですが今の自分は、先程の条件を考慮してハイラインを選びます。


コンフォートラインではなくハイラインである理由は1.4Lエンジンであること。
主目的が快適な高速通勤のためなので、コンフォートラインの77kW(106PS)・175Nm(17.8kgm)という1.2Lエンジンの出力では物足りなさを感じるかなと思い、103kW(140PS)・250Nm(25.5kgm)の1.4Lエンジンを搭載するハイライン1本に絞って検討。


平日なら大丈夫かなと思い、アポなしで試乗するためにVWディーラーにお邪魔してきました。予想通りそれほど忙しくなかったようで、快く試乗させていただけました。


写真は撮っていませんので、インプレ系のサイトをご覧いただければと思います。


ゴルフは仕事ではあまり目立つ車に乗りたくないという人にはうってつけのスタイリングですね。田舎では未だに輸入車、特にドイツ御三家に乗ることに抵抗を示す人々がいますが(我が家の父もですが…)、VWなら輸入車でも鼻につきにくいはず。
なんてったって企業名が「国民車」ですしね!


試乗したのは「ゴルフ7.5」と称されるマイナーチェンジモデルの「ハイライン TECH EDITION」というグレード。
TECH EDITIONの特徴は
・フルLEDヘッドライト
・LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター=流れるウインカー付き)
・Active Info Display(デジタルメーター)


ちなみに
・電動パーキング、ブレーキホールド(オートホールド付き)
・停止まで機能するレーダークルーズ
これらはゴルフ7発売当初から搭載されていたようですね。


簡単に感想をまとめると…


【エクステリア】欧州車らしい自己主張強めのプレスラインが目立つスタイルではあるものの、全体的には奇をてらっておらず、どんなシチュエーションにでも対応できそう。


【インテリア】デザインにさほど新しさは感じませんし、ドア内張りなどを見てもさほど素材が良いわけでは無さそうですが、実用性重視で使い勝手は悪く無さそう。


【静粛性】我が家のスイフト・IS Fとの比較ではIS F寄り。かなり静かでロードノイズも風切り音も気になりません。ドアを閉める音からも気密性の高さを実感でき、質実剛健な印象。


【走行性能】10年くらい前にアウディTTを試乗して以来のDSG、ゼロ発進はややモタつきますが走り出してしまえば違和感なし。変速ショックもほとんどありません。


【機能面】後部座席を倒さなくてもラゲッジに灯油ポリタンクが入ります(笑)
後部座席を倒せばほぼフルフラットに。
デジタルメーターは機能的に優れているだけでなく視認性も高いです。中央に地図を表示できるので、視線移動が少なく安全面にも寄与しそう。


「これは評価されるし売れるよね」としか言えないクルマでした。


TECH EDITIONは既に生産が終わっており、現在はMEISTERというグレードをメインに販売しているそうです。その絡みで、TECH EDITIONはMEISTERに比べてかなり値引きできるそうです。そんな見積もりをいただき、ついでに住宅ローンを抱えた状態でもローンに通るのか気になったのでその場で審査を受けてみましたが問題なく通過。


購入のための材料が揃ったので自宅に帰り妻に乗り換えの話をしてみると…


「新居の家財道具や外構にこれからお金かかるのに、また車買い換えるなんてダメに決まってるでしょ?お金貯めないと!」


ごもっともです。(汗)


さらに追い打ちをかけるように
一昨日「ジュークの右後輪がパンクした」(→新品タイヤ注文済み)
今日「タイヤではないところから異音がするからディーラーに持っていったら、エンジン周りに原因があるかもしれないということで預けることになった」
と妻から連絡が。
昨年9月に初回車検だったジューク。延長保証断ったっけな…(汗)


さすがにこの状況での乗り換えは難しそうですし、この流れは「乗り換えはやめておけ」と言われているとしか思えません。
自分用としてクルマを2台持たせてもらっていることだけでもありがたいと考えることにします。


この2台体制を続けるためのとりあえずの対処として、スイフトの車高調(FLEX Z)の減衰調整を前後ともに10段戻し→14段戻しにしたところ、だいぶ突き上げが緩和され、意外と乗り味も悪い方向には向かいませんでした。
今までは「スポーティな車に乗っていて車高調を入れてるんだから、その性格を考慮したセッティングにしなくては」という強迫観念に縛られていましたが、なりふり構わず柔らかいセッティングにしても、それほどフニャフニャにはならないんですね。勉強になりました。


いかにも乗り換えます的流れで書き出したブログでしたが、従来通りIS Fとスイフトの2台体制を続けることになりました。
スイフトオーナーの皆様、「裏切り者!」と思わず温かい目でみていただけるとありがたいです…^^;

------
2019.08.21追記
https://bit.ly/2Z35nG6
ゴルフやポロに使われる7速DSGのリコールが発表されたようです。
ゴルフ7の中古車を検討するためにネットで情報収集した際に「ゴルフ7、特に年式古めのモデルはDSGが壊れる」という話を聞いており、実際年式が古いモデルは中古価格はだいぶ安くなっていました。
リコールが発表された今、7.5ではないゴルフ7を購入してリコール対応してもらうのはアリかもしれませんね。
しかしこれ、自腹でウン十万かけてDSGを修理した方はどうなるんだろう…。
返金してもらえるのかな。
Posted at 2019/07/13 20:03:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

プロフィール

「3年3ヶ月で11,111km。歴代愛車の中でもかなり少ない走行距離です。しかし、この11,111kmが一番楽しかった走行距離かもしれません。」
何シテル?   05/16 14:54
GS FとNDロードスターで、AT&MT、ハイパワー&ライトウェイトという相反する2台を楽しんでいます。 基本的にスポーティな車が好きですが、自身の用途に合わ...

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