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2021年10月31日 イイね!

ロードスターを、そしてマツダ車をまた選んだ理由

NDロードスター納車が待ち切れなくて調べ物ばかりしているため、



kindleで3冊まとめて関連する本を買ってしまいました💦



さて、競合車種に対してロードスターが優位な点…というか、短いスパンで2台も購入することになったマツダ車のどこを気に入っているのかをまとめてみました。



■アダプティブLEDヘッドライト(ALH)



対向車両のヘッドライトや先行車両のテールランプを検知すると、そのエリアだけを部分的にロービームに切り替え、その他のエリアではハイビームを維持する機能です。それだけではなく、低速時には車両付近を広角に照射して交差点などの視認性を高めたり、高速走行時には光軸を少し上げて遠方の視認性を高めたりといった、かゆいところに手が届く機能まで搭載されています。
類似機能として「オートマチックハイビーム」がありますが、この機能は先行車両や対向車両を検知した際にハイビームをOFFにするだけですので、似たような機能でも実際にはだいぶ違いがあります。
ALHは主に高級車に採用されている機能ですが、マツダは車両価格帯を考慮すると、意識して積極的にそして廉価で幅広い車種へ導入しているようで好感が持てます。ボクスターではLEDヘッドライト+ALHで30万円近くするオプションだったような?

NDロードスターの場合、あんなに小さなヘッドライトにも関わらず左右各12ブロックにエリアを分割できるそうです。アクセラは左右4ブロックずつでしたので、少しずつ進化させていることが伺えますね。

たまたまネットでレクサスの三眼LEDヘッドライトをNDロードスターに換装された写真を見かけましたが、ALHを殺してしまっているのか最初から非搭載の年式またはグレードなのか…もし前者であれば個人的には勿体無いなと感じてしまいました。

可能な限り広範囲にハイビームを照射し続けてくれることで、暗いところを目を凝らして見ようとする際に発生する疲労が軽減されます。夜間走行機会が多かった自分は、アクセラとLSでそのありがたさを身を持って体感している機能です。
ただこのALH、トラックのテールランプの認識が甘いのが玉に瑕で、完全におまかせというわけにはいかないというのが自分の認識です。常にONではなく、深夜の高速走行などトラックが多い時間帯には自身でON/OFFを切り替えたほうがよいでしょう。余計ないざこざを避けるためにも💧



■コマンダーコントロールとディスプレイ位置

アクセラのときにも書いた記憶がありますが、タッチパネルの場合はどうしても操作時に腕を伸ばす必要があるため運転姿勢への影響が出てしまいます。コマンダーコントロールを使用すれば、運転姿勢を変えずに画面の操作ができるため安全運転に繋がります。最近「タッチパネルがあればいいよね」と、この手の操作機能を廃止するメーカーが多いのが残念です。
さらに、ディスプレイ位置がフロントガラスに近い高さにあるため視線移動が少ないことも、運転の疲労軽減に繋がる良いレイアウトだと思っています。

マツダコネクトのインターフェイスへの注文が無いわけではありませんが、ネットで検索して出てくる悪評ほどひどくはありません。登場当初と比べればだいぶブラッシュアップされていることもあり、アクセラで使っていましたが大きく不便と感じることは殆どありませんでした。
どうしても使いたくないという方はCarPlayやAndroidAutoを使うという手もあります。アクセラの場合はマツダコネクトナビでないとヘッドアップディスプレイへの経路表示ができないというデメリットがありましたが、NDロードスターはヘッドアップディスプレイ非搭載のため無関係ですね。

ちなみにマツダコネクトのディスプレイですが、半導体不足の影響なのかマツダ2やCX-3(いずれも第一世代マツダコネクト)で従来の7インチから8インチに切り替わっているようです。義兄が半導体関係の某企業に勤めていて偶然話を聞く機会がありましたが、半導体が不足している現状では新しめの部品を優先して生産しているようで、既存の部品が後回しにされた結果このようなことが起こるのではないかとのことでした。


「つらつらとMAZDA」様より引用
https://taku2-4885.hatenablog.com/entry/2021/10/29/180837

ロードスターも同じ第一世代+7インチディスプレイですので、このタイミングでの8インチ化に期待したいところです。先日軽井沢で初お披露目された990Sで明らかになったのかと思いきや、990Sはマツコネ非搭載…未だ不明のままです。



■シートポジション



FFマツダ車のデザインを「FRはともかく、FFの癖にデザインを優先してロングノーズなんてただの無駄でしょw」と嘲笑する方がいますが、それは一を知って十を知らないというもの。まず第一に適切なドライビングポジションを取れることが前提にあってのロングノーズ化なんです。これも実際にアクセラを所有したからこそ言えることですが、ステアリングを中心に両足を対称に置ける運転姿勢は非常に快適ですよ。間違いなく疲労の軽減に繋がっていました。

とはいえ、数年前までのNDロードスターはステアリングがチルトのみでしたので適切なドラポジが取れない方がいたかもしれませんが、2年くらい前の改良でテレスコピックが追加されたおかげで、ほとんどの方が適切なドラポジを取れるようになりました。歴代ロードスターでもテレスコ搭載は初めてだったようで、「従来も無かったから諦めて」ではなく、必要なものはしっかり取り入れてくれるところはありがたいですね。レンタカーがテレスコ非搭載で運転姿勢をやや妥協した記憶があるため、テレスコ搭載が無かったら購入を検討していなかったかもしれません。



NDロードスター納車は早くてもあと3ヶ月のようですが、ランクルのように2年とか言われてしまったら自分は我慢できないでしょうね…。下取り価格もさすがに2年は保証してくれないでしょうし。

何かと比較して自分はまだマシだと思ってしまうのは僕の悪い癖、と杉下右京さんのようなセリフを残してブログを締めようと思います。
Posted at 2021/10/31 18:25:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | NDロードスター | 日記
2021年10月22日 イイね!

The Last Piece

The Last Piece・ミニバン(イプサム)
・ステーションワゴン(レガシィツーリングワゴン)
・クーペ(フェアレディZ)
・軽自動車(ekスポーツ)
・メタルトップオープンカー(コペン)
・セダン(IS F)
・SUV(ジューク)
・コンパクトカー(スイフトスポーツ)
・ハッチバック(アクセラスポーツ)

様々なボディタイプの車を所有してきた自分にとっての最後のピース。
それがソフトトップのオープンカーでした。




「後輪駆動+MT+オープンカー」という最後のピースに当てはまる、だいぶ価格差のあるボクスターとロードスターという2車種で本気で悩み、自身の中でやっと踏ん切りが付いたため本日契約してきました。



最後のピースは
マツダ・ロードスター
に決めました。



試乗した印象を何度思い起こしてみても、いまの自分が「所有したい!」と思ったのはロードスターでした。
色褪せないデザイン、ライトウェイトでないと味わえない軽快感、ただ硬いだけでないしっとりとした質感ある走り、風を感じながらマニュアルトランスミッションで思い通りに操れる楽しさ。運転が手段ではなく目的になる、感性に訴えかけてくるスポーツカーだと思っています。

グレードはRSにしました。
ロードスターは高いグレードが至高というわけではなく、走りはSグレードがいい!という方もいらっしゃるようで人それぞれ。今回の年次改良でSグレードをベースに走行性能を向上させる特別装備を追加した「990S」というグレードも新登場するようですが、快適さも求めたい自分には全部入りのRSが合っていたというところですね。

現在注文すると2022年モデルの受注になるため、噂されている「FR版Gベクタリングコントロール」が搭載されているようです。社外秘の資料には「KPC -キネティックなんとかコントロール-」と書かれていたような…?
内容はネット上での予想通り、コーナリング時の内輪ブレーキ制御とロール制御でした。
RSに関してはこの点以外の変更点はほとんど無さそうです。



ボディカラーは
ソウルレッドクリスタルメタリック
マシーングレープレミアムメタリック
ディープクリスタルブルーマイカ
ポリメタルグレーメタリック
のどれにしようか一晩悩みに悩んで、





ソウルレッドクリスタルメタリック
にしました。



もう一台万能な車があって趣味性の高い車に乗るのだから、思い切った色を選んでしまおう!とは思っていました。
マツダといえばソウルレッド。一般的なレッドと比べて深みのあるソウルレッドはずっと気になっていた色でしたが、自分と赤い車のイメージが湧かなかったため、きょうのディーラー訪問まではマシーングレーにするつもりでいました。
それが、ディーラーの入り口に展示されていたロードスターRFのソウルレッド(先日試乗した車でした)の実物を見たら一気にこの色に惹かれてしまい、心が傾いてそのまま押し倒されてしまいました。



メーカーオプションはRSを選んだ同じ理由から
・Bremboキャリパー(レッド塗装)
・大径ブレーキローター
・16×7JインチRAYS鍛造アルミホイール(ダークガンメタリック塗装)

を選択しました。(3つで1つのセットオプション)
i-ELOOP+i-stopは、アクセラ時代に常時OFFにしてしまっていたくらいですので選択しませんでした。

ディーラーオプションはRSに装着されるRECAROシートに合わせて総アルカンターラ仕様、あとは総LED仕様に加えその他諸々といったところです。

純正エアロは付けるなら全部付けたくなってしまうタイプなのですが、リアアンダースカートを付けてしまうと納車後に交換を予定しているSACLAMサイレンサーとのスペースが十分に取れないそうで、リアを付けないなら全部付けないという結論になりました。





ディーラーでも取り扱えるAutoExeのND-06Sエアロ(フロントアンダースポイラー、リアアンダーパネル、リアウイング)。
こちらのリアアンダーパネルとSACLAMサイレンサーの組み合わせで装着された方がいますが問題無さそうで、見た目もなかなか好みであるため装着を考えていました。ですが、まだ年次改良モデルの正式発表前ということでディーラーでは適合確認ができていないそうです。どうしても気になったら後で付ければいいかと思い、今回は取り付けませんでした。



ロードスター2022年モデルの正式発表が12月、販売開始(=生産開始)が1月後半とのことで、いま注文しても納車は来年の2月くらいになるようです。
LSを売却して頭金にするつもりでしたが、その場合ロードスターの生産開始直前までに頭金を支払うために売却する必要があり、売却後の普段乗り車が無くなってしまうという問題がありました。
そこで、ダメ元で営業さんに「LS売却後の代車ってご用意いただけませんかね…?」と尋ねてみたところ、「下取りに出していただければ現時点での査定額を保証したままロードスター納車まで乗っていただいても構いませんよ」とのことでしたので見積もりを依頼してみました。すると思いの外高額査定を出していただけたため、それなら…ということでディーラーへ下取りに出すことに。
これなら納車当日LSで迎えにいけるので助かります。



契約こそ済ませたものの納車まで最低でも3ヶ月は待つことになります。その間、大きさを持て余して手放しはしますが、父から受け継いだLSと過ごす時間をもう少し味わっていければと思っています。
ぶつけないように今まで以上に安全運転を心がけます😅
Posted at 2021/10/22 19:32:20 | コメント(9) | トラックバック(0) | クルマあれこれ | 日記
2021年10月10日 イイね!

屋根を開けて走りたい欲望の具現化に向けて

屋根を開けて走りたい欲望の具現化に向けて突然ですが、次に購入する車は
後輪駆動
MT
オープンカー
と決めました。



とはいえ具体的に何かが決まったわけではありませんので、「何シテル?」のポルシェの封筒の中身は正式な契約書ではないことをここにお伝えいたします。
マツダの封筒も後ろにあることですし…。



昨年末にロードスターに試乗し、本気の見積もりまで取ったにもかかわらずあえなく断念しましたが、あの楽しさが未だに忘れられないようで、自身の中では後輪駆動MTオープンカーの火がまだくすぶっていました。

そんな中、予期せぬ形でLSを所有することになり3ヶ月が経ちました。
自分にLSは大きすぎるようで、しかもLSのゆったりした乗り味と操作に対する穏やかな反応は自分の好みではないと感じることが多いため、すぐにではありませんがLSはいずれ手放そうと考えています。そこで、LSを下取りに出してMTのオープンカーを買うなら?という妄想のお話です。



そもそも後輪駆動でMTのオープンカーというだけでかなり選択肢は絞られてきます。その中で、



「高速走行でのオープン走行は風の巻き込みが強くて気持ち良くないし、ハイパワー車だと一般道でエキゾーストを楽しめない。だったら、使い切れるくらいの馬力のほうがオープンカーを楽しむには丁度いいんじゃない?」代表
マツダ・ロードスター



「この先内燃機関車およびMT車が無くなってしまう可能性が高く、これが最後のチャンスかもしれない。だったら、長期保有を考えて上を目指せるだけ目指して貴重なモデルを購入したほうが良いのでは?資産価値としても見られるし」代表
ボルシェ・718ボクスター



の2車種に絞り、まずは体験してみよう!ということで試乗してきました。
かなり価格差はあるため「この2車種で悩まないだろw」と思われるかもしれませんが、手が届かないものを検討するつもりはありません。純粋に「今の自分にはどちらがより楽しめるか」という点で真剣に悩んでおります…。



まずロードスターから。
ソフトトップは昨年末に試乗しており、またレンタカーで200km近く走らせたのでどんなイメージなのかはまだ覚えています。ただ、RFはシートに座ったくらいで走らせたことがなかったため、RFでのオープン走行がどんなイメージなのかを味わいたく、予約もせず以前アクセラでお世話になっていたマツダディーラーに突然お邪魔してしまいました。
にもかかわらず、現NDオーナーでもあるカーコンサルタントの方の話を伺いながら試乗させていただくことができました。お子さんが手を離れたタイミングで奥様にご相談されたところなんとかOKをもらえたようですが、「私も乗れるようにATにしてね」と言われてしまったそう。それでもロードスターに乗れることに感謝していて、お休みの日にはいろは坂や十国峠(茨城)にドライブに行くのが楽しみのようでした。



それではロードスター試乗の印象をまとめてみます。



■ロードスターRF VS 6MT



・ソフトトップより重くてもまだまだ軽快さは残っている

・クラッチは軽く、ソフトトップとの差もほとんど感じない

・開放感は当然ソフトトップに劣る。頭上後方はあまり気にならないが斜め後方が気になる

・澄んだ4気筒サウンドが心地よい。ただし音量がだいぶ控えめなのが残念

・車重が軽いことの最大のメリットでもあるクイックな挙動は、この後試乗するボクスター/ケイマンと比較しても気持ち良い




ロードスターとRFで比較すると…

・オープンカーとはいえ高速走行時は風の巻き込みを考慮するとクローズにするか左車線を80km/h程度で走行せざるを得ず、そう考えるとオープン走行はほぼ一般道で楽しむことになる。RFが強みとするパワーが必要なシチュエーションなら、よりパワーがあり開放感も兼ね備えたボクスターを選んだほうが満足できそう

・ソフトトップの防犯面、耐候性への不安はガレージで対処可能なので購入にあたっての障壁とはならない
(LS売却、ロド購入となれば必然的にIS Fは普段遣い車になるためガレージの外へ…2台入るガレージが欲しくなりますw)


以上の点から、ロードスターを買うならソフトトップになりそうです。
ちなみに噂されている年末の改良は概ねネットに出ている情報の通りで、購入を検討しているRSグレードへの影響は

(1)FR版Gベクタリングコントロール的なもの
(2)ボディカラーにアークティックホワイトが廃止されプラチナクォーツメタリックが追加

あたりでしょうか。
(1)はアクセラでハッキリ体感できる機能ではありませんでしたが、GVC有りと無しで乗り比べると分かるくらい違いはあるそうですので気になる機能ですね。
(2)のプラチナクォーツメタリックはたぶん選ばない色ですね…。白系なら陶器のようなヌメッとした深い色味のセラミックメタリックが好みでしたが、ロードスターから設定が無くなってしまったのが今でも残念です。

ボディカラーは
ソウルレッドクリスタルメタリック
マシーングレープレミアムメタリック
ポリメタルグレーメタリック
のいずれかを選ぶつもりです。

ネットで噂されている「マツダコネクト8インチ化」は営業資料にはありませんでしたが、ぜひ実現していただきたいです。



次はいよいよポルシェです。
こちらには用事があって伺うのは初めてでしたし敷居もそれなりに高いイメージがあったので、アポ無しでは目的を果たせないと判断して事前に予約して伺いました。

本命はボクスターGTS4.0ですが、近くのポルシェセンターに試乗車が無いため「オープン走行を718ボクスター PDKで体感し、6気筒4Lを718ケイマンGTS4.0 6MTで体感する」ことで「疑似ボクスターGTS4.0 6MT」の試乗という形になりました。



■718ボクスター PDK



・4気筒水平対向サウンドはドロロロッ…とワイルド。ただ、やはり6気筒に憧れを抱いてしまいそう

・オープン時の開放感はロドと遜色なし、風の巻き込みはロドより少なさそう

・加速は300馬力もあればさすがに不満なし、むしろ素ボクスターでも十分速い

・PASM搭載車で、乗り心地が思いの外良かったことに驚き

・PDKの変速スピードがまさに電光石火で、ダウン・アップともにIS FのSPDSより速い。ただ、R35もそうだったように、DCT特有のゼロ発進での半クラのようなもっさり感は気になるといえば気になるところ。(MTしか考えていないのでただの感想です)




■718ケイマンGTS4.0 6MT



・クラッチがだいぶ重い(所有車との比較では軽い順にZC32Sスイスポ<NDロド<z33=ケイマン)

・水平対向6気筒4L、400馬力の軽く吹け上がる上に速すぎる加速は、オープンにして本気で走ったらどのくらい風を巻き込むのか気になった

・エキゾーストはゴウッゴウッとワイルドなサウンドを奏でながらも4気筒より澄んでいて、4000回転OVERのサウンドがメカニカルノイズも含めて非常に気持ちが良いが、一般道でこの領域をほぼ味わえないのがネック

・PASM搭載車。ボクスターより硬いが、それでも角がきれいに丸められたような硬さでこの手の車としてはだいぶ乗り心地が良い。「ドライバーに必要な路面情報はきちんと提供し、それ以外の無駄な情報は極力無くしたセッティング」とのこと




■初ポルシェの感想

・ドアノブを引くと真横ではなく斜め上に跳ね上がることに驚いた

・ライトOFF時にメーターが光らないので、特にオープン時に日光の当たり方によっては見づらいことがある。この点を含め、室内機能におけるドライバーへの配慮は国産車が上手な印象。

・もっと気難しいイメージがあったが、さすがに最新の車だけあり構えること無く(良い意味で)普通に乗れそう。ただ、仕方ないことだが一般道のみの試乗ではポルシェの本当に美味しいところは味わえない

・アクセルペダルがこれまで所有した車と比べだいぶ重いため、加速時に「踏むと加速しますよ?それでも踏み込みますか?」と聞かれているような印象。個人的には、重いアクセルは微調整がしやすいため好印象

・ボンネット収納が想像より深く、さらにトランク収納もあるためロドより荷物が載りそう

・シフトの+ー、パドルの+-、オープン・クローズスイッチなど、操作時のスイッチ自体の移動量が少なくカチッと重いフィーリング




■「初見の人には役付きは売らないって本当ですか?」

こんな質問をぶつけてみました。すると…

「ケイマン/ボクスターGTS4.0はご新規様でも枠さえ確保できれば販売できますが、よりレアなモデル、例えば911 GT3ですと当店でも現時点で30台近く注文が入っているものの、実際に当店で引けるのは10台程度になりそうです。
ご新規様の方の中には転売目的の方が一定数いらっしゃる可能性があり、当店としてはこれまでお付き合いがあり本当に乗りたい方へ販売したいと思っているため、ご新規様より既存オーナー様の優先順位が高くなってしまう点はどうかご理解いただければと思っています。」




■認定中古車オーナーへの役付き販売は?

「新規の方と比べると若干は優先順位は上がるかもしれませんが、割当は新車購入オーナー様までで終わってしまうと思われます。」



■維持費について

メンテナンスパックは3年で約35万円、5年で60万円強といったところで、サーキットなどのハード走行をせず走行距離がそれほど伸びない場合はメンテナンスパック+税金+車検費用程度で乗れるようです。ただし車検代は30万円後半くらいは見ておいたほうが良さそうで、当然普通の車より維持費はかかると思っておく必要はありますね。



■購入の流れ

一般的に車を購入する際は「仕様を決めて契約、発注」という流れです。輸入車ではこれとは別に「売れ筋仕様をインポーターが仕入れていて、気に入った仕様が在庫であればすぐ納車可能」というパターンもありますが、ポルシェの場合はデポジット(預かり金)を払ってまず生産枠を獲得しないことにはいつまで経っても購入できないようです。ただ、モデルさえ変更しなければオプションはメーカーOP・ディーラーOPを問わず生産開始前までにゆっくり選べるスタイルのようですので、本当に購入を検討するならまず生産枠を確保していただきたいとのことでした。

ただしGT3はデポジットを預かっても枠を確保できないまま生産終了してしまうことがあるため、上記30名の中にはデポジットを預かっていない方もいらっしゃるとのことです。一旦仮案件のような形式で預かり、枠を取れる見込みが出てきたら払ってもらうのでしょうね。



とりあえずGTS4.0は新規客でも買えるそうなので、自分がボクスターGTS4.0の購入を決めた場合は購入資金を確保するために動くことになります。
ボディカラーはゲンチアンブルーメタリックを考えています。



いやぁそれにしても、本当にポルシェのオプションは恐ろしいですね。標準でいろいろ付いているGTS4.0でもオプション総額250万オーバー…PCCB抜きで。
(とはいえロードスターもブレンボ&RAYSホイールを始めとする欲しいオプションを選んでいくとオプション総額60万円になってしまったので、本体価格を考えると妥当…なのか?)



■ロードスターか、ボクスターか。

一般的には「買えるならボクスターでしょ!」という意見が大多数と思いますが、金銭的な事情よりも配慮しなければならない事情がいくつかあるため、慎重に検討を重ねるつもりです。残念ながら、ボクスターは買ったあと面倒なことがいくつか予想されるのです…。

また、試乗を通して「これだけの価格差に対して、自身が車へ抱く『楽しさ』という印象に対しては価格ほどの差が無いのでは…」と思ってしまう自分が今ここにいます。ポルシェはもっと凄いと思っていたということなのでしょうか。ただし、ボクスターは今回の試乗でその良さを全て味わえなかったのに対してロードスターはほぼ本来の用途での試乗ができたという点を考慮すると、現時点での比較はそもそもフェアではないのでしょう。

実は今回の試乗の前に、10月にオープンしたばかりの「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」における911と718を使用した専用コース走行の予約(11月)を取っていました。このアンフェアな判断を払拭するためにも、この走行結果を判断材料に付け加えても良さそうです。

ちなみにロードスターは現時点での発注が既に年次改良モデルに切り替わっているようで、早めに注文すれば年明けくらいの納車になりそうという話があるにはありますが、うーんどうしようか…。



前回同様話が流れてしまい、LSを売却するだけで終わってしまう可能性も無くはありませんので、経過も含めて生暖かい目で見守っていただけるとありがたいです。
Posted at 2021/10/11 17:25:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

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「3年3ヶ月で11,111km。歴代愛車の中でもかなり少ない走行距離です。しかし、この11,111kmが一番楽しかった走行距離かもしれません。」
何シテル?   05/16 14:54
GS FとNDロードスターで、AT&MT、ハイパワー&ライトウェイトという相反する2台を楽しんでいます。 基本的にスポーティな車が好きですが、自身の用途に合わ...

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