
1983(昭和61)年にフルモデルチェンジされ、V6で登場したZ31型フェアレディZ。
ニセンターボはグロス170馬力、
3000ターボは230馬力までパワーアップされました。
以後、セドグロ、レパードにも搭載され、
「おぉ、日産はV6で勝負するんだ」というムードが醸し出され、
「直6命のスカGも次はV6か?」なんて噂されましたね。
ところがギッチョンチョン。
流石「技術の日産」というか、サンイチスカイラインには、ちゃーんと直6をこれでもかってくらい用意してました。
日産が継子・スカイライン(プリンス出)にこれだけのことをしたのは過去なかったという記憶です(笑)。
が、肝心のツインカム24バルブが ・・・ ね(汗&笑)。
ま、それはくどくなるので ・・・ 汗、
デビュー時、こっぴどく叩かれたRB20DETを、インタークーラーを上に載っけて、新たな馬力表示ネット180馬力で、
なんと! V6で勝負していたZ31に載せたんです。
この時、ターボをセラミックタービンに替えてます。
これが ・・・ 良かったんですよね(はい、画像)。
当時、このデッカイパワーバルジの載った無骨さが気に入った私は、
Zは、この、ニセンZRしかないだろって思ってました。
もう一度画像、このスタイルには、やっぱ直6ですよね(汗&笑)。
で、Z31は、V6・OHCターボだったので、
3000はグロス230、ニセンがグロス170、
で、ニセンZRは ・・・ ネット180 上手いよね~。
ネット表示がいつからかははっきり知りませんが、
ZのRB20DETは吠えるのに、スカGのは吠えない。
徳大寺御大はターボが違うのかなんて呑気なこと書いてましたが、
やはり、二番目に(ここ、重要ですよ)、セラミックターボ版を載せたサンイチ2ドアスポーツクーペGTSは、生まれ変わったんですよね。
GTSの登場は、翌年の追加で、ネット表示180馬力です。
Zは170からの~180、スカGは210からの~180。
もう、笑いしかないですね。
カタログをパラパラ見て購入を考えるふつ~の人々は、どう思うでしょうかね。
小っちゃなコメ印(※)なんて、読み飛ばしますよね(笑)。
同時期のトヨタのツインターボは ・・・ ネット185馬力だよね。
流石トヨタ、しっかりしてるわ(笑)。
サンイチスカイラインの4ドア版と2ドアGTSのカタログ馬力の間の悪さ、これが痛恨のミスだった気がしてなりません。
・・・ でも、サンイチはサンニーより売れたんだよね。
Posted at 2020/07/27 06:12:20 | |
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