
1984(昭和59)年に追加されたのが、カブリオレとハイルーフ・マンハッタンサウンドです。
「四川の壁」は、基本、40年前のクルマという感じで描いてますが、シティとなると特別です(笑)。
「こういうクルマを出してくれる」というのが、私の「ホンダ」のイメージです(書いてて虚しい)。
80年代の半ばは、日本の自動車メーカーにとって「試練の時代」でした。
アメリカとの貿易摩擦が激しくなり、彼の地では、労働者が日本車をぶっ壊すニュースが流れてましたね ・・・ トランプ氏(まだ、大統領なのかな?)の認識ってこの頃のままですよね、負けるワケです(負けてないのかな)。
ホンダはいち早く工場の海外進出を図りました。
これって輸出台数の制限もって迫るアメリカへの一つの解決策でした。
だから、「ホンダ イズ アメリカ」なんて仰るお気楽ヤンキーも多いようです(笑)。
だから、ホンダが外を見るというのはね、当然と言えば当然。
北米での大ヒット作・アコードが、むやみにデカくなるのも「必然」です。
これは、トヨタ・カムリも同様。
アコードって「調和」と言いつつ、いつしか日本市場に「調和」せず、現状に至っています。
噺逸れてますが ・・・ 汗、
そんな80年代でも、まだ、国内市場を重視していたホンダは、
「シティ」シリーズの最後のカンフルとして、オープンモデルの「カブリオレ」と、全幅と全高が同じの「ハイルーフ」に「マンハッタンサウンド」というオーディオファン垂涎のモデルを追加します。
カブリオレ ・・・ あのブルドッグのボディを使うのは粋でしたね。
でも、ターボチャージされてない素のエンジンですので、ゆったりと走ります。
コレはMTで操るのが楽しいんですよね、オープンには「スピード」に勝る「悦び」がある。
そして、2代目にスィッチするんですが ・・・
この2代目は、初代のコンセプト完全否定の、妙に背の低いクルマになりました、この振れ幅、これがホンダだよね(笑)。
Posted at 2020/11/27 07:03:18 | |
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