
「隣のクルマが小さく見える」 …
この有名なキャチコピーには、トヨタカローラへの対抗心が煮えたぎってますね(画像)。
1966(昭和41)年のそれぞれの初代デビュー時は、
ダットサンサニー1000
全長3820㎜×全幅1445㎜×全高1345㎜、
カローラDX
全長3845㎜×全幅1485㎜×全高1380㎜、
後出しのカローラの方が「+100㏄の余裕」で、ちょっと大きいんです。
その結果、販売競争はカローラに軍配が上がったんですね。
「大衆車のパイオニア」を自負しているサニーだけに、2代目もかなり力の入ったモデルになりました。
私は歴代サニーの中で一番好きですね(笑)。
そのボディスタイルは、セダン(2・4ドア)とクーペ。
全長3830㎜(セダン、クーペは3825㎜)×全幅1495㎜(クーペは1515㎜)×全高1390㎜(クーペは1350㎜)と、キャッチコピー通り大きくなりました。
サニーらしくあくまでもボクシーです。
そうそう、画像、「サニー(Sunny)1200」のあたり見てください。
ちゃ~んと「ダットサン(DATSUN)」とありますね。
メーカーマークは今に通じるモノになってはいるんですが(画像左下)、「日産自動車株式会社」と小さくあるだけです。
これが、90年代ぐらいかな、「DATSUN」消しにつながり、「NISSAN」になっていくんです、会社の方針(?)で。
で … この後、5月に出てくるカローラが … これは明日。
サニーは、排気量が1200㏄とカローラに追いつき(って言うのかな)、
この年、プリンス企画で市場に投入される本格的横置きFF車・チェリーとの住みわけが確立します(チェリーは1000㏄と1200㏄)。
カローラの下に「パブリカ」があったので、それに対抗しました(かな)。
画像は「GL(グランドラグジュアリー)」ですね。
これまでのグレードは、STD(スタンダード)とかDX(デラックス)とかだったけど、洒落たグレードが洒落た装備を加えて登場してきますね。
で、タコメーターの付いた強力エンジン(当時は「ツインキャブ」っていうありがた~い道具があってね)が「GX」だった記憶です。
ローガイ世代には、この「タコメーター」が憧れのアイテムになるんです。
今の若い方の憧れのアイテムって、何なんだろう?
あ、クルマに興味ないか(あはは)。
Posted at 2025/10/28 07:37:58 | |
トラックバック(0) |
旧車ネタ | クルマ