米中開戦か～南シナ海で暴挙続く

「こちらは中国海軍だ。軍事区域に近づいている。直ちに退去せよ」

中国が岩礁埋め立てを進める南シナ海の海域で米軍機が中国側から８回にわたって退去警告を受けた。


南シナ海の”公海”である場所を”領海”と称し、スプラトリー（中国名・南沙）諸島で
人工島　－砂の万里の長城－（ハリス米太平洋艦隊司令官）　を建設し、軍事施設として実効支配し、防空識別圏を設定することは明白だ。

米軍機は
「国際法で認められている公海上空を飛行している」
と応酬。


「アメリカとの対立も辞さない」

アメリカは、国際的に認知されている用語ではない”軍事区域”という呼称が、東シナ海と同様の防空識別圏と設定されたとしても無視する意向だが、支那は本気でアメリカと戦争をするつもりなのでしょうか？

南シナ海で暴挙続けば米中開戦の恐れ

中国は現在、南シナ海のほぼ全域を囲む９つの線からなる「九段線」（赤い舌）を引き、国際法を無視して南シナ海の大部分を「自国の領海だ」と主張。領有権を争うフィリピンやマレーシア、ベトナムなどの周辺国を力で恫喝し、岩礁を埋め立てて軍事拠点を建設している。

米国はこれまで後手後手だったが、やっと本気で「中国の軍事的拡張阻止」に乗り出した.。

＞＞人工島の１２カイリ以内は「領海」適用されず　米国防長官

カーター米国防長官は、中国が南シナ海で造成している人工島を基点に、１２カイリ（約２２キロ）の「領海」を主張することはできないとの考えを示し、国際法上の解釈に基づき、中国を強く牽制（けんせい）した

今更、工事中止を求めたところで、遅すぎだ。

日米共に、”民主党”は中国に弱腰ですよねぇ。

「米中冷戦時代」の到来か　対立も辞さない習近平

アジアにおける中国の覇権樹立、13年11月の防空識別圏設定以来、南シナ海の島々での埋め立てや軍事基地の建設を着々と進めアジアの平和と秩序を乱しているにもかかわらず、
「アジアの安全はアジア人自身が守る」

これは、明らかにアメリカの軍事的影響力をアジアから閉め出す、米国排除である。

一方で、習近平は
「太平洋は広いから米中両国を十分に収容できる」
と、盛んに繰り返す。

つまり、太平洋を東側と西側にわけてその東側をアメリカの勢力範囲として容認する一方、太平洋の西側、すなわちアジア地域の南シナ海や東シナ海からアメリカの軍事力を閉め出し、中国の支配地域にする考えだ。

なんとも虫のいい話しで、全く受け入れることは出来ない。

日米同盟は、フィリピン、ベトナムそしてマレーシアと連携し、支那に徹底的に対抗すべきだ。
例え武力行使が必要となったとしてもだ。

集団的自衛権の行使が違憲？
毎度毎度、国会では野党の茶番劇が繰り広げられているが、時間の無駄だ。

ともかく、支那に南シナ海を実行支配されたら、次は東シナ海が危ない。

ここには、魂を売り渡した支那の同志・カツラ翁長がいる。