クリスマスの赤い花

アメリカ合衆国第４代マディソン大統領政権のとき、ジョエル・ポインセット外交官がメキシコから持ち帰った赤い花がクリスマスの花として定着した。
彼の名にちなんだポインセチアだ。

正論２８年１１月号　高山正之「折節の記」より


冬の花の代表はやはりシクラメンなのだろうが、私は、ポインセチアの方が好きだ。だが、普通すぎるのか、赤いポインセチアにはあまり魅力を感じない。
自然のものなのか、品種改良したものかは不明だが、タイトル写真のピンクや白、黄色、そして青や紫まで様々な色がありどれも綺麗だと思う。

ところで、色がついているからと言って、ここは花ではなく「苞（ほう）」という部分で、真ん中に固まったフジツボみたいなのが花だそうだ。

ポインセチアはメキシコ原産の常緑樹だから、冬に花屋に並ぶからといって、冬の花と勝手に言っているだけだ。当然、日本の冬は屋外に放置では枯れてしまう。
１０度以上の日の当たる場所を好み、乾燥に強いので必要以上に水やりはしなくていいということだ。


尚、タイトル写真のものは正確にはプリンセチアというらしいが、いずれにせよ熱帯原産なので寒さには弱いということだ。


ところで、一つを家に持ち帰ったのだが、家内は
「もっとはっきりした色が好き」
だって。

センスないねぇ。

まぁでも、花を愛する者は、きっと心も清いだろうと・・・ｗ