戦後日本の恩人 ジャヤワルデネ・スリランカ初代大統領

１９８７年４月１日
水曜日だったらしいが、国鉄が分割民営化されＪＲとなった日だ。

この頃はトラックの運ちゃんだったはずで、横須賀線の踏切で「JR」の文字をしみじみ眺めていたのを何故かよく覚えている。

かつての横須賀線の主力車両113系／ウイキペディアより

とまぁ、電車の話でもなく、ＪＲつながりという感じでもないな。
まぁいいやｗ

さて、
「賢者は歴史に学ぶ」
である。我が国の歴史を学ぶ上で、近代史に重点を置くべきであろう。
戦後の復興を成し遂げた我が国であるが、敗戦処理の段階で、現在の国の体をなしていなかったかもしれない危機があったことを忘れてはなるまい。

▼日本分割占領案

大東亜戦争敗戦後の１９５１年、サンフランシスコ講和会議にて、連合軍は日本を分割統治するつもりだったのだ。

この分割統治が廃案となった理由は諸説あるが、セイロン（当時現スリランカ）の代表ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナの国連演説が、日本を救ったと言われている。

また、戦後、一早く日本と国交を結んだのもスリランカだった。

※画像ならびに引用は日本を分割統治から救ったスリランカ初代大統領J.R.ジャヤワルダナの名演説より

産経抄

４月２４日会員限定記事

日本国民として、「戦後日本の恩人」であるジャヤワルデネ氏の功績は知らなければならない。
パール判事、
＞＞日印首脳会談～安倍首相の最強支持国に
レーリンク判事
＞＞東京裁判、無罪主張の葛藤 レーリンク判事の日記明らかに
そして、チャンドラ・ボース氏などと合わせて学校でしっかり教えるべきだ。
こういうことが、侵略戦争の概念を覆し、自虐史観からの脱却を図ることになるのだ。

＞＞スバス・チャンドラ・ボース

８月４日（平成３０年）

スリランカ、日本で初代大統領を称える活動　サンフランシスコ講和会議で日本を擁護　中国と距離置きたい思惑

スリランカのジャヤワルデネ初代大統領の記念館は是非実現して欲しいと願う。

ジャヤワルデネ氏の演説が、日本に対して忖度したとか、何か見返りを期待して日本を擁護したのではない。

と、ブッダの言葉を引用して、対日賠償請求権の放棄も表明している。

欧米白人の植民地の搾取や人種差別、メリケンの極悪非道ぶりを理解していたであろう彼は、大東亜戦争の開戦理由も知っていただろうし、人種差別撤廃を唱えた大東亜共栄圏構想へも賛同していたとうかがえる。



※あくまでも日本語での表記だが、ジャヤワルダナ、ジャヤワルダネと２通りあるが、引用元の記述をそのまま使った。

ジャヤワルダナ氏は演説以外にも、大統領就任後も、政界引退後もたびたび訪日し両国の交流に尽力し続けた。
また、演説に感激しメガネを外して涙をぬぐった吉田茂首席全権は感謝を述べ、その後、日本はスリランカにとって最大の資金援助国となる。スリランカ人はそれをよく知っていて、今の両国の良好な関係の礎となっている。

更に、

【産経抄】
自分の角膜を日本で生かしてほしい　４月４日（平成２９年）

ジャヤワルダナ氏は平成8年(１９９６年)に９０歳で亡くなったとき、「自分の角膜を日本で生かしてほしい」と遺言を残していた。
遺志の通り日本に送られ、２人の女性に移植された。

スリランカは、支那の「一帯一路」で南部のハンバントタ港を借金のカタに取られている。今こそ日本が恩返しすべき時であろう。