ウイグル強制収容正当化 中国、新条例で「再教育施設」

中国当局は新疆ウイグル自治区カシュガル市付近にあるイスラム系少数民族、ウイグル族の収容施設を劇的に拡大しているようだ。左の写真は2017年2月、右は2018年8月。

衛星写真で判明、中国・ウイグル族の収容施設が1年で11倍に拡大／BUSINESS INSIDER JAPAN

最初は、「根拠が無い」と収容所の存在を隠し嘘をつく。
だが、こんなの隠し通せるはずもなかろう。

バレると「内政干渉だ」と逆ギレし、
行きつくところは
「ウイグル人強制収容を正当化するための法改正」
で、無理やり正当化する。
これが中国と言う国の実態だ。

１０月１２日

中国、ウイグル族の強制収容施設を正当化

米議員、中国のウイグル政策を痛烈批判

【主張】

ウイグル族拘束　中国の人権侵害見逃すな

１０月１６日

【緯度経度】古森義久

ウイグル弾圧 裏に「一帯一路」

まとめておこう。

「中国に関する議会・政府委員会」※（米国の議会と政府の合同組織）によれば、
「一帯一路」構想では、新疆ウイグル自治区が重要なハブ（中枢）となり、その地元では少しでも反中志向が残っていてはならないという考えだ。

チベットや内モンゴルの少数民族の強制同化に比較して、ウイグルでは昨年春から前例のない大規模な住民の大量強制収容と洗脳工作を異様なスピードで推進した

ということだ。

正に「一帯一路」の不都合な真実だね。

※Congressional-Executive Commission on China(英語サイト）