麻生財務相はコロナ・ショックで正論に目覚めたか？

自民党が野党に下野した民主党政権下の平成２４年（２０１２）５月１３日、元総理の麻生太郎氏が長野県で講演を行った。


平成24年5月13日　麻生太郎総理講演 (1／3)


麻生は、戦後不況を立て直した高橋是清の話を引用し、増税せずともデフレ脱却は財政出動で可能だと正論を述べていた。

国の借金は国民の借金、借金を未来の子供達に残すなというインチキ経済学者の日本財政破綻論は、増税して国民からカツアゲするためのまやかしであることを麻生氏はわかっているはずだ。

＞＞消費税減税～財源は国債でいい

いつのまにやら、緊縮財務省の守護神に成り下がってしまったのは保身かね？
だが、コロナ禍は、麻生財務相を正気に戻したかもしれない。

６月５日

お金は知っている 田村秀男　
「景気回復によって税収を伸ばす」麻生財務相はコロナ・ショックで正論に目覚めたか？

私は基本的に麻生さんが好きだ。
メディアが目の敵にする“麻生節”は常に正論だ。



他は誰もこんなこと言えないよ。

６月６日

産経抄

６月６日会員限定記事

ポスト安倍が、石破だの、岸田だの騒がしいが、私は麻生でつなぎ再度安倍という、プーチン・メドベージェフ方式がよいと前にも主張した。

支那の属国が良いなら石破、米国の犬が良いなら岸田でもいいけどね。

さて、
麻生財務相が本当に目覚めたのであれば、早いとこ消費税減税を安倍首相に提言し、個人消費を活性化させてほしい。内需の拡大で経済が回復すれば、自然と税収が上がるじゃないか。

増税後の景気後退は過去の歴史でも、今般の消費税１０％増税でも明らかだし、兎に角、コロナ禍はリーマン級では済まなさそうだ。