ロシア　マリウポリ“制圧”と発表

ロシアが、ウクライナ東部のマリウポリの制圧を一方的に宣言した。

ロシア マリウポリ“制圧”発表　プーチン氏 国防相に「おめでとう」／FNN PRIMEオンライン（4月22日）



あとは、“兵糧攻め”にしろと命じた。

だけど、ショイグ国防相との距離、近いな。
プーチンの会談と言えば、

こんな長～いテーブルがお馴染みだからねぇ。

侵攻当初は側近のショイグ国防相との距離も８ｍあったｗ

国内向けのアピールだったんだね。

もっとも、


つまり、ロシア軍がうっかり踏み込めばまだ反撃される状態であり、まだ陥落していないということだ。

ロシアも攻撃を継続中だし。

４月２３日

露軍、２２日も製鉄所攻撃　ＩＡＥＡトップ原発訪問へ

マウリポリ 露「制圧」後も攻撃続行
民間人犠牲2万人超 集団墓地埋葬隠蔽か

地下施設が大破、死傷者多数　マリウポリ（フォト特集）
北方領土「不法占拠」復活　外交青書、対露融和色消える

ウクライナ東部で、ロシアに反撃しているのはウクライナ正規軍と「アゾフ大隊」だ。

▼７面
高い戦闘力・アゾフ大隊　露は「ネオナチ」批判

ウクライナ アゾフ大隊司令官「最後まで戦う」　拠点には女性・子どもも「１時間おきに空爆受けている」


ところで、この「アゾフ大隊」は、軍閥、つまり武装勢力の一部で「ネオナチ」。ゼレンスキー大統領は制御不能で困っているという論調があるが、これもロシア発信のプロパガンダだ。今は正式に正規軍であり、命がけで国を守っている。
実際に、制御不能であった時期もあったようだが、ロシアにとってはウクライナ侵攻を正当化する格好の口実になり得たわけで、２０１４年のクリミア併合の頃よりしていたわけだ。

公安調査庁も世界のテロ・ゲリラ組織一覧からアゾフ大隊を削除した。


ただ、アゾフ大隊がネオナチ勢力というのが誤りかどうか微妙なところ。部隊章にハーケンクロイツが使われているのは事実だ。

いずれにせよ、
アゾフ大隊の反撃は、明らかな国際法違反であるロシアの武力侵攻に対するものであるから、主権国家による自衛権の行使だ。完全に合法であろう。