ベスト８目前で涙～サッカーＷ杯２０２２

カタールワールドカップ２０２２決勝トーナメント１回戦

日本は前回準優勝のクロアチアに１２０分の激闘の末、ＰＫ戦で敗退した。

【クロアチア－日本】ＰＫ戦の末に敗れ、ピッチに突っ伏す南野（中央）に声をかける長友（左手前）ら＝１２月５日、アルジャヌーブ競技場（蔵賢斗撮影）

世界から見ればドイツとスペインが決勝に進むだろうと思われていたＥ組で、両国を撃破し１位通過した。サッカー通は勿論、普段は関心の薄いにわかファンも巻き込み日本中が熱狂の渦で一丸となった。

フジテレビで生中継されたクロアチア戦は、深夜の放送ながら３８％の高視聴率を記録した。

１２月７日

遠い８強「これが実力」　新時代のサッカーで前へ


産経抄 １２月７日無料会員記事


主張
Ｗ杯日本敗退　悔しさを次の景色の礎に


▼１６面、１７面
日本、ＰＫ戦３人失敗　死闘の末の「わずかな差」

またも８強目前で涙　日本、4度目の挑戦もはね返される

ＰＫ戦で敗退したのは偶然でしかない。記録上、クロアチアとは引き分けなのだ。
世界との差はまだあるが、素人目にはそんなに大きな差には思えない。この悔しさをバネに次回はきっとベスト８の壁を破り一気に世界一に向けて駆け進んで欲しい。

それにしても、クロアチアのゴールキーパー・リバコビッチのスーパーセーブ連発は神がかっている。

準々決勝のブラジル戦でも日本戦に続きＰＫを止め、準決勝進出の立役者となった。

だが、

クロアチアGKリバコビッチ　試合終了後の“ある行動”が話題　「プレーも精神も超一流」と絶賛の声相次ぐ／スポニチ

勝利が決まると、クロアチア代表は一斉にリバコビッチの元へ駆け寄るが、リバコビッチはそんなチームメイトから逃げるかのように走り出し、ペナルティエリアを出てから勝利の喜びを分かち合ったそうだ。

ＰＫを外したブラジル選手を気遣ったとすれば素晴らしいスポーツマンシップだ。
彼の試合中の表情は「ミルコ・クロコップ」にしか見えなかったけどね。

また、
試合後、涙するネイマールにクロアチアの子供が駆け寄った。スタッフに制止されながらも、ネイマールを慰めるため声をかけ、ネイマールもそれにこたえ抱擁した。そんなシーンがあったそうだ。

涙するネイマールを慰めたのは、クロアチア代表選手の子供「サッカーはこのような瞬間があることで、より美しくなる」／ゲキサカ


ペリシッチ選手の子供とのこと。この試合は延長戦開始間近で寝落ちして見れなかったが、感動的なシーンだったね。

そして、


森保一監督も。

これぞ日本人の礼節。
お疲れさまでした。